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#曲パロ
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コメント
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みぅ🤍🥀です。 9話、読み終えました……。 初兎くんの「世話焼き」と「独占欲」の両方が滲んでて、胸がぎゅっとなったよ。ないちゃんが甘えて「食べさせて」って言うシーン、緊張してた2人の距離が少し縮まった感じがして、すごく好き。 でも、シーン5で初兎くんが「ないちゃんに言った覚えがない」って言う台詞がすごく気になる……。記憶の欠落、まだ何か隠れてる気がするね。 あと、回想(シーン7〜8)の母親の暴力シーン、読んでて息が止まった。あの環境で「自分のせいでごめん」って言うないちゃんの優しさが、逆に痛すぎるよ……。 それでも、初兎くんが「自衛できるまでは傍にいる」って言ってくれた夜があって、今の2人がいるんだな、って思うと、切ないけど温かい気持ちにもなれた。 奏雨さんの描く「血」と「依存」と「優しさ」の境界線、すごく繊細で、読むたびに引き込まれます……。 また続き、読ませてくださいね🥀🤍
irxs nmmn作品です。白桃 水赤 吸血鬼 年齢 変更 血液表現があります。 桃 人間 白 水 吸血鬼 赤 人間 年齢 赤▹▸16歳 高一 白水▹▸見た目は17歳 高二 桃▹▸18歳 高三 黒▹▸年齢不詳 地雷・苦手な方の閲覧はご注意ください 「nmmn」という言葉を知らない方は調べてからの閲覧をおすすめします。 コメントでのご本人様のお名前は出さないようにお願い致します
目を覚ましてすぐ視界に映ったのは、顔色の悪い初兎くん。勝手に病室を抜け出したのか腕には管が刺さったままだ。
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血を吸いやすいように衣服でも緩めようとした。でもそれよりも先に初兎くんの牙が触れる
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「断られる」と初兎くんの顔には書いてあったが、強請るために服の裾を掴む。
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食事を掬い口元にスプーンを差し出されたが、今は起き上がるのがしんどい。だから俺は初兎くんを困らせるようなお願いを口にする
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腕に触れるだけで、頬が色付く初兎くん。 人に触られ慣れていないだけなのか、初兎くんは良く顔を赤くする
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親が子にするように食事を食べさせられる。咀嚼を終え飲み込むと、褒めるように頭を撫でる。
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髪を撫でられるのが嬉しくて頬が緩む。撫で終えると、指先は首筋の跡に触れる
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肌に触れる暖かな感触。血を吸って吐き出すと、傷口はゆっくりと塞がっていく
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温もりが欲しくて咄嗟に掴んだ手。そっと力を込めると、弱い力で握り返してくれた。
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フラつく足取りで病室に戻ると、腕を組み怖い顔をしたお兄さんが、椅子に座っていた
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彼の傷口を塞ぐ為に、迷わず自らの肌を裂き、血を注ぎ込んだ。だが、彼の蒼白な顔に血色が戻ることは一度としてなかった
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触れた時に恥じらう表情も、じわりと赤らむ頬も、僕が触れた時にだけ見せてくれる。
餌としてでなく一人の人間として欲しているから…期待してしまう
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口元を抑えその場に蹲ると、彼が優しく背を撫でてくれた
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身体が激しい拒絶反応を起こし、体中を痛みが苛もうとも、彼の首筋に血の管を立てるのをやめられない
他の誰の血も受け付けなくなったのは彼の家族の血を飲み干してしまった時からだ。
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近くにいるだけで、じわりと冷や汗が浮かぶ。頬を伝う涙と汗を先輩が指先で掬う
指先で拭い終えると首筋に髪が触れる。甘えるように背に腕を回して抱き寄せられる。
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雰囲気を壊すような発言に、先輩の口の端がピクリと震えた
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髪を撫でる手が心地良いと伝えるのは、恥ずかしくて先輩から顔を逸らした。
視界に目一杯映ったのは桃色の髪の彼。顔を近付け、顔を覗き込む彼の頬は徐々に緩んでいく
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気にしないフリをしたまま、頬にかかる彼の髪におずおずと触れる。
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朝食の準備をし終えた彼は、テーブルに食事の用意を進める
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ソファで寛いているいむくんの傍に駆け寄って声を掛けた
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彼は僕が言ったのだと主張する。でも、僕は彼にそんなこと言った記憶が無かった。
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思い出したと同時に鉄の味が口内に広がる。一回だけ吸って直ぐに拒絶反応を示した、彼の家族のことだ
彼と出会ったのは、今から五年前のこと。 当時の僕がまだ、誰の血の味も知らなかったことが全ての始まりだった
