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ゾム
お前がリヴに指図できると思っとるんか！
？？
できるさ、僕はこの国の総統なんだ
チーノ
！？ お前が……！？
？？
だから、リヴは僕の言うことを聞かなきゃいけない
？？
元々、この国の住人なんだからね
リヴ
……………
？？
それに、リヴ
？？
何年か前に、君の親達が行方不明になった理由を知ってるかい？
リヴ
な、なんでそれを…！？
？？
僕が殺したんだよ
リヴ
え……
？？
いやあ、すごく強かったよ
？？
強かったけど、僕には敵わなかった
ゾム
っ……！！
チーノ
………
？？
僕は、その気になれば誰でも殺せるんだ
リヴ
おじさんが、私の…両親を
？？
君の大切な人が、どうなってもいいのかい
リヴ
！！
リヴ
…………
ゾム
リヴ！！
ゾム
気にしなくてええ！！
ゾム
やから、戻ってこい！！
リヴ
ゾムさん…ごめんなさい
チーノ
！
チーノ
ゾム！！危ない！！
ﾊﾟｧﾝ
？？
あれ、外しちゃったか
チーノ
銃……
？？
さあ、リヴも戦闘モードに入ってもらうか
ゾム
！？
そう言って、おじさんは服の中から何かを取り出した
？？
さ、思う存分暴れていいよ
リヴ
うっ……がは…っ
息ができない
苦しい……
その途端、意識が切れた
ゾム
おい……？
ゾム
リヴ
リヴ
…………
ゾム
（違う、リヴやない）
ゾム
（目の色が違う）
ﾄﾞﾝｯ
チーノ
ガハッ‥.
ｶﾞｼｬｱﾝｯ
チーノが、壁を突き破って外へ投げ出される
ゾム
チーノ！！
チーノ
こっちはっ……大丈夫！！
チーノ
な、なんとかするから！！
ゾム
クソッ…
？？
じゃあ、僕は消えるとするよ
？？
楽しんでね
ゾム
あのゲス野郎ッ……！！
リヴ
……っ！！
赤い目をした、そいつは走ってくる
ゾム
リヴ……っ
ｶﾞｯ
リヴが振り下ろした足が、頬をかする
リヴ
！
ゾム
ぐっ……
体力も、速さも、力も
格段に上がっている
リヴを殺すわけにはいかない
ゾム
（いや、殺したくないんや）
体がこわばった
思ったように、体が動かない
リヴ
っ…
ゾム
がっ…
蹴りをまともに受け、俺は壁に飛ばされる
ゾム
ﾊｱ…ﾊｱ…
リヴ
…………
ゾム
クソ…
倒れ込んだ俺は、リヴに抑え込まれた
リヴ
……
さらに、首を絞められる
ゾム
ｱｸﾞｯ…
駄目だ
傷つけたくない
ﾎﾟﾂ…
ゾム
…？
首を絞めていた手力が緩むと同時に、
顔に雫がたれてきた
ゾム
なん…や…？
ぐっと閉じていた目を開ける
ゾム
………リ…ヴ…？
そこには、赤と青の目をしたリヴが、泣いている姿があった
リヴ
嫌だ……殺したくないっ……
リヴ
私の…恩人を………
ポツポツと、また涙がたれてくる
ゾム
やったら、命令なんか聞かなきゃええやろ！
リヴ
でもっ………そしたらっ‥.…
ゾム
俺達が殺されるから…か？
リヴ
殺されたくない…私の大切な人だから……
ゾム
っ……！
ゾム
俺が簡単にあんな奴に殺されると思っとるんか！！？
リヴ
っ‥.！？
ゾム
俺は軍事施設の幹部や！！
ゾム
ずっと戦争を体験してきとる！！
ゾム
今まで死ななかった！死んどらんからここにいるんや！！
ゾム
そんな俺が、アイツに殺される！？
ゾム
冗談じゃないわ！！
リヴ
……ッ…
ゾム
リヴ！俺を信じろ！！
ゾム
アイツになんか殺されへん！！
ゾム
やから…
ゾム
こっちに戻ってこい！！
リヴ
っ…！！
リヴ
うんっ…！！
リヴ
帰るっ…！ゾムさん達のところに帰るっ……！！
リヴ
ごめんなさい…っ
ゾム
…ええよ、もう
ゾム
おかえり、リヴ
○さんくん
みんなっ、頑張って投稿したよー！！
○さんくん
やったよっ…
○さんくん
地獄だあ…
○さんくん
次は、いいね2000で続き出します
○さんくん
さて、2000行くのか
○さんくん
明日が楽しみ（怖い）ですねぇ……
○さんくん
じゃあ、バイバイ
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