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心のブレーキ
よしき
急がなくちゃ。お母さん、行ってきます。
おかあさん
よしき、ちゃんと行き先を言いなさい。
よしき
かずやとねー。
初めて行く場所なんだよな。お母さんに、どこへ行くか分からないって言った方がいいかな？
でも、まぁ、いいか。
よしき
ごめん。遅くなって。
かずや
早く行こう。
かずや
あまり人が来なさそうな所だから、
かずや
場所を取られる心配はないけどね。
かずや
ボールで遊ぶのに、ぴったりの場所なんだ。
やっぱり行った事のない場所か。
でも、まぁ、いいか。
よしき
わあー！
かずや
早く遊ぼう。
よしき
うん！
そろそろ帰った方が良いかな？
でも、まぁ、良いか。
よしき
あっ。
よしき
ごめん、ごめん。
かずや
よしき。
かずや
張り切りすぎだよ。
かずや
えっと、どこに行ったかな？？
遅いなかずや大丈夫かな？何かあったのかな？何やってるんだ。
かずや
かずや。
かずや
かずや
かずや
かずや！！
シーン
どうしよう。僕しか居ない。。
どうやってこの場所に来たんだっけ。
ここはどこなんだろう。
かずや
おぉい！！
よしき
！
かずや
大変だったよ。
かずや
ボールを探してたら、誰も居ないのに、ガサガサって音がしたんだ。
よしき
ほっ。
かずや
ほっ。
よしき
早く帰ろう。
かずや
うん。
よしき
じゃぁね。
よしき
ただいまー。
おかあさん
よしき！
おかあさん
どこへ行ってたの。
おかあさん
遅いじゃない。
おかあさん
心配したのよ。
おかあさん
あんまり遅いから、
おかあさん
公園とか児童館どか探したのよ！
その夜僕は今日の自分の行動を振り返った。
次の日の朝
よしき
お母さん。
おかあさん
何？よしき。
よしき
僕ね 昨日………。
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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