どーも凛亜です。
ぎりセーフやんねっ!?
今回はるー様のコンテストに参加させていただきますっ! ※遅くなりすいません🙇♂️
体調不良×病みで書きます👍🏻
じゃ、ごー
ꕀ⋆注意ꕀ⋆ ・nmmn ・iris様 ・コメント欄伏字必ず ・体調不良、病み表現あり ・過呼吸表現あり
『お互いの信頼』
家の明かりも消えてきている夜中の23時。
それなのにも関わらず、俺の家は電気は消えているものの パソコンのブルーライトだけが灯っていた。
そう、自分に言い聞かせみんなの仕事量を減らそうと時間も気にせず仕事をしていた。
俺のアラームがなる朝の4時。
もう5時間も仕事しているかと思うと凄いだるさが襲ってきた。
それでも俺にはまだやることがある。
仮眠を取ることもなく、エゴサしつつみんなのアンチコメを消していった。
いれいすが大きくなるにつれて増えていく俺らへのアンチコメント。
大きくなっちゃいけなかったのかな、などと思ってしまう。
それと同時に他のメンバーのアンチコメントを見ても心が痛くなる。
そんな俺みたいにならないように消してあげる。
「ないこってやつリーダー向いてなくない?笑」
「たいして歌上手くない笑」
そんなことを考えてると、ふと今日会議があることに気がついた。
ここで遅れるとみんなに迷惑をかけてしまう。
正直リスカ、ODはしたかったけどやって遅れるのも迷惑。
そしでもし、リスカをやっている現場をメンバーに見られたら、
当然怒られる。もしかしたら脱退まで言い渡されるかもしれない。
リーダーも辞めろと言われるかもしれない。
リーダー辞める、? アンチコメントに「リーダー向いてない」だとか言われていた。
だったら、
そう思って誰にも見つからないように隠して置いてある机に向かう。
引き出しを開けたら太陽の光で反射しているカッターがあった。
静かな俺の部屋に無機質なその音だけが響く早朝の5時。
段々と空が明るくなっているのにも気づかず自分の腕に後をつけていく。
その時、ヴー、ヴーと音が聞こえる方に目を向けると ベッドに置いてあった俺のスマホが振動していた。
一旦カッターを置き、スマホを覗きに行く。
その液晶画面に書かれていた名前は、「悠佑」。 俺たちのグループの最年長だ。
なんの用かは分からないが、とりあえず電話に出てみよう。
やらかした。 会議なんて俺が一番に着いてなきゃ行けないのに。
ちゃんと会議って把握してたのに。
リスカに夢中で時間を忘れていた。 って、こんなん言い訳だよねっ。
リスカの跡がバレないように長袖をきて鞄を持って家を出た。
俺が会議室に着いたのは結局、あにきから電話を貰った30分後だった。
貧血のせいで休み休み歩いていたら30分もたっていた。 本当に申し訳ない。
俺が恐る恐る会議室に入り、挨拶をするとあにきが元気な挨拶を返してくれた。
待たせたにも関わらず、いつもと同じく接客してくれるあにきが俺は好きだ。
周りを見渡すと、子供組はゲームでまろは別の仕事、あにきはのんびりしている。
口々に俺と挨拶を交わしてくれて、本当に誇らしい。
でも、その裏で俺の事をあんな風に思っているのか心配になる。 ⇑ (アンチコメント)
どうしてそんなことを思ってしまうのだろう。
思ってないと信じたいのに、不安になってしまう。
今まで一緒に歩んできた仲間たちなのに。
ぁ、でも俺っていれいす抜けるんだ。 だって俺が抜けた方がもっと伸びるんでしょ?
だったらもうどう思われてたっていい。
みんなにずっと呼ばれていたらしい。
聞こえないなんてどうかしてる。
そういえば会議のためにここに来たんだと自覚する。
会議に必要な資料を持ってこようと立ち上がった瞬間、あにきに腕を掴まれた。
あにきにはやっぱりお見通しかと心の中では思っていても、やはり隠してしまう。
突然言われたその言葉。
突然言われたからか、それとも言いたくないからか言葉が詰まってしまった。
まだ、不安と言う気持ちは心にある。
けれど何故かその時は言って見ようと思ってしまった気持ちは止まらず、 小声だけど言ってしまった。
聞き返され、感情的になって言ってしまう。
そうすればあにきは俺をふんわりと包み込むように抱きしめてくれた。
何故かその抱きしめ方は涙が出るほど優しかった。
『頑張ったよ』 俺が今一番欲しかった言葉。
雪のようにあにきの優しい言葉が心に振り積もって行く。
本当に頑張ったか不安になってしまうのは悪いことなのだろか。
それでもちゃんと頑張ったと認めてくれるメンバー。
普段ならいつものように言っている『疲れた』。
でも何故かこの時は分からなくなってしまっていた。
休もうと提案された。
だが、俺は否定する。
休めば、みんなに置いていかれないか、 休めば、みんなが離れていってしまわないか、
怖かった。
俺の心を読んだように口々に慰めてくれるメンバー達。
そう、だよね。 置いていかないよね。
置いて行かれないとは分かったけど、 やはり不安だ。
いつもは意気投合なんかせずわちゃわちゃしているのに こういう時になったら全員息を合わせ頷く。
これが頼るんだってわかった。
すぐには難しいけど頼れる時は頼ってみようかな。
急に視界からあにきの姿が消えた。
まろが支えてくれた。
けれど目の前の世界が回っていて、焦点が合わない。
あにきに聞かれ、出しずらい声を必死に出し、答えた。
だんだんと視界が暗くなっていく。
みんなが話している声を背に、目を閉じた。
起きたら自分の家のベッドにいた。
動く範囲で首を回し、周りを見ると 俺が寝ているベットに頭を乗せて寝ているあにきの姿があった。
ずっと俺の事を看病してくれていたのだろう。
倒れたのか、と自覚する。
またみんなに迷惑かけてしまったのか。
リーダーなのに。社長なのに。
息できないっ、くるしっ、だれかたすけて、、、っ!
さっきまで寝ていたはずのあにきが俺の事をふんわりと、 優しく抱きしめてくれていた。
あにきの優しい声で安心して、
だんだんと息が出来てきた。
あにきは俺の目線に合わせて目を見てくる。 すごい真剣な目だった。
バレていた。リスカのことが。
だったらもう、何も隠すことは無い。
強いその眼差しで、声であにきは言ってくれた。
思わず泣いてしまった。
でもそれほど今の俺に欲しい言葉をたくさんくれる。
やっぱりあにきに頼ってよかったな。
あにきの言葉を聞いていくうちに眠くなり、瞼が落ちてくる。
完全に目が閉じる時に、さっきの優しいあにきの言葉をかろうじて聞き取れた。
俺も好きだよ。
本当に、ありがとう。
すいません。サムネ作る時間なくて後で変えておきます。 そして本当に投稿遅くなりごめんなさい。
コメント
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どうも凛亜です。 いつも俺の作品を見てくれてありがとうございます。ハート、コメントも本当に感謝しています。 フォロワーさんの皆さんにお知らせがあります。