放課後。窓からは琥珀の光がさしこんで太陽がおそく沈んでいく季節。春なのにまだ肌寒いぐらいの暖かさだった。
中国
ここはこうなるの!!
高等部三年中国はとあるものと放課後の勉強会をしていた。 いつものように教えていた相手はどこか申し訳なさを感じつつも嬉しそうにしていた。
ロシア
中国
嫌そうにしている中国だが内心は「もっと頼ってくれてもいいあるよ」だが素直になれないのかどこか冷たく感じてしまう。
ロシア
そうあるよ
中国
違うこんなことは言いたくない
中国
なんで冷たくしてしまうね
ロシア
中国
無理しなくてもいいある
ロシア
中国
次の日
二人は今日も一緒に勉強会をしていた。夕方五時だというのに空はまだ明るかった。
中国
中国は静かに集中して課題をしていた。その姿を目の前で見てたロシアは思わず
ロシア
中国
ロシア
ロシアは慌てていうと自分の勉強に集中する。しかしどうにも集中ができずにいた。
中国
ピト
ロシアの頬に冷たい感触がいきわたると同時に現実に引き戻される
ロシア
中国
差し出された中国の手には瓶ラムネがあった。
ロシア
中国
...いいのか。別に...?
中国
それじゃあ、ダメなんだ
ロシア
どうしてもダメなんだ
中国
頑張らないといけないな
ロシア
何ヵ月かたった頃。中国たちはもう受験の時期だった。冬のこの時期は体調が崩れやすいので気を付けなければいけない。
中国
ロシア
中国は手を暖めるようにしながら受験勉強をしていく。
ロシア
中国
気づけばロシアは自分より小さな手を握っていた。
ロシア
中国
中国
中国の顔はたちまに赤くなると一気に体の体温が上昇していき今にも蒸発しそうな勢いだった。
ロシア
中国
心の情報整理が間に合わず机に突っ伏してしまう中国。
中国
中国
中国
中国
焦りすぎて感情の制御ができずに冷たくあしらわってしまった中国。 内心ではどこか複雑であった
ロシア
ロシア
いやだ。
中国
待って
ロシア
聞きたくない
ロシア
知りたくない
ロシア
してほしくない
中国
見ないで
中国
辛い
ロシア
やめて
中国
中国
一人。中国はどうにか受験が終わり希望の高校に合格ができた。けど目からは透明な滴がポタポタと中国の頬をなでる
中国
けどもう遅いのだ。なにもかも。全て自分がわるいのだろう。
中国
その時。放課後の教室のドアが空いた。 もう誰も来ないと思ってた場所に現れたのは
中国
ロシア
中国
ロシア
ロシアのいうとうりだった。中国の目は泣きすぎたのか赤く腫れ上がっていて涙声でもあったのだ
中国
ロシア
中国
ロシア
中国
ロシア...あなたには好きな人がいるんでしょう? もう関わらないで欲しいある
中国
中国
中国
違う。ここはありがとうというと頃なのに。
仲良くしてありがととか言うべきなのに
ロシア
ロシア
中国の手をとり自分の方に引き寄せる。
中国
ロシア
中国
ロシア
中国
ロシア
だってこれは
ロシア
ぶわっと窓から風が吹き込んできて桜が舞う
中国
ロシア
よかった
中国
ロシア
他の人じゃなくて
中国
ロシア
嗚呼でもやっとこれで
ロシアと中国はお互いの手をとると誰もいない教室で二人っきり。
静かに柔らかい唇がふれあう
誰も予想しないだろう
まさかこうなるとは思わないのだから
堕ちてくれた...♥️
ご清聴ありがとうございました。







