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第18話読んだんだけど……ハカちゃんの告白成功シーン、嬉しいけど星奈ちゃんの気持ち考えると同時に胸がぎゅってなった🥀 電車のエピソードも良かった。ユウマくんが傘でドア止めるのとか、ルカくんに「お菓子大切だもんな」って言うのとか、優しさが滲みすぎてるし。最後のハルトさんとナギさんの「頑張ったな」が沁みた……星奈ちゃんの涙、私ももらいそうになったよ🤍 ちゃなさんの描く空気感、すごく好きです。
夕方の電車の中。 学校帰りらしい女子高生たちが、ドア付近で大声ではしゃいでいた。 胸元には「九十九高」の校章。
九十九高の生徒
九十九高の生徒
ドンッ——
アオイさんの弟さん
男の子が大事そうに抱えていたお菓子の袋が手から離れ、 床を転がって、そのまま開いたドアの外へ落ちていく。 コロコロ…… 線路の方へ消えていった。
アオイさんの弟さん
アオイさんの弟さん
九十九高の生徒
九十九高の生徒
その瞬間、閉まり始めるドア。 プシュー……
女の人
男の子の首元にドアが迫る—— ガンッ!! ユウマ君が咄嗟に 傘をドアの間へ突っ込んだ。 ドアが止まり、車内がざわつく。 その隙に星奈ちゃん が男の子を抱き寄せた。
浅薙星奈(あさなぎせな)
浅薙星奈(あさなぎせな)
九十九高の生徒
九十九高の生徒
九十九高の生徒
と、まだ他人事みたいに話していた。 それを見た星奈ちゃんの表情が変わる。 普段のふわっとした雰囲気じゃない。
浅薙星奈(あさなぎせな)
浅薙星奈(あさなぎせな)
浅薙星奈(あさなぎせな)
九十九高の生徒
九十九高の生徒
浅薙星奈(あさなぎせな)
浅薙星奈(あさなぎせな)
浅薙星奈(あさなぎせな)
九十九高の生徒
浅薙星奈(あさなぎせな)
その頃、
アオイさんの弟さん
ユウマくん
アオイさんの弟さん
ユウマ君がしゃがみ込んで男の子と目線を合わせる。
ユウマくん
アオイさんの弟さん
アオイさんの弟さん
ユウマくん
ユウマくん
ユウマくん
アオイさんの弟さん
浅薙星奈(あさなぎせな)
浅薙星奈(あさなぎせな)
ユウマくん
アオイさんの弟さん
浅薙星奈(あさなぎせな)
アオイさんの弟さん
ユウマくん
浅薙星奈(あさなぎせな)
ルカくんは星奈ちゃんに 買ってもらったお菓子 を大事そうに抱えていて、 星奈ちゃんはそれを見ながら にこにこしていた。 すると突然——
アオイさん
浅薙星奈(あさなぎせな)
アオイさん
アオイさんの弟さん
浅薙星奈(あさなぎせな)
アオイさん
浅薙星奈(あさなぎせな)
浅薙星奈(あさなぎせな)
ユウマくん
浅薙星奈(あさなぎせな)
アオイさん
ユウマくん
浅薙星奈(あさなぎせな)
ユウマくん
浅薙星奈(あさなぎせな)
アオイさんの弟さん
って振り返してくれた。 二人の姿が見えなくなってから、 しばらく静かな時間が流れる。 そしてユウマ君が、ふっと息を吐いた。
ユウマくん
浅薙星奈(あさなぎせな)
ユウマくん
お菓子を買って、 ルカくんが安心するまで一緒に待って。 女子高生にもちゃんと言葉を伝えて。
ユウマくん
浅薙星奈(あさなぎせな)
ユウマくん
浅薙星奈(あさなぎせな)
ユウマくん
浅薙星奈(あさなぎせな)
浅薙星奈(あさなぎせな)
ユウマくん
浅薙星奈(あさなぎせな)
浅薙星奈(あさなぎせな)
浅薙星奈(あさなぎせな)
仕事終わりの車内は少し混んでいて、ガタン、と揺れるたびに星奈ちゃんの肩がふらつく。するとユウマくんが自然に手を伸ばして、座席の端を軽く押さえた。
ユウマくん
浅薙星奈(あさなぎせな)
ユウマくん
呆れたように笑うユウマくんに、星奈ちゃんも少しだけ笑う。 アナウンスが流れて、“次は――”と最寄り駅の名前が聞こえた。
星奈ちゃんが立ち上がろうとした瞬間、電車が少し大きく揺れる。 ユウマくんが咄嗟に 星奈ちゃんの腕を掴む。
ユウマくん
浅薙星奈(あさなぎせな)
ユウマくん
