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過去編
夜。
里奈
両親の言い争う声が聞こえる。
幼い里奈は布団を頭まで被った。
父「もう無理だろ!」
母「じゃあ私にどうしろっていうの!」
里奈は震えながら耳を塞いだ。
そして翌朝。
母「里奈……昨日はごめんね」
里奈
無理やり笑う。
里奈
母「……」
里奈
本当は怖かった。 本当は泣きたかった。
でも――
自分まで泣いたら、母親まで壊れてしまう気がした。
やがて両親は離婚。 里奈は母親と二人で暮らすようになった。
それから彼女は、人の顔色をよく見るようになった。
誰かが困っていれば助ける。 誰かが泣いていれば笑わせる。 誰かが一人なら隣に座る。
里奈
それは優しさであり――
自分を守るための癖でもあった。
コメント
1件
うわああ里奈ちゃんの過去編キタ━━(>_<)━━!!!! 幼い頃から親の喧嘩に怯えて「自分が笑えばみんな大丈夫」って…もうそれだけで胸ギュッてなる😭💔 無理に笑った顔で「大丈夫だよ!」って言う里奈ちゃんの必死さ、読んでて苦しかったよ…。 でもだからこそ今の彼女の「人のために動く優しさ」の原点がわかって、めっちゃ染みた…! 誰かを守るために笑うって、めちゃくちゃ強いけどめちゃくちゃ切ないね🥺✨