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かつての千の戦果

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かつての千の戦果

8 - 中原中也

2022年11月03日

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涼真

僕達が今いる場所は「常夜の国」と呼ばれている。
この国は太陽が昇らず常に暗いのだそうだ。
そんな場所に何故私が居るのかと言うと、その答えを知るためにある人物に会いに行くところだ。
名前は「キサナ」。
見た目は人間のようだけれど、彼は人間ではないらしい。
彼は自分のことを「案内人」だと名乗ってはいるが、本当のことはわからない。
ただ一つ言えることがあるとすれば……彼は私の知らないことを知っているということだけだ。

涼真

私欲、自己中心的、利己的、独善、傲慢、非情、冷酷、残忍、わがまま、独りよがり、他罰的、恨み、妬み、嫉み、ねたみ、そねみ、ひがみ、嫉妬、憎しみ、嫌悪、軽蔑、蔑視、悪意、敵意、憎悪、侮蔑、殺意、呪い、呪縛、執念、執着、欲望。
《キャラ紹介》
・キサナ 男主人公。性別以外は特に変わらない。性格は基本的に明るくて前向きだが時々後ろ向きになることもある。
・シオン 女主人公。性別以外ほとんど変わりなし。常に冷静沈着で周りをよく見ている。感情表現はあまりしない方なので分かりにくい。
・ミチヤ 二人と同じタイミングで転生した青年。三人とは仲が良く、三人とも彼を頼りにしているが、あまり自分のことを語ろうとせず謎が多い人物でもある。
・アルム ミチヤの妹。兄であるミチヤのことをよく理解していて頼りにしている。しっかり者で頭がよく回り、どんな状況でも臨機応変に対応できる。
・カグヤ アルムと同じくミチヤのことを大切に思っている少女。いつも優しく微笑んでいることが多い。しかし時に厳しい一面を見せることもあり、意外にも芯が強い部分もある。
・リリイ 主人公の前世の友人であり恋人。
・アカリ

涼真

僕の名前は…………誰だろう? 何でこんな所にいるんだろう?……そうだ僕は死んだんだっけ? ならここはあの世なのかな? でも、天国にしては何もないなぁ……。
あれ? 目の前に大きな門があるけど、どうやって開けよう? あ、扉の前に誰かいる。
どうしよう? とりあえず挨拶してみよっかな?
「こんにちは!」
「あら、こんにちは♪」
え!? 女の人の声だ!
「えっと、君は?」
「ふふっ、私は貴女と同じ旅人ですよ」
そう言うと彼女は僕の手を握り、少しだけ背伸びをしてキスをした。
***
「……ねぇ、いつまで寝てるつもり?」
呆れたような声と共に、身体を揺さぶられる感覚があった。まだ眠いんだけれど、と思いながらも僕は重い瞼を開ける。
すると目の前にいた彼女が小さく息をつく音が聞こえた。どうしたのかと思って

涼真

私には関係ない。
興味もない。
私の世界は変わらない。
何も起こらない。
何か起こるわけがない。
でも、 もし変わるとしたら、 それはどんなふうに変わるだろう? あの子たちみたいに? 私もあんなふうになれるだろうか? あんなにも一生懸命になれるだろうか? いいえ、ならないわ。
なりたくないもの。
ならなくてよかったと思う。
今のままがいちばん幸せだから。
ずっとこのままでいたいから。
きっと、それが一番正しい選択だった。
これからもずっと、 こんなままでいるべきだ。
私は何も変えたくなんかなかった。
だって私は何ひとつ持っていない。
何一つ望んでいない。
だから、これ以上は必要ないもの。
これで充分足りている。
今の私のままで、 私の世界はこれで完成されているのだ。

涼真

僕たちはみんな、自分の弱さを呪いながら、 それでも生きていくしかないのだけれど。
君だけはきっと大丈夫だよ。
だって君は、 もう独りじゃないんだからね。
空に向かって羽ばたく、鳥のように。
君だけの未来を目指していけ。
さあ、飛び立つんだ!!
(FIN)
【あとがき】
こんにちは。みなさんは、いかがお過ごしでしょうか? 僕はというと、最近はもっぱら映画を観ています。ここ数年、毎年、一本は確実に新作が公開されていて、本当にありがたいですね。
今回は『ボヘミアン・ラプソディ』を見てきました。フレディ役のラミ・マレックの熱演もあって、すごく良かったです。特にラストシーンは圧巻でした。QUEENを知らない人もぜひ見て

涼真

僕には……何もかも足りていない。
もっと早く、気付かなければならなかった。
僕を照らしてくれるものは何なのか。
僕を導く光はどこにあるのか。
僕の人生において、意味のあることは何か。
僕はこれから何をすべきか。
そして、今からでも間に合うだろうか。
今ならまだやり直せるだろうか。
もしそうならば、どうすれば良いだろう。
僕に必要なのは、勇気なんじゃないだろうか。
もうこれ以上、自分自身に嘘をつくことはできない。
だから……。君はもう、夢をみてはいけないよ。
夢から覚めて、自分の足で歩きなさい。
君は僕とは違う人間なんだ。
君には君の未来があるんだよ。
これはきっと運命だったんだね。
僕はこんなにも穢れてしまったけれど、 それでも最期まで僕のそばに居てくれてありがとう。
君は優しい子だよ。
とても、温かい気持ちになれる。
大丈夫。
これからはずっと一緒だよ。
君だけは絶対に守り抜く。
たとえ何があっても。
君だけを愛してたよ。
君は幸せになる権利がある。
でも、それは許されない。
ごめんね。
どうか許さないで欲しい。
君のことは忘れたりしない。
いつまでも見守ってる。
さあ行こう。
二人で一緒に、 光の射す方へ―――。
*

涼真

吾輩は猫である。名前はまだ無い……なんて言わねえよ。俺の名前は黒野太一。まあ一応人間だけどな。今はちょっと訳あって猫になってるが。
「にゃお~ん♪」
目の前では白髪頭のじいさん(猫)がご機嫌な様子で尻尾を振りながら俺の顔をペロペロ舐めている。
「にゃふっ、にゃふぅ!」
くすぐったくてしょうがないぜ。でも何で俺はこんな状況になったのか説明せねばなるまい。それは今から数時間前に遡る── ***
「黒ちゃん! 大変だよぉ!!」
「どうした?」
俺が家に帰るなり、幼なじみの桜庭彩音が勢いよく部屋に入ってきた。今日も

涼真

僕達は、君達とは違うんだ、だって僕達の方は、まだ死んでいないもの。
死んでいるよ、君はもう既に死んでしまった でも、生き返れるかもしれないじゃないか 死ぬほど頑張ったけど無理だった、それでも生きている限り、諦めなければいつかきっと夢は叶うはずだよね? そんなの幻想だよ、奇跡なんて起こらない、絶対にね だから僕達は生きるために努力して頑張るんじゃないか 結局無駄になるとしても、今よりはマシだろう? 本当にそう思うなら勝手にすればいい、ただ僕は君の味方じゃない そうだね、確かに僕の言う通りだ、君の言っていることは正しいと思う でもね、その正論が通じないことだって世の中には沢山有るんだよ

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