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コメント
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始めの間へようこそ｡
こんにちは！ナレーターです｡
後10~20話位で終われるよう頑張ります…
てことでいざ物語のセカイへ＿｡
秋原 呱々(あきはら ここ)
ベッドに横たわりながら､ 天井を見上げる｡
秋原 呱々(あきはら ここ)
もう目的さえ見失って来てしまっている｡
駄目だ､しっかりしないと｡ 彼女は僕が助けるんだ｡
否､助けないといけないんだ｡
思いっきり頬を叩いて覚悟を決めた後､ ベッドから降りた｡
秋原 呱々(あきはら ここ)
困った事に､何も決めていない｡
こんなんじゃ､ 何をしようとしても意味は無い｡
秋原 呱々(あきはら ここ)
否､流石にお願いしすぎだ｡ さっき報酬を求めてきたんだし｡
秋原 呱々(あきはら ここ)
なら報酬を 用意すれば良いではないか！((当たり前
秋原 呱々(あきはら ここ)
何を用意しよう｡ 要らないものを貰っても 何も嬉しくないし｡
秋原 呱々(あきはら ここ)
といっても何を調べるかなんて 決まっていない｡
そういえば､rulerの英語の意味って 何だろうなと今更ながら思い､
スマホに『ruler 英語 意味』 と打ち込んでみた｡すると…
秋原 呱々(あきはら ここ)
ruler=支配者という意味だそう｡ (私のスマホでは)
秋原 呱々(あきはら ここ)
そういえばボタンで呼び出せるのも､ 何でもできるのも､ こちらを“見てる“から？
それなら辻褄が合う｡
私の事を全て 理解している様な眼差しも､ ふわふわしてるのも｡
秋原 呱々(あきはら ここ)
支配者=このセカイを操る存在｡ なら､余り展開が変わらないと つまらないだろう｡
秋原 呱々(あきはら ここ)
『私が何か1つする』などで いけないだろうか｡ まぁ何もなしでいけた方がいいのだが｡
秋原 呱々(あきはら ここ)
ふと考えた｡ 僕ってrulerに頼り過ぎじゃね？ ( 2 回 目 )
せめて､何かするぐらいは 自分で考えなくては｡
秋原 呱々(あきはら ここ)
僕が望んでいるもの…｡ それは多分HappyEnd。
彼女を助けるって事は､ HappyEndに繋がるんじゃないか？
秋原 呱々(あきはら ここ)
少し固くなっているボタンを押して、 rulerを呼んだ。
ﾌﾜﾝ
ruler
ruler
ruler
にへらっと笑った彼女は､ 用を聞いてきた。
秋原 呱々(あきはら ここ)
思い切って言ってみると､ rulerは顔を顰める｡
明らかに怒っている様な 雰囲気が出ている｡
ruler
ruler
秋原 呱々(あきはら ここ)
ruler
『支配者』のrulerでも無理なのか？ それとも更に上の存在がいるのか？
秋原 呱々(あきはら ここ)
すると背後に気配がして＿｡
秋原 呱々(あきはら ここ)
背後にいた黒い髪の少女に驚き､ 思わず後退りする｡
それに気付いたのか少女は
???
???
と無表情で淡々と語る｡ 途切れ途切れの口調で｡
するとrulerが
ruler
ruler
何か言いかけたように聞こえたが､ 気の所為だと信じたい｡
???
???
少女が発言したと思えば､ 鋭い目つきでrulerを睨みつけながら､ 静かに喋っていく｡
秋原 呱々(あきはら ここ)
色々理解不明な事が起こりすぎて､ パニックに陥る｡
頭を使い過ぎたのか､ 僕の意識はそのまま消えた｡
ばたっ ※rulerの表記を一旦この表記にします｡
乾いた音がこの部屋に響く｡
扉は閉まっている為､ 外の存在に聞かれる心配は無い｡
???
不良品は倒れているのに 心配もせずに､冷ややかな目つきで睨む｡
というかこんな 途切れ途切れな話し方､可笑しい｡ 演技か、？
カマを掛けてみるか｡
ruler
???
???
カマを掛けると 途端に不良品は慌てふためき､ こちらをきっと睨んできた｡
???
???
バレたと察した途端不良品は 流暢に語る｡
不気味な黒い笑みを浮かべながら｡
ruler
???
『不良品』と言うワードを 不良品に向けて発言すると､
まるで意味がわからないと言うように､ 首を傾げた｡
???
???
ruler
要は不良品として捨てられたのではなく､ 独立して自分のセカイを持ち始めた奴…？
???
???
一生懸命思考をしていると､ 黒髪の少女が狂ったように笑う｡
まるで失う物がない無敵の人の様だ｡
ruler
???
???
ruler
黒髪が何度も意味の分からない事を言う｡ 頭で理解しようとしても､ 意味が分からない｡
操るだとか､そうだよねとか｡
自分には分かり得ない事を､ 相手は全て理解している｡
???
???
ruler
思わず後退りしてしまう｡ 自分の事を何処まで知っているか 分かり得ない恐怖が襲ってくる｡
???
???
というと､突然モヤが出てきて､ 視界が何も見えなくなった｡
その後､モヤは消えたが､ 黒髪の姿は消えていた＿｡
