sho
sho
sho
昔の記憶…
昔、本当に昔の頃
俺にはお父さんがおった
まぁ、1~2年生の時までやけど
無口で、何を言っても
お父さん
って
そんなある日
お父さん
sho
お父さん
sho
お父さんに、出かけようと誘われた
sho
連れてこられた場所は『海』だった
sho
sho
sho
sho
お父さん
お父さん
お父さん
sho
sho
お父さん
お父さん
お父さん
sho
陸から数十メートルくらい離れ
俺とお父さんは海の上にいた
sho
sho
お父さん
お父さん
sho
お父さん
お父さん
sho
バッシャァ~ンッッッッ゛!
俺は、お父さんに突き飛ばされた
sho
泳いだことなんてなかったから
俺はその場で必死にもがいた
海面に浮上した時には既にお父さんの姿は何処にも無かった
sho
sho
数分もすれば体に赤い斑点が出始めた
sho
呼吸は狭まり、力尽きようとしてた
その時
釣りをしていたおじさんが助けに来てくれた
そのあとお母さんが迎えに来てくれた
俺は部屋で安静にするように言われて
寝てたんだけど…
お父さん
お母さん
お母さん
お父さん
二人は…何か大きな声で話してた…
sho
sho
頭に響いて、苦しかった
sho
そのあと、お父さんの姿は何処にもなかった
幼少期の欠片1
『アレルギー』