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放課後。窓からは琥珀の光がさしこんで太陽がおそく沈んでいく季節。春なのにまだ肌寒いぐらいの暖かさだった。

中国

だーかーら、貴方。
ここはこうなるの!!

高等部三年中国はとあるものと放課後の勉強会をしていた。 いつものように教えていた相手はどこか申し訳なさを感じつつも嬉しそうにしていた。

ロシア

...悪い。

中国

ほんと...教えるこっちの身にもなりなさい

嫌そうにしている中国だが内心は「もっと頼ってくれてもいいあるよ」だが素直になれないのかどこか冷たく感じてしまう。

ロシア

...そういいながら放課後教えてくれるよな

そうあるよ

中国

うるさいね、ほんとなんで中西亜高等学校にしたあるか

違うこんなことは言いたくない

中国

あそこ偏差値高いあるよ?

なんで冷たくしてしまうね

ロシア

知ってる。

中国

ならなんで

無理しなくてもいいある

ロシア

特になんにも

中国

......そう。

次の日

二人は今日も一緒に勉強会をしていた。夕方五時だというのに空はまだ明るかった。

中国

......。

中国は静かに集中して課題をしていた。その姿を目の前で見てたロシアは思わず

ロシア

......綺麗だな

中国

......?なんかいったあるか?

ロシア

なんでもない。

ロシアは慌てていうと自分の勉強に集中する。しかしどうにも集中ができずにいた。

中国

......。

ピト

ロシアの頬に冷たい感触がいきわたると同時に現実に引き戻される

ロシア

つめたッッ?!

中国

でしょうね。ほら息抜きは大事あるよ

差し出された中国の手には瓶ラムネがあった。

ロシア

...わるい

中国

いいあるよ別に

...いいのか。別に...?

中国

たくっ、ここ一ヶ月やってるあるけど無理は禁物よ?

それじゃあ、ダメなんだ

ロシア

...わかってる

どうしてもダメなんだ

中国

まっ、今日はここまでにして明日ね

頑張らないといけないな

ロシア

...おう

何ヵ月かたった頃。中国たちはもう受験の時期だった。冬のこの時期は体調が崩れやすいので気を付けなければいけない。

中国

寒いあるねー...あっというまよ

ロシア

そうだな

中国は手を暖めるようにしながら受験勉強をしていく。

ロシア

...。

中国

......ロシア急に手を繋いでどうしたね?

気づけばロシアは自分より小さな手を握っていた。

ロシア

......こっちのほうが暖かいだろ...

中国

......

中国

はっッッッッ!!!?//

中国の顔はたちまに赤くなると一気に体の体温が上昇していき今にも蒸発しそうな勢いだった。

ロシア

...かわいいな

中国

ちょ、...まっ...\\\\

心の情報整理が間に合わず机に突っ伏してしまう中国。

中国

...か、

中国

て、てか!!

中国

そーいうのは好きなやつにいうあるよ!!?

中国

気軽にそんなこというんじゃない!!

焦りすぎて感情の制御ができずに冷たくあしらわってしまった中国。 内心ではどこか複雑であった

ロシア

...そうか。

ロシア

なぁ

いやだ。

中国

なにあるか

待って

ロシア

好きなやついてさ

聞きたくない

ロシア

どうしたらいいかわかんなくて

知りたくない

ロシア

告白はどうしたらいいとおもう?

してほしくない

中国

急になんある

見ないで

中国

そんなの直接伝えなさい

辛い

ロシア

...わかった。伝える

やめて

中国

...がんばってあるね

中国

......静かあるね

一人。中国はどうにか受験が終わり希望の高校に合格ができた。けど目からは透明な滴がポタポタと中国の頬をなでる

中国

......もっと早く言うべきだったあるか...?(泣)

けどもう遅いのだ。なにもかも。全て自分がわるいのだろう。

中国

...グスッ(泣)

その時。放課後の教室のドアが空いた。 もう誰も来ないと思ってた場所に現れたのは

中国

...ロシア...?

ロシア

...泣いてるのか?

中国

ないてねーある...

ロシア

ならなんで...目がはれてんの?

ロシアのいうとうりだった。中国の目は泣きすぎたのか赤く腫れ上がっていて涙声でもあったのだ

中国

...余計なお世話ッッ!

ロシア

...なぁ

中国

なんあるかもうッッ!

ロシア

中国って俺のこと嫌いなのか?

中国

...は?なにいってッッ!

ロシア...あなたには好きな人がいるんでしょう? もう関わらないで欲しいある

中国

...嫌いあるよ、大嫌いある!!

中国

なんで、我に関わるある...

中国

もうあなたとは放課後友達じゃない

違う。ここはありがとうというと頃なのに。

仲良くしてありがととか言うべきなのに

ロシア

しってる

ロシア

だからここで言わせてくれ

中国の手をとり自分の方に引き寄せる。

中国

ッッ?!

ロシア

......好きだ。

中国

はっ...?

ロシア

中国。俺と付き合ってください。

中国

え、嘘...嘘あるッッ

ロシア

嘘じゃない

だってこれは

ロシア

愛の告白だ。

ぶわっと窓から風が吹き込んできて桜が舞う

中国

じゃ、じゃぁ...なんで勉強頑張って

ロシア

...お前が中西亜高等学校いくって聞いたから

よかった

中国

じゃ、じゃあ...わざわざ我のために?

ロシア

誰だって...好きなやつと同じ高校いきたいだろ、

他の人じゃなくて

中国

...そうあるか?(笑)

ロシア

綺麗だな

嗚呼でもやっとこれで

ロシアと中国はお互いの手をとると誰もいない教室で二人っきり。

静かに柔らかい唇がふれあう

誰も予想しないだろう

まさかこうなるとは思わないのだから

堕ちてくれた...♥️

ご清聴ありがとうございました。

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