藤夢幻
全く関係ないお話を思いついたので
藤夢幻
書かせてください
生徒会長
先生?どうしたんですか?
先生
あぁ、生徒会長くんか
生徒会長
何か困りごとでも?
先生
今日理科のテストの補習の日だろう?
先生
補習を受けたくないとある生徒が教室に立てこもってしまって…
生徒会長
あぁ…
生徒会長
その生徒の名前をお伺いしても?
先生
6くんだ
生徒会長
なるほど
生徒会長
じゃあ私に任せてください
先生
6くんを教室から連れてこれそうか?
生徒会長
もちろん
生徒会長
彼女のことは2さんほどではないですが理解しているつもりです
先生
じゃあ頼んだよ
生徒会長
はい!
教室にて
生徒会長
おーい6さん!
生徒会長
ちゃんと補習を受けないと!
6
この声は…生徒会長か…
6
そんなこと言ったって無駄ですよ!生徒会長さん!
6
私は補習は2がいないと進まないんです!
6
今日2がいないということは私の補習が終わらないということ!
6
永遠に終わらない補習をして何になるんですか!!?
生徒会長
…6さん、よく聞いて
生徒会長
今日はなんの日だったか覚えているか?
6
え…理科のテストの補習と…
6
!!!!
生徒会長
そうだ、君の推しのガチャの開始日だよ
生徒会長
今日のために君はガチャ禁してまで石をかき集めていた…
生徒会長
その努力が無駄になってもいいのかい?
6
でも、それは補習を受けるという理由にはならないはず!!
生徒会長
知っているよ
生徒会長
君がガチャを回さないようにするために
生徒会長
天井まで石を稼いだあとお姉さんにスマホを預けたこと
6
な、何でそこまで…!?
生徒会長
私とお姉さんの関係を忘れたのかな?
6
くっっ…
生徒会長
今、君のお姉さんは隣りにいてね
生徒会長
ガチャの画面を開いているよ
6
まさか…!!
生徒会長
そう、ピックアップではなく、お姉さんは自身の推しのガチャを
生徒会長
君がかき集めた石で回そうとしているんだ
6
やめてお姉ちゃん!!
生徒会長
君がちゃんと補習を受けるなら止めると言っているよ
生徒会長
さぁ、どうするべきか
生徒会長
賢い君ならわかるよね?
6
…
6が教室から出てくる
先生
おぉ!本当に6くんが出てきた!
先生
生徒会長くんは一体どんな技を使ったんだ!?
生徒会長
ふふふ、技なんてとんでもない
生徒会長
私はただ、彼女の努力が消えてほしくなかったので
生徒会長
それを必死に彼女に伝えただけですよ
6
…生徒会長
生徒会長
?どうしたんだい?
6
私を教室から出したということはわかってますよね…?
生徒会長
一体何のことかわからn
6
理科のテストの補習、付き合ってもらいますからね☆
生徒会長
いやぁ…ちょっっっっと私も用事があって…
6
絶対ない人がする言い草ですよ
6
ほら、早く行きましょ生徒会長先生♡
先生
おぉ、生徒会長くんが教えると言うなら安心だな
生徒会長
え、チョットマッテクダサ
先生
6くんの次のテストが楽しみだな
生徒会長
はぁぁぁぁぁ!???
6
いつまで突っ立ってるんですかー?
6
早く行きますよー?
先生
頼んだぞ☆
生徒会長
…
生徒会長
帰りてぇ…
藤夢幻
というお話でした
藤夢幻
私の他の作品を見てくださっている方は
藤夢幻
2と6が誰のことか分かったと思います
藤夢幻
分からなかった方はぜひ読んでみてください
藤夢幻
ありがとうございました







