病院で"死"がもう、近くにあると言うことを知らされてから、3日がたった。 こんなに辛いことが起きたばかりなのに、私は高校へ進学した。
ひな
ドン!
ひな
ゆうだい
ひな
そう言いながら、私は散らばった荷物を拾う
ゆうだい
ひな
ゆうだい
そういって、彼は私の荷物に手を伸ばした でも私は、、、、
ひな
なれなれしくしないでよ!
ゆうだい
ゆうだい
ごめんね。
とても悲しい目をして、彼は校舎へと向かっていった。
ひな
一人に嫌われた。 でもいいの。あの人もどうせ、私なんかといたら、、 そう考えていると
女子
学年1のイケメンに助けられてるのに、生意気!
男子
あんなやつともう関わるなよ!
男子
顔はちょっといいくせに、人の親切なめやがって!
ひな
たくさんの人に囲まれながら、私は、1人、嫌われる道を選んだ。
なんだか、生きていることさえもイヤになった、1日だった。
次の日
ゆうだい
昨日会ったのに名前さえ聞いてなかったからさ。
ひな
ひな
男子
女子
女子
ゆうだい
ゆうだい
ゆうだい
ひな
ひな
君と私の手は、しっかりと繋がれていた
ゆうだい
ひな
宮野ひなです。
ゆうだい
宮地優大。
ひな
助けてくれて。
ゆうだい
それより、目の前で女の子が酷いこと言われてるの、見逃すなんてできないし。
ひな
ゆうだい
ひな
ひな
ゆうだい
ゆうだい
ゆうだい
ひな
ゆうだい
ひな
ひな
グスン、、
ゆうだい
ひな
ゆうだい
ゆうだい
ひな
ありがと、う、
これが、君、ゆうだいとの出会いだった。
ゆうだい、あのとき、私を助けてくれてありがとう。
どん底にいた私を救ってくれた、ゆうだいは、私にとって、希望のひかりだったんだ。