ドアが開くと、夕方の少し涼しい風がホームに流れ込んできた。 二人並んで電車を降りる。 いつもの駅。いつもの帰り道。
改札を抜けて駅の外へ出ると、夕暮れのロータリーに見慣れた車が停まっていた。 星奈ちゃんが小さく声を漏らす。
浅薙星奈(あさなぎせな)
車にもたれかかるように立っていたハルトさんが、二人に気付いて軽く手を上げた。
ハルトさん
その隣ではナギさんが 缶コーヒーを片手に、
ナギさん
浅薙星奈(あさなぎせな)
ハルトさん
ユウマくん
ナギさん
ユウマくん
浅薙星奈(あさなぎせな)
車に乗り込もうとしたその時だった。 ハルトさんの視線が、ふと星奈ちゃんの袖で止まる。
ハルトさん
ハルトさん
低い声に、星奈ちゃんの 肩がぴくっと揺れた。
ハルトさんが近づき、隊服の袖を軽く掴む。 夕暮れでは分かりにくかった汚れが、街灯の光ではっきり見えた。 土埃みたいな汚れと、擦れた跡。 ナギさんも気付いて眉をひそめる。
ナギさん
浅薙星奈(あさなぎせな)
ユウマくん
ハルトさん
ハルトさん
ナギさん
浅薙星奈(あさなぎせな)
ナギさん
浅薙星奈(あさなぎせな)
浅薙星奈(あさなぎせな)
ナギさんとハルトさん
浅薙星奈(あさなぎせな)
浅薙星奈(あさなぎせな)
浅薙星奈(あさなぎせな)
ナギさん
ユウマくん
浅薙星奈(あさなぎせな)
浅薙星奈(あさなぎせな)
ナギさん
ナギさん
浅薙星奈(あさなぎせな)
ハルトさん
浅薙星奈(あさなぎせな)
ナギさん
浅薙星奈(あさなぎせな)
ナギさん
浅薙星奈(あさなぎせな)
ハルトさん
浅薙星奈(あさなぎせな)
ハルトさんがバックミラー越しにちらっと後ろを見る。 ナギさんも小さく笑って、
ナギさん
帰宅して少し落ち着いた頃、星奈ちゃんがソファにぽすっと 倒れ込みながらぼそっと言う。
浅薙星奈(あさなぎせな)
ハルトさん
ナギさん
ハルトさん
浅薙晃誠
少しして、 リビングの空気が落ち着いた頃。 奥の方から、 ナナセさんが静かに声をかける。
ナナセさん
ナナセさん
その隣で、メグリさんが 少しだけ柔らかく笑って続ける。
三途川メグリ
三途川メグリ
三途川メグリ
ナナセさん
リビングの明かりは少し落ち着いたまま、 星奈ちゃんの息だけが ゆっくり整っていく感じが残った。
ハルトさん
ナギさん
ハカちゃん、ミレイさん
ハカちゃん、ミレイさん
黒神ミレイ
ハカちゃん
ハカちゃん、ミレイさん
ナギさん
ハルトさん
浅薙星奈(あさなぎせな)
バタバタと男子部屋へ向かう二人。 その瞬間。
黒神ミレイ
ハカちゃん
ハカちゃん、ミレイさん
ハカちゃん、ミレイさん
ハカちゃん
黒神ミレイ
ハカちゃん、ミレイさん
ナギさんとハルトさん
浅薙星奈(あさなぎせな)
ハルトさん
ナギさん
浅薙星奈(あさなぎせな)
ナナセさん
浅薙星奈(あさなぎせな)
三途川メグリ
夕方の帰り道。 コンビニで買った温かい飲み物を片手に、ハカちゃんは隣を歩く 星奈ちゃんをちらっと見た。
ハカちゃん
浅薙星奈(あさなぎせな)
ハカちゃん
浅薙星奈(あさなぎせな)
ハカちゃん
浅薙星奈(あさなぎせな)
ハカちゃん
浅薙星奈(あさなぎせな)
ハカちゃん
ハカちゃん
浅薙星奈(あさなぎせな)
ハカちゃん
浅薙星奈(あさなぎせな)
風が吹いて、二人の髪を揺らした。
浅薙星奈(あさなぎせな)
浅薙星奈(あさなぎせな)
少しの沈黙のあと。 ハカちゃんはぎゅっと飲み物を握りしめたまま、前を向いていた。 でもその横顔は、 さっきまでの迷いとは少し違っていた。
ハカちゃん
ハカちゃん
ハカちゃん
浅薙星奈(あさなぎせな)
ハカちゃん
その時だった。
ユウマくん
ハカちゃん
ハカちゃん
ユウマくん
そんなユウマ君を見ながら、星奈ちゃんはニヤニヤしつつ小声で ハカちゃんに囁いた。
浅薙星奈(あさなぎせな)
ハカちゃん
浅薙星奈(あさなぎせな)
ハカちゃん
浅薙星奈(あさなぎせな)
ハカちゃん
浅薙星奈(あさなぎせな)
ハカちゃん
