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早く続きが見たい....( '-' )
るぅか
るぅか
るぅか
るぅか
るぅか
~ッ
ころん
ひどい頭痛で目が覚めた
ころん
真っ暗で何も見えない、
何処だここ…、何してたんだっけ僕…
僕ん家でもないし、るぅとくん家でもない…
って違うでしょ!!!
ころん
莉犬
!!
良かった。
莉犬くんの声が聞けて安心した
こういうときこそ、取り乱さずに、冷静に状況を判断しなくていけない
そうだ、僕は莉犬くんと飲みに行って、
帰り道で、何があったかは分からないけど、急に周りが暗くなって
莉犬くんとどっか落ちて…、
記憶が薄れて…
今か。
それにしても頭痛いな、
ころん
でもあのときのお腹を這いずるような酒の気持ち悪さはない…、
お酒を飲んでからかなり経ってるな
ころん
莉犬
莉犬くんの声は少し遠いが僕の丁度真正面から聞こえる
僕は莉犬くんの声のしたほうへゆっくり歩きだした
真っ暗で見えないから前に何かないか手探りで歩いていく
すると、遠くからコツンと音がした
どうやら、莉犬くんも僕の声を頼りにこっちへ来ているようだ
よかった、莉犬くんも動けるんだ、…
そう安心した瞬間
さわっ…
!??
手を前に出して歩いていると、なにやら硬いものにあたった
なにこれっ…
これは、、、
机…?
そのまま机の上をやんわりと探っていると、何やら今度は紙のようなものに触れた
僕は反射的に手を離してしまったものの
それを確認しようと再びそれに触ろうとした
すると
また紙ではない別のものに当たった
しかし、今度は物ではなく、
体温を持ったものだった
もしかして、、
『幽霊…!??』
そんな考えが脳裏によぎり
ころん
恥ずかしいことに大声で叫んでしまった。
莉犬
莉犬
あ、れ…、この声
そのタイミングでパッと電気がつき、周りを照らした
叫び声と、その近さからきづいたけど、
やっぱり僕が触ったのは、
ころん
ころん
莉犬
莉犬
莉犬
ころん
でも本当に今のはびびった。
少し考えれば分かったのに、
ゆ、幽霊なんて馬鹿らしい…
僕は一息ついてから、部屋を見渡した。
でも、電気がついてくれたのは本当にありがたいな
そもそもここが何処なのかとか
分からないことだらけだ。
わかったことと言えば
ここは個室だったこと、見た感じあまり広くはない
そして、僕たち以外誰もいない
あるものと言えば…、ここにある机と紙
そして隅にベッド。
他に何かないかと辺りをキョロキョロしてると…
!!!!
ころん
そう僕が大声で呼びかけているのに、
莉犬くんはピクリともせず、
ただ、丁寧に四つ折りしてある紙を開いてじっと見ている
あ、あの紙…、僕が机の上で触ったやつか。
でも今じゃないでしょ!!
ころん
何回呼びかけても返事を返さない莉犬くんを置いて、
僕はドアへ駆け寄り、ドアノブに手をかけた
莉犬
ころん
ガチャ……
ドアは音をたてるだけで一向に開く気配はなかった
ころん
ころん
ころん
え?嘘でしょ…?
やだやだやだやだ。
こんな食べ物も何もないところで…二人…
っ死んじゃうよっ!!
莉犬
ころん
莉犬
僕はトボトボと、言われた通り莉犬くんの元へと向かった
しかし、歩くのが遅い、と言わんばかりの表情で莉犬くんは
莉犬
そう言って急に紙を投げた
ころん
ころん
慌てながらも僕は紙を受けとると
丁寧に折り畳んである白い紙を開けた
そこには長文の文
ではなく、
至ってシンプルに。ただ一言だけかいてあった
『sexすれば扉は開く』
ころん
流石に呆れてアホな声が漏れた
ころん
綺麗に4つ折りに戻し、莉犬くんに向かって投げ返したあと、
僕は莉犬くんの元へと駆け寄った
莉犬
ころん
莉犬
ころん
ころん
莉犬
莉犬
ころん
ころん
いやだ。
だってしちゃいけないし、したくない。
莉犬くんは信じてるみたいだけど、絶対他に出られる方法があるはず
ころん
ころん
莉犬
莉犬
莉犬
……っ
あぁ〜、もう。
分かってるよ、
あるのは机とベッド
命令文が書いてある紙に、出られない部屋。
出れるヒントになるのは紙しかないってことくらい
ころん
ころん
ころん
莉犬
ころん
莉犬くんがらしくないため息を一回ついてから
ゆっくりと口を開いた
莉犬
莉犬
莉犬
莉犬
莉犬
莉犬
莉犬
ころん
ころん
莉犬
莉犬
ころん
莉犬
そのあと、机をドアにぶつけたり、
自分からドアにぶつかったりして、力技でなんとかしようとしたが
ドアの様子が変わることはなかった
まじどうなってんだよ、 このドア
肩からドアにぶつかったりして左肩くそ痛ぇし…
莉犬
ころん
莉犬
莉犬
血…?
僕がズキズキと痛む左肩を右手で触って確かめてみると、
確かにとろっとしたものに触れた
ころん
痛みは感じてたんだけど、全く見てなかった
血ぃ出てたんだな
莉犬
最初あんなにツンツンしてた莉犬くんに、
ここまで心配されるとは(苦笑
それほど見苦しいものだったのかもしれない
涙を浮かべた莉犬くんと目を合わせてから
僕は左肩をさすった
るぅか
るぅか
るぅか
るぅか
るぅか
るぅか