それは突然だった。
凌太
凌太
優梨華
彼は中学1年生の夏から 中学2年生の夏まで1年間、 付き合っていた元彼だ。
約2年ぶりに彼から連絡があり、 私は凄く動揺した。
彼と私が出会ったのは 小学2年生の頃。
私は父に勧められ、 兄が入っていたサッカーチームに 入ることになった。
もちろん、サッカーチームには 私以外の女の子は一人もいなかった。
私は当時、極度の人見知りだったし、 他に女の子がいないので 誰とも話をすることができなかった。
そんな中、彼だけが私に 声をかけてくれた。
凌太
優梨華
凌太
凌太
優梨華
サッカーの習い事は週に2回 来る日も来る日も彼は ゆりちゃーんと私に話しかけてくれた。
けれどそれでも私の緊張はほぐれず、 小学6年生。 ついに引退の日が来たが、 私はまだまともに会話が出来ずにいた。
そして中学生になり、 私と彼は同じ学校になった。
同じ学校になったことがきっかけで 私と彼はLINEを交換した。
それから私達はLINEをするのが 日課になった
凌太
優梨華
凌太
優梨華
凌太
凌太
優梨華
こんな何気ない会話でも 私はすごく楽しかった。
私達は、中学に入ってから 共通の友達が沢山増え、 一緒に遊んだり過ごしたりする機会が 増えてきた。
当時、私には『小田颯太(おだふうた)』 という好きな人がいて