さとみ
コンコン
さとみ
莉犬?今大丈夫?
さとみくん、、?
さとみ
あ、うん。俺だよ
いいよ、入ってきて
さとみ
わかった
さとみ
莉犬、大丈夫?
莉犬
大丈夫って言ったら噓になるかな…w
さとみ
…あ、お粥作ってきた
食べれる?
食べれる?
莉犬
食べる!✨
さとみ
ww
さとみ
ここ、置いておくから食べたいとき食べて
莉犬
えぇ~、食べさせてくれないの?
さとみ
え
莉犬
さとみくんが「あ~ん」してくれたら食べるかもなぁ~
さとみ
それはさすがに、、//!!
莉犬
俺病人なのに…
さとみ
っ//!
さとみ
わぁったよ…
さとみ
はい、あ~、、
莉犬
ん!
莉犬
もぐもぐ
莉犬
ん~、ほいひぃ~✨
さとみ
それはよかったw
莉犬
さとみくん料理上手なんだね
さとみ
レシピ見ながら作っただけだよ
莉犬
俺じゃできるかどうか…w
さとみ
大丈夫だって!みんなできるからw
さとみ
じゃあ今度何か一緒位に作ろ
莉犬
ん、それはもしや誘ってる?
さとみ
なっ!馬鹿!誘ってるわけねぇじゃん!
莉犬
ごめんごめんw
冗談
冗談
莉犬
俺はその前に体調良くしないとなぁ~
さとみ
…ねぇ、莉犬?
莉犬
ん?どしたの?
さとみ
…莉犬ってなんかあったの?
莉犬
えぇ?w
何急にw
何急にw
さとみ
なんか、、昔なんかあったのかなぁ~みたいな?
莉犬
…昔かぁ、、
莉犬
強いていうなら、、捨てられたことかな
さとみ
捨てられた、、?
莉犬
うん
まぁ俺がいけなかったんだろうけどw
まぁ俺がいけなかったんだろうけどw
母
あんたは何でこんなこともできないの!
りいぬ
ごめんなさい、、ごめんなさい、、だからもう許して…
母
あんたなんか生まれてこなければよかったのよ!
母
あんたがいたから幸せになれないのよ!!
母
ボコッバコッ
りいぬ
ぅ”あ”あ”、、おかあさ、、ごめんなさい、ごめんなさい、、ごめんなさい…
莉犬
それが小さい頃の俺の話
莉犬
お母さんから「もういらないから出てけ」って言われて俺は家を出てった
莉犬
1人で
小さい子供の時に 親にひどい過去を受け今トラウマを受けている人が 何人いることだろう… そのうちの一人でもある
俺なんかより、、よっぽど…
莉犬
夜に雨の中一人公演にいた俺をジェル君ところちゃんが見つけてくれたんだ
莉犬
俺以外のみんなは今と同じような裕福な暮らしを昔からしてたからね
莉犬
まぁ俺も昔の事はもう思い出さないようにしてるけど
さとみ
…ごめん
莉犬
いや、いいんだよ!
莉犬
さとみくんが謝ることじゃない
莉犬
むしろ俺のほうこそごめんね
莉犬
こんな暗い話して、あと俺にこんな過去があるのにさとみくんを傷つけちゃって
さとみ
俺は、、
莉犬
でも、俺さとみくんに同じようになってほしんだ
さとみ
同じようにって、、
莉犬
俺みたいに苦しい過去がある人は世の中にたくさんいる。その全員を助けられるわけじゃない。でも少しでも助けられるなら俺は助けたい
莉犬
さとみくんにもその一人になってほしんだ
さとみ
莉犬…
莉犬
やり方だいぶ間違ってるけどねw
さとみ
…!
この人たちが奴隷を雇ってるのって…
さとみ
ねぇ、莉犬たちが奴隷を雇ってる理由って…
莉犬
…え?あぁ、奴隷の理由はただの性処理だよ?
さとみ
…あっそ
莉犬
おい!w
なんだよ!!w
なんだよ!!w
さとみ
なーんでも?ほら早くおかゆ食べちゃって
莉犬
食べさせてよぉぉ~
さとみ
少しは自分で食べろ!w
莉犬
www
な~んだ 期待して損した…
まぁそうだよね 俺を雇ってる理由なんてしょうもない理由だよね
奴隷を雇ってる理由 確かに俺らの性処理だけかもしれないけど 俺が言ったように誰かを救いたいって思いもあるんだよ さとみくん
まぁ、それを教える日はいつか来るかなぁ~







