TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

君が好きで好きで、好きで。2話

一覧ページ

「君が好きで好きで、好きで。2話」のメインビジュアル

君が好きで好きで、好きで。2話

1 - 君が好きで好きで、好きで。2話

♥

23

2019年01月03日

シェアするシェアする
報告する

病院で"死"がもう、近くにあると言うことを知らされてから、3日がたった。 こんなに辛いことが起きたばかりなのに、私は高校へ進学した。

ひな

(私なんてどうせ死ぬんだ。みんな、私の病気の事を知ったら、私から離れていく。それなら、友達なんて、つくる意味ないよ、、、)

ドン!

ひな

いっった、、

ゆうだい

ごめん。

ひな

大丈夫です。

そう言いながら、私は散らばった荷物を拾う

ゆうだい

俺も手伝うよ。

ひな

いい。一人でできるから。

ゆうだい

悪いから。

そういって、彼は私の荷物に手を伸ばした でも私は、、、、

ひな

やめてっていってるでしょ!これ以上私に関わらないで!
なれなれしくしないでよ!

ゆうだい

え、、

ゆうだい

わかった。
ごめんね。

とても悲しい目をして、彼は校舎へと向かっていった。

ひな

あ、、、、

一人に嫌われた。 でもいいの。あの人もどうせ、私なんかといたら、、 そう考えていると

女子

なにあの子?
学年1のイケメンに助けられてるのに、生意気!

男子

おいゆうだい!
あんなやつともう関わるなよ!

男子

アイツ誰だよ?
顔はちょっといいくせに、人の親切なめやがって!

ひな

..........

たくさんの人に囲まれながら、私は、1人、嫌われる道を選んだ。

なんだか、生きていることさえもイヤになった、1日だった。

次の日

ゆうだい

ねぇ、何て言う名前なの?
昨日会ったのに名前さえ聞いてなかったからさ。

ひな

(なんで?なんで、昨日あんなひどいこと言ったのに、、、、話しかけてくれるの、、?(涙))

ひな

、、、

男子

おい!もうそんなやつに構うなよ!

女子

ひどいねぇー!

女子

ほんと、マジムカつく!

ゆうだい

おい!

ゆうだい

そんなこと言うなよ!

ゆうだい

行こ。

ひな

え、ちょっと、、

ひな

手、、

君と私の手は、しっかりと繋がれていた

ゆうだい

名前、、

ひな

あ、ひな。
宮野ひなです。

ゆうだい

おれは、ゆうだい。
宮地優大。

ひな

あの、、ありがとう。
助けてくれて。

ゆうだい

そんなのどうってことないよ。
それより、目の前で女の子が酷いこと言われてるの、見逃すなんてできないし。

ひな

それと、、

ゆうだい

何?

ひな

この前も、荷物拾ってくれたのに、私、あんな酷いことを、、、、

ひな

ほんとにごめんなさい!

ゆうだい

全然。気にしないでいいよ。

ゆうだい

(俺は知ってたんだよ。ひなが、わざと嫌われようとしてたこと。)

ゆうだい

、、、ほっとけなかったんだ。

ひな

え?

ゆうだい

初めて会ったとき、ひなは、どこか悲しそうな目をしてたから。

ひな

、、、

ひな

(涙)、、
グスン、、

ゆうだい

大丈夫だよ。

ひな

私っっ!

ゆうだい

今は言わなくていいよ。

ゆうだい

その代わり、これからは俺がひなを守るよ。

ひな

ありが、とう、、
ありがと、う、

これが、君、ゆうだいとの出会いだった。

ゆうだい、あのとき、私を助けてくれてありがとう。

どん底にいた私を救ってくれた、ゆうだいは、私にとって、希望のひかりだったんだ。

この作品はいかがでしたか?

23

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