/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
こんにちは～！
雨です！
今回は初めての小説なので
歌パロにしました！
曲はわたしのアール
ではどうぞ！
秋季
(私、屋上で靴を脱ぎかけた時に)
秋季
(三つ編みの先客に声をかけてしまった)
秋季
ねぇやめなよ
秋季
(口をついてでただけ)
秋季
(本当はどうでもよかった)
秋季
(先を越されるのがなんとなく尺だった)
秋季
(三つ編みの子は言う)
秋季
(どっかで聞いたようなこと)
三つ編みの女の子
運命の人だった、どうしても、愛されたかった
秋季
っ！ふざけんな！
秋季
そんなことくらいで
秋季
私の先を越そうだなんて！
秋季
欲しいものが手に入らないなんて奪われたことすら
秋季
無いくせに！
三つ編みの女の子
話したら楽になった
秋季
(って三つ編みの子は消えてった)
秋季
今日こそは
秋季
(と靴を脱ぎかけたたらそこに)
秋季
(背の低い女の子)
秋季
(また声をかけてしまった)
秋季
(背の低い子は言う)
秋季
(クラスでの孤独を)
背の低い女の子
無視されて、奪われた、居場所がないんだ
秋季
(って)
秋季
ふざけんな！
秋季
そんなこと位で私の先を越そうだなんて！
秋季
それでもうちでは愛されて、
秋季
暖かいご飯もあるんでしょう？
背の低い女の子
おなかがすいたｸﾞｽｯ
秋季
(と泣いて背の低い子は消えてった)
秋季
(そうやって何人かに声をかけて追い返して)
秋季
(私自身の痛みは)
秋季
誰にも言えないままﾎﾞｿｯ
秋季
(初めて見つけたんだ、)
秋季
(似たような悩みの子)
秋季
(何人目かに会ったんだ)
秋季
(黄色いカーディガンの子)
黄色いカーディガンの子
うちに帰る度に増え続ける痣を
黄色いカーディガンの子
消し去ってしまうためここに来たの
秋季
(と言った)
秋季
(口をついてでただけ)
秋季
(ホントはどうでもよかった)
秋季
(思ってもいないことでも声をかけてしまった)
秋季
ねぇやめてよ
秋季
(あぁどうしようこの子は止められない)
秋季
(私には止める資格がない)
秋季
それでも、ここからは消えてよ！
秋季
君を見ていると苦しいんだ、
黄色いカーディガンの子
じゃあ、今日は辞めておくね
秋季
(って目を伏せたまま消えてった)
秋季
今日こそは誰もいない
秋季
私一人だけ
秋季
誰にも邪魔されない
秋季
邪魔してはくれない
秋季
カーディガンは脱いで
秋季
三つ編みをほどいて
秋季
背の低い私は今から飛びますっ！
秋季
ｸﾞｼｬｯ
お帰りです！
では！
おつあめ～！
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
