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ルン

さあ皆〜点呼するのサ〜

独特の口調で軍員に声を掛けるのは、分隊長の瑠衣代ルン。

いくつかの人格を持つ多重人格者。口調が特徴的。口癖は「〜なのサ」「〜なのネ」「〜ダネェ」など。口癖がない人格もいるらしいが、あったことのある人はあまりいないとか。

イリア

点呼とかいいから早く狩りに行こうよ!

年甲斐もなくまるで子供のようにルンに向かって叫んでいるのは軍兵のイリア・ラトア。

元気でやんちゃ。破壊が好き。

ルン

そう言われても、上からの命令だから仕方ないのサ。

渋々なのサ、とでも言うようにイリアを説得するルン。

ライ

仕方ないですよ、イリアさん。
今まで3年間、そうしてきたんですから。

部隊のお姉さん的存在のライ・イノセンスがイリアを宥める。

優しく、落ち着いている。部隊のお姉さん的存在。

イリア

はーい...

裕太

相変わらずイリアさんは子供っぽいなぁw

イリア

なんだとー!?

その会話を見ていた裕太が感想を述べると、イリアが短気っぽく反論した。

元気で優しい。恐れ知らず。

望結

そーゆーところが子供っぽいんですよー。

そんな反論に、望結がさらに突っ込む。

サイコパス。落ち着いている。

イリア

うっ...うぐっ...

そこまで言われるとイリアも反論出来なくなったようだ。

梨沙

くだらないこと言い合ってないで早く点呼入れるようにしてください。

そんな会話に梨沙が鋭く水を差す。

あまり表情を変えない。毒舌。

咲奈

この本おもしろーい!

猫葉咲奈はそんな会話には見向きもせず、自身の持つ本を読んでいた。

馬鹿で能天気。怪我をすると荒れる。包帯をしているが見えてはいる。夜や、戦闘時は暗い。

ルン

咲奈?
それ魔導書だよネェ?

ザッザッ

ルン

!!

突然、ルン達ブル部隊の前にとある3人が現れた。

ルン

貴女方は?

1??

どうも、ブル部隊の皆さん。
私達はエデン教の者です。

イリア

そのエデン教とやらが何の用だ?

2??

私達は貴方達にメッセージを伝えに来たんですよ〜。
ふわふわ〜。

ライ

メッセージ?

1??

姉さん、お願いします。

3??

かしこまりました。

3??

物事ニハ必ズ裏有リ。
表ノミヨリ裏ヲ見ヨ。
神ハ何時モ我等ヲ見ユ。
ソシテ罰ヲ与フ。

3??

以上となります。

1??

それでは、私達はこれで失礼致します。

2??

エデン様の望むままに〜。ふわふわ〜。

裕太

なんだったんだろう...。
物事には裏...何時も神は見る...罰を与う...。

ルン

...この戦争には...
エデン教が深く関わってる可能性があるネ──

エルゼ

はぁ...。
私の日曜日が終わってしまったわ...。
月曜日はいつも憂鬱ね...。

とある月曜日、エルトアラの国王であるエルゼ・リドールは嘆いていた。

友花

失礼します、エルゼ様。

そんな王室に側近の友花が入っていく。

友花

エルゼ様、何かお申し付けはありますか?

エルゼ

そうね...。
日曜日を取り戻して欲しいわ...。

友花

日曜日...ですか...?

エルゼ

あ、冗談よ。本気にしなくていいからね。

戸惑う友花にエルゼが訂正を入れると...。

友花

分かりました!日曜日!取り返してきます!

友花はそう元気よく答えた。

エルゼ

え?
いや、友花?冗談よ?
本気にしなくていいのよ?

友花

それでは!日曜日を取り戻すために旅に出てまいります!

友花はそう言うと走って王室を飛び出してしまった。

エルゼ

ゆ、友花!?

亜朱花

...エルゼ様?どうなさいましたか?

王室を走って飛び出した友花を不審に思って亜朱花がエルゼに問い掛けると...。

エルゼ

あ、亜朱花...。
友花に日曜日を取り戻して欲しいって行ったらどこか行っちゃったのよ...。

亜朱花

は、はぁ...

エルゼ

お願い、友花を連れ戻してくれないかしら?

亜朱花

そ、そうですね、能力的には涼舞先輩の方が適任だと思うのでお願いしておきます。

エルゼ

申し訳ないわね...

亜朱花

──ということなんですが...。
涼舞先輩お願いできますか?

あははっ。
友花ちゃんの暴走っぷりは相変わらずだね〜w

亜朱花が颯に相談すると、いつもの事だ、とでも言うように颯は笑った。

チャラい。仕事が雑。

亜朱花

まあ...とりあえずお願いします。

りょーかいw
あ、優樹くーん!

優樹

はい、呼びましたか?

颯が声を掛けると、颯と同じく王下部隊の伊藤優樹が返事をした。

真面目で優しい。よく亜朱花に悪戯をされるが本人は気付いていない様子。

話は聞いてた?

優樹

はい、聞こえてましたよ。

じゃあ、手伝ってくれるかな?

優樹

あ、分かりました。

こんな風に颯にお願いされるのは、優樹は慣れていたので、戸惑う様子なく颯に重力無効化を掛けた。

よし、ありがとう〜。
じゃあ行ってくるね〜。

亜朱花

行ってらっしゃいませ、お願いします。

優樹

行ってらっしゃいませ!

行ってきます〜。

そうして颯は友花を探しに空を飛んで行った。

絢夢

はい、カオス

絢夢

ちなみに行ってらっしゃいませは行ってらっしゃいの敬語らしいです

絢夢

何年か前に習いました()

絢夢

ただ、中学生の時は行ってらっしゃいませなんて言えなくて行ってらっしゃいです!って言ってた()

絢夢

まあ、このくらいでいっか

絢夢

乙あゆ
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