美咲
恋する乙女は無敵。
美咲
あの人のおかげで私の毎日は輝いている。
美咲
憂鬱の雨の日でさせも私の心は快晴の青空だ。
美咲
ただ一つ難点は
美咲
好きな人は画面の向こうの推しだということ。
美咲
好きになって2年
美咲
飽き性の私がここまで推してる理由。
美咲
存在している。生きているのに
美咲
溢れ出す2次元感
美咲
私の世界は推しが全てと言ってと過言ではない
お母さん
「美咲ーおつかい行ってきてー」
美咲
「気が向いたら行くー!」
お母さん
「それ10割行かないやつ笑」
美咲
「あ、ばれた?笑」
お母さん
「卵と夜ご飯のサラダに使いたいからプチトマトお願いね」
美咲
「強制かよ。笑」
美咲
「卵とトマトね」
お母さん
「"プチ"トマトね」
美咲
「"プチ"のほうね笑」
美咲
「じゃいってきまーす」
美咲
推しの歌でも聴きながら行こう
スーパー
美咲
卵でしょ〜
美咲
"プチ"のあいつね笑
美咲
えーっとこれはふつうのトマトだから向こうか
美咲
あったプチ
美咲
よいしょ
美咲
?!
??
?!
美咲
誰かと手が当たる
美咲
「あ、すいません!」
美咲
顔を上げるとそこには
推し
「大丈夫ですよ笑」
推し
「プチトマトどうぞ笑」
美咲
神様私は明日にでも死ぬのでしょうか目の前に推しがいます
美咲
そしてプチトマトが大好きになりそうです