翌日…
『キーンコーンカーンコーン』
朝の会が始まるチャイムが鳴る
ミオ
ミオ
ミオ
『ガラガラガラ』
先生
先生
先生が教室に入ってきて
ザワザワしていた教室が だんだん静かになる
先生
クラスメイトA
クラスメイトA
先生
ミオ
ミオ
ミオ
クラスメイトB
クラスメイトB
クラスメイトB
1人の男子がそう言って ニヤニヤしてながら振り向いた
タケト
クラスメイトB
ミオ
ミオ
昼休み
私は友達と 占い遊びをしながら
タケトくんとアンリのことを ボーッと考えていた
ミオ
ミオ
クラスメイトC
クラスメイトC
ミオ
クラスメイトC
ミオ
ミオ
本当は… ずっとタケトくんに 片想いをしている
タケトくんはスポーツ万能で 大人びていて
クールな性格がかっこいい
ミオ
クラスメイトA
クラスメイトA
ミオ
ミオ
クラスメイトA
クラスメイトC
アンリはオシャレで可愛くて クラスの男子から常に人気がある
ママが何でも買ってくれるから 毎日の服は全身人気ブランドだし
お休みの日はメイクも させてもらえるらしい
ミオ
私はアンリが いつも羨ましくて
自分と比べては みじめな気持ちになった
クラスメイトA
急に何かを思い出したように 友達が大きな声を出した
クラスメイトA
ミオ
クラスメイトA
クラスメイトA
ミオ
クラスメイトC
クラスメイトC
クラスメイトA
この子はかなり噂好きな友達だ
情報通だけど口も軽い
一緒にいると色んな 噂が聞けて楽しいけど、 自分の秘密は教えたくない相手だ
クラスメイトA
クラスメイトA
クラスメイトA
ミオ
クラスメイトC
クラスメイトA
「顔にシワが できたんだって」
ミオ
クラスメイトC
クラスメイトA
クラスメイトA
クラスメイトC
クラスメイトC
クラスメイトA
クラスメイトA
ミオ
ミオ
ミオ
クラスメイトA
クラスメイトC
ミオ
ミオ
クラスメイトA
クラスメイトA
クラスメイトC
ミオ
クラスメイトA
クラスメイトA
クラスメイトC
クラスメイトA
ミオ
ミオ
クラスメイトA
クラスメイトC
クラスメイトA
ミオ
私はその日 いつもより早足で家に帰った
ミオ
家に帰ると私は早速ビー玉を探した
ミオ
ビー玉は昨日の位置のまま 机の上にあった
ミオ
ミオ
私はビー玉のシワをなで 綺麗に伸ばした
ミオ
ミオ
ミオ
この時の私はまだ アンリと上手くやれると思っていた
「あんたはその友達のそばを 離れてはいけないよ」
「それさえ守ればきっと 愉快に笑える日が来るからね」
あのおばあさんの声が 脳にこだましていた
コメント
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一次創作銀賞、ミステリー銅賞、ホラー銅賞いただきました! モチベになります〜 ありがとうございます! 3話は明日更新予定です!