/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
千夜
じゃあ離れたらすぐ
私の後ろの所にいてください
私の後ろの所にいてください
子供
...おねえちゃんは？
千夜
私は大丈夫です
千夜
目をつぶっててください
グサッ
千夜
〜ｯ
糜爛
あら健気ね
糜爛
でもそんな負傷した状態で
私に勝てるとでも？
私に勝てるとでも？
糜爛
しかもお荷物をかかえて
千夜
安心してください
千夜
すぐ地獄に送ってあげますよ
糜爛
威勢のいいこと
糜爛
もう右腕は使えないんじゃない？
糜爛
視界も霞んでくる頃でしょう
千夜
なんのことですかね
千夜
余裕綽々って感じですね
千夜
えらく饒舌で
糜爛
もう勝ったも同然
糜爛
気分がいいに決まっているでしょう
千夜
まだ私いますよ
糜爛
今のあなたは私の敵じゃないわ
糜爛
良くておもちゃってとこかしら
千夜
そうですか
ｺﾞﾄｯ
糜爛
え？
千夜
沢山喋って下さり
ありがとうございます
ありがとうございます
千夜
おかげで
糜爛
嘘よ！！
糜爛
だってあなたは
ろくに動けないはず！！
ろくに動けないはず！！
千夜
見えなかったんですね
千夜
じゃさようなら
糜爛
なっ！
糜爛
(こんなはずじゃなかったのに...)
/s/[storyId]/_containers/next-in-series-container/next-in-series/assets/list-icon.c10ab777f3210550.svg){kind=icon}
作品ページ
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
