好き……なのかなぁ…

なんでこんな事になってしまうのだろう……

遡ること数分前…

天竺のアジトにて王様ゲーム中…

こんな事になるなら、王様ゲームなんか参加しなければよかった…

まぁ…参加した自分が悪いのだけれど…

なぜ私がこんなにも無言なのか… 私が喋らないのは、別に春千夜君が嫌いな訳では無い…ただ…

そう。私は春千夜君としゃべったことがない。ムーチョ君ならまだ話したことが多い、でも春千夜君とは、たまに世間話するくらいだ。

『気まずすぎる…』そう思った私は、何か話すことを決めた…

なんだろう…あんまり話したことが無いのからだろうか… 笑顔が眩しい…

なんで私は自分から話を終わらせてしまっているのだろうか…？

私は自分のポケットからスマホを取り出し、時間を確認する…

人混みが多い場所につく。

ギュ…ｯ(手を握る)

なんだろ……私と春千夜君って、あんまり歳離れてないはずなのに… 春千夜君が大人に見える…

…………

みんなの所にもどる

家につく

手洗い場だと思ってください。

ｼﾞｬｰ💧

手を洗おうとすると、春千夜君と握っていた手に視線が入る。

なんだろうなぁ…この変な気持ち…

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