ハカちゃんは何度も深呼吸する。 手が震えてるのを見て星奈ちゃんがぎゅっと握った。その後、ハカちゃんが意を決したようにユウマ君を見た。
ハカちゃん
ユウマくん
ハカちゃん
浅薙星奈(あさなぎせな)
ハカちゃん
浅薙星奈(あさなぎせな)
ぶんぶん手を振りながら 離れていく星奈ちゃん。 残されたハカちゃんは顔を真っ赤にしたまま、ユウマ君の前に立つ。 ユウマ君はいつもより少し真面目な顔で、
ユウマくん
ハカちゃんはユウマ君の前で 何度も言葉を飲み込んでいた。
ハカちゃん
ユウマくん
ハカちゃん
ハカちゃん
ハカちゃん
ハカちゃんは大きく深呼吸して――
ハカちゃん
ユウマくん
ユウマくん
ハカちゃん
ユウマくん
ハカちゃん
浅薙星奈(あさなぎせな)
浅薙星奈(あさなぎせな)
ハカちゃん
浅薙星奈(あさなぎせな)
ハカちゃん
顔を覆うハカちゃんを見て、 ユウマ君が思わず吹き出す。 夕暮れの道に、 三人の笑い声が広がっていた。
浅薙星奈(あさなぎせな)
ハカちゃん
浅薙星奈(あさなぎせな)
ユウマくん
浅薙星奈(あさなぎせな)
浅薙星奈(あさなぎせな)
ユウマくん
浅薙星奈(あさなぎせな)
浅薙星奈(あさなぎせな)
浅薙星奈(あさなぎせな)
並んで立つ二人は、 本当にお似合いだった。 胸の奥がちくっと痛む。
――本当は。 本当は、星奈ちゃんも ユウマ君のことが好きだった。 優しいところも、不器用なところも。 自分が無理してる時 にすぐ気付くところも。 隣にいるだけで安心できるところも。 全部、好きだった。
ハカちゃんが勇気を出そうとしていたのを知ってしまったら、 自分は応援したかった。 笑って背中を押したかった。 だから星奈ちゃんは、その気持ちを胸の奥にしまい込むみたいに、いつもの笑顔を浮かべる。
浅薙星奈(あさなぎせな)
ユウマくん
ユウマくん
浅薙星奈(あさなぎせな)
そう返して駆け出す。 けれど角を曲がって二人から見えなくなった瞬間、 星奈ちゃんの足が少しだけ止まった。 夕暮れの空を見上げる。
浅薙星奈(あさなぎせな)
ぽつりと零した声は、誰にも届かない。 でも次の瞬間には、 星奈ちゃんは自分の頬を軽く叩いた。
浅薙星奈(あさなぎせな)
そしていつもの調子で仕事場へ 向かって走り出した。
仕事場の扉が勢いよく開く。
浅薙星奈(あさなぎせな)
息を切らした星奈ちゃんが 飛び込んできた。 すると机の書類を見ていた ハルトさん がゆっくり顔を上げる。
ハルトさん
浅薙星奈(あさなぎせな)
ハルトさん
浅薙星奈(あさなぎせな)
ハルトさん
浅薙星奈(あさなぎせな)
ハルトさん
即答だった。 ハルトさんは椅子から立ち上がると、 星奈ちゃんの前まで来る。
ハルトさん
浅薙星奈(あさなぎせな)
浅薙星奈(あさなぎせな)
ハルトさん
浅薙星奈(あさなぎせな)
浅薙星奈(あさなぎせな)
ハルトさんはしばらく何も言わなかった。 その代わり、星奈ちゃんの頭にぽんっと 大きな手を乗せる。
ハルトさん
星奈ちゃんは俯いたまま、小さく笑う。 涙が一滴だけ床に落ちた。 するとその時、仕事場の扉がまた開く。
ナギさん
ナギさん
ナギさん
浅薙星奈(あさなぎせな)
ナギさん
浅薙星奈(あさなぎせな)
ナギさん
その瞬間。 また涙が出そうになって、 星奈ちゃんは両手で顔を隠した。
浅薙星奈(あさなぎせな)
ナギさん
ナギさん
浅薙星奈(あさなぎせな)
ナギさん
ナギさん
浅薙星奈(あさなぎせな)
でも次の瞬間、 星奈ちゃんはぽつりと呟いた。
浅薙星奈(あさなぎせな)
浅薙星奈(あさなぎせな)
ナギさんとハルトさんは茶化さなかった。 ただ黙って聞いてくれる。
浅薙星奈(あさなぎせな)
浅薙星奈(あさなぎせな)
ハルトさんは机の上の書類を ぱたんと閉じた。
ハルトさん
ハルトさん
浅薙星奈(あさなぎせな)
ハルトさん
ハルトさん
浅薙星奈(あさなぎせな)
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