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今回の主
今回の主
夜 昼のあたたかな光が消え 街に静けさが戻るころ kzは夜風に髪を揺らしながら 歩いていた 彼のそばにはshuの姿 幽霊のようにしかし確かな 想いをもって寄り添っている 一方家の窓辺では fuが空を見上げていた 昼間、自分が守ると決めたkzの姿を 思い出しながら
fu
姿は見えない けれど どこかで確かに感じる 風の流れ、空気の揺らぎ、kzの笑顔 の奥にある安らぎ その全部がshuの存在を示していた
"'ちゃんと、届いてるよ”
そんな声が風の音に紛れて fuの心に届いたような気がした fuはそっと微笑んで、窓を閉める
fu
静かな夜に二人の心が 見えない糸で結ばれていく瞬間だった
fu
夜明けが近づく空はまだ 濃い藍色の中に少しずつ 薄いオレンジが混ざりはじめていた kzとrmは並んで歩く 街灯の光がまだ少し残って、 二人の影を長く伸ばす
kz
kzがつぶやくと、rmはそっと グレーの日傘を開いた
rm
rm
kzは驚いた顔をするけれど すぐに笑みを返す 道を進むたびに 夜と朝の境目の柔らかな光が 二人を包む 空気はひんやりしているけれど rmの存在がkzの心を ぽかぽかと温める 家に着くころ空はもう うっすら明るくなりかけていた
家に着くころ 空はすっかり淡い光に包まれていた る kzは玄関の灯りをつけ rmと一緒にリビングへ入る 温かな空気の中に 少しだけ夜の名残が漂っていた
fu
kz
rm
fuは椅子に腰を下ろすと 静かにノートを開いた ページの端には丁寧な文字が並び そこには「るいの様子」 「今日の空模様」「朝の気配」 などがきちんと記されている 少し迷うように視線を上げて fuは言った
fu
rm
kz
kz
rm
fu
はるとはその言葉を 一字一句逃さないようにメモしながら 少し考えるように目を伏せた
fu
rm
kz
fu
fu
rm
kz
kz
fuとrmの言葉に どこか懐かしさが混じっていて kzの胸があたたかくなる 3人はそれからもしばらく shuの話をした "どんな笑い方をするのが" "何を考えているのか” kzが語るshuの姿に fuとrmは想像を重ねていく ページには細やかな文字が並び fuノートの上には 昼の光と夕暮れの影がゆっくりと 重なっていった やがて部屋の外は薄暗くなり 空には最初の星が瞬き始める kzは手帳を見つめるfuに 小さく笑いかけた
kz
rm
kz
fuは顔を上げ 穏やかに頷いた
fu
rm
kzは立ち上がり 玄関の扉を開ける 夜風がやさしく頬を撫で 月の光が差し込んだ
夜の空気は少し冷たくて 心地よかった 月明かりが静かに照らす道を kzは一人で歩いていた 朝からずっと fuとshuのことを話していたせいか 胸の奥がほんのり温かい。 海辺に出ると潮の香りが風に混ざる その中でふっと空気が揺らいだ
kz
kzが名前を呼ぶと 月明かりの下に静かな影が現れた
shu
kz
その言葉にshuの表情が 一瞬だけ止まる
shu
kz
kz
shu
shu
shu
そう言いながら微かに笑うshu でもその目の奥には ほんの少しだけ複雑な色が 浮かんでいた kzがその変化に気づいて首を傾げる
kz
shuは目を逸らして風の方を見た
shu
shu
kz