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ぬっっっっっっっっっっし☆
ぬっっっっっっっっっっし☆
ぬっっっっっっっっっっし☆
ぬっっっっっっっっっっし☆
ぬっっっっっっっっっっし☆
ぬっっっっっっっっっっし☆
お月見
ツナとハナという
双子の姉妹がいた
ある日
ススキを積んできて
と
お母さんから言われた
今夜はお月見なのである
“なるべく早く帰ってくる”
これを条件に
2人は
手を繋いで
野原に向かった
ツナ
ハナ
ハナ
ツナ
ツナ
ハナ
夢中になって
ススキをとっていくうちに
2人はいつしか
野原の奥まで入り込んでしまった
ハナ
ハナ
ツナ
ツナ
2人はススキを腕に抱えて家に向かって歩き出した
ツナ
ハナ
ハナ
どんどん暗くなってきているのに
歩いても歩いても
野原の外の道が見えてこない
2人ともだんだん怖くなってきた
その時だ
ボロボロの着物を着た男の子が
姿をあらわした
男の子はしわがれた声で囁いてきた
鬼
ツナ
ハナ
2人は優しい子だ
でも今回は2人とも体が動かなかった
恐怖を感じたのだ
するとハナが動いた
ハナ
鬼
鬼
その瞬間笑顔になった
やっと帰れる...
2人ともそう思った
だが消えったと思ったら
次から次へとやってくる
ついに飴がなくなってしまった
鬼
鬼の子供達が近ずいてきた
そして2人の腕や頬を
強くつねった
そのとたん
空腹が込み上げてきた
なにこれ
苦しい!
なにか食べないと
死んでしまいそう!
そこに大きなおぼんを持っている
お母さんがいた
お母さん
ツナとハナはケダモノのように飛びついた
ハナ
ツナ
ハナ
この声は自分が出している声なのかも分からなかった
食べ続けていると
ふと気がついた
お母さん
2人(ツナ、ハナ)
お母さん
お母さん
お母さん
お母さん
2人(ツナ、ハナ)
2人(ツナ、ハナ)
2人(ツナ、ハナ)
お母さん
3人は手を繋いで
野原から
とうざかっていった