空泉
元々私は圉鵺市近くにある研究所に所属していて抗体人間ってのを研究をしていたんだよ。
空泉
その研究担当は私と天望って子と柘榴って子の3人で、その抗体人間がそこにいる凛なんだよね〜。
空泉
そこに残虐な研究員の安曇って男が乱入してきて、私達の研究を邪魔して人体実験を繰り返していたんだ。
空泉
やがて怒った私達は抗体人間を研究所から脱出させ平和に暮らしましたとさ。
凛
いい感じにまとめましたが、天望さんと圭さんは囮になって所内で心中したじゃないですか。
空泉
わかちこわかちこ〜☆
凛
ネタが古いです。
空泉
辛辣だなぁ...
空泉
弾はこの話知ってるよね?
弾
ああ、当時研究所が大火事になったってニュースを見たからな。
凛
ちなみに柚葉さんは人体実験で失った私の感情を具現化したモノです。
空泉
あ、詳しく知りたいなら過去編を見れば分かるぜ☆
鼎
誰に言っておるんじゃ...?
鼎
ん〜...まぁ話を一度戻すぞ。
鼎
妾達の記憶を消したのは、その天望とやらの“約束”のためじゃったな?その“約束”とは一体何じゃ?
空泉
あ、それ聞いちゃいます?いやぁ、恥ずかしいなぁ...
空泉
じゃあ一度しか言わないからよく聞くように‼︎その“約束”っていうのは...
空泉
空泉
“抗体人間を人間にすること”だよ。
凛
抗体人間を...人間に...?
弾
それと俺達の記憶を消すのと何の関係があるんだ?
空泉
んー?特に関係はないよ。強いて言えば勘繰り防止?
弾
何だそれ?
空泉
だって私が裏でコソコソしてたら統率者に殺されちゃうかもしれないじゃん?
空泉
ね?鼎。
鼎
っ‼︎
鼎
な、何じゃ...その統率者というのは...
空泉
隠しても無駄だよ。管制塔の地下の入り口は鼎の指紋で入れるんだよね?
鼎
....
弾
う、嘘ですよね?鼎さん...
鼎
....
鼎
はぁ...こんな事例は初めてじゃな...
弾
それって...
鼎
そうじゃ、妾がこの故黄泉島の統率者じゃ。
凛
あっさりと認めるんですね。
鼎
いずれかはバレるだろうしな。まぁバレなくても“引き継ぎ”を考える頃じゃったしのう。
鼎
で、お主はなぜそのことを知っておるんじゃ?
空泉
ああ、それは鼎の指紋を入り口で認証させたからだよ。
鼎
なっ...いつ妾の指紋を採取した?
空泉
鼎が寝てるとき。
鼎
抜かりがないのう...
鼎
じゃが何故、妾が統率者だと分かったんじゃ?
空泉
んー...地道な作業?
鼎
は?
空泉
実は私が東の国にいた頃、好奇心で管制塔まで行ったら偶然地下の入り口を見つけてね笑
空泉
それから一人ひとり指紋を採取して認証させていったら、鼎にヒットしたんだよ笑
鼎
もはや、お主の行動力に感心するわい...
鼎
それで、妾が統率者だと分かってどうするんじゃ?殺すのか、それとも拷問でもするのか?
空泉
いやいや奥さん、そんな物騒なことはしませんよぉ〜笑
空泉
私が望むのはただ一つ。
空泉
空泉
空泉
凛を鼎の“後継者”にしてもらえないかな?






