シュール・カルンサリハン
余は、シュール・カルンサリハンだ
シュール・カルンサリハン
面をあげい
藤崎伊織
は、はい
シュール・カルンサリハン
ふむ…
シュール・カルンサリハン
全く、嘆かわしい
シュール・カルンサリハン
鏑木殿
鏑木宗馬
ハッ
シュール・カルンサリハン
余らで調査はしているが、まだ、そなた等を呼び出すものは判別できとらん
シュール・カルンサリハン
それだけの魔力を保持するものは数を数える程度のはずだが
シュール・カルンサリハン
逆説的にいえば、何故行うかは理解が遠退くといったところだ
鏑木宗馬
なるほど
シュール・カルンサリハン
少女よ
藤崎伊織
は、はい
シュール・カルンサリハン
……高圧的な、話し方は、苦手かね?
藤崎伊織
え、いえ
シュール・カルンサリハン
年齢的には孫子くらいじゃ
シュール・カルンサリハン
愛でてやりたい気持ちがあるが、流石に余は王公でな
シュール・カルンサリハン
女王や
シュール・カルンサリハン
王子、王女がいる身分
シュール・カルンサリハン
威厳を保つ手前、偉ぶるしかないんじゃ
シュール・カルンサリハン
申し訳ない
藤崎伊織
いや、そんな
シュール・カルンサリハン
藤崎伊織といったな
シュール・カルンサリハン
そなたのスキルで、出来ることをしてくだされ
藤崎伊織
はい
シュール・カルンサリハン
財相
有馬章造
はい
有馬章造
私も、あなた方同様の世界にいた
有馬章造
財相に登り詰めわかったのは
有馬章造
人を信頼するための技術です
有馬章造
貴方も
有馬章造
頑張って生きてください
藤崎伊織
はい