空腹を紛らわせようと、当てもなく街を歩く。そのとき、ふっと吹き抜けた風が心地よく頬を撫でていった
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九歳までは、薬局で買える栄養補助食品と、支給される血液パックで十分だった。でも、十歳になると喉の乾きは市販品では満たせない体に変わってしまった
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そんな時だった。彼と出会ったのは。街灯の光に照らし出された顔色は痛々しいほど青白く、浮き出た骨の形が分かる程、その体は不自然に痩せこけていた。
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生気のない哀れな姿だというのに、僕の喉は勝手に上下し、唾液を飲み込んでいた。
どんなに痩せ細っていようと関係なく理性を容易に塗りつぶす。本能が自然と彼の血を求めていた。
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頭上から降ってくる声は穏やかな低い声。 黙り込んでまま、青白い顔色の彼に視線を向ける。
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手を掴んで直ぐに彼は瞳を大きく見開き、 僕の顔を覗き込んできた
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物が散らかった部屋の中を彼は器用に歩いて、襖の中にしまっていた布団を取り出す
所々糸が解けて綿が出ている布団は、何度も縫い直した跡が見えた。
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物を退かして布団を敷く手は、玄関の扉が開く音と共に小刻みに震えた。
家族が帰ってきたのだろうか。震える手で襖を開けて、僕をその中に押し込んだ。
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後ろ手で襖を扉を閉める。それと同時にリビングの扉が勢いよく開いた。
扉を開けた人物は彼を見つけて直ぐ、騒がしい音を鳴らして彼に近付く
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「お母さん」と呼ばれた人物は、彼の白い首筋を掴み、迷いなく首を絞めた。
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宙に浮く体。子供の首を締め上げるのは母親がすることなのだろうか。
愛情表現とは違う怒声と、共に振るわれる暴力が彼を襲う。
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部屋を散らかしたことを叱る母というのも違う確かな違和感。彼は、嗚咽を漏らしながら何度も許しを得ようとした
でも…彼の謝罪も、抵抗は母を苛立たせるのには十分だったのだろう。首筋から手を離し、彼を床に容赦なく落とした
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締め上げられた痕は、白く細い肌の上にほんのりと色付いていた。口の端から滴り落ちる甘い香りが、鼻腔をくすぐり、こちらの本能を静かに揺さぶる
彼が「良いよ」と言う前に身体が自然と動いていた。襖を開けてその場に蹲る、彼の隣を静かに通り過ぎる
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腹の奥まで突き立てたナイフを一気に引き抜くと、生ぬるい返り血が勢いよく噴き出し、頬や手にべっとりと降りかかった
背後で震える彼の頬にも返り血が付いていた。血を拭いもせず震えている彼に頬を擦り付けた
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人の命を奪い去った直後の高揚感と同時に、強烈な空腹が胃を締め上げた。
限界だった。彼の透き通るような肌に牙を深々と刺し通すと、甘い血の味が口内に広がる。初めて味わうその血の甘さに、思考は容易に溶かされていった
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腹部を刺した際、頬に跳ねた血は重く鉄くさい、ただの生々しい赤に過ぎなかった。 でも、牙を深々と突き立て、脈打つ動脈から直接喉奥へと流し込む血は、別物だった
彼の母とは違う濃密な甘みが舌を包み込む。鉄の臭みを塗りつぶしていくその極上の味わいに、抗う術もなく深く惹き込まれる
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彼の母の命を絶ち、今や彼の血をも吸ったナイフ。綺麗に血を拭い取ったそれを、身を縮こまらせる彼の手に持たせる。
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ふくりと頬を膨らませ、拗ねたように眉を下げる。死体から流れ出る血液を舐め、直ぐに口元を抑えた。
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怯えに身を震わせる彼は、抗う術もないまま、ただ静かに血を啜られていった
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彼が身じろぐ度、牙が肌に深く突き刺さる。たらりと流れる血液を、舌先で舐め取り喉を嚥下する。
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失血のせいで力が入らないのか、彼の震える脚がだらりと力なく開いた。
その無防備な姿に構うことなく、さらに深く首筋から血を啜り上げる。死人のように蒼白だった彼の頬が、どこか熱を帯びたようにほんのりと朱を差し始めた
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首筋に腕を回され、強く引き寄せられる。肌を掠める密やかな熱量を溢れさせぬよう、抗う術もなく抱き締め返していた
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おずおずと手を伸ばし、彼の髪をそっと撫でる。ふんわりと柔らかい手触りの中に、ときおり指先が小さな絡まりを拾い上げた。
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彼が泣き止むまで、幾度も頭を撫でる。肩を濡らした雫を指先で掬い取ると、それは密やかな熱を帯びていた。
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安心したのか腕の中で、寝息を立てて眠る彼を抱き上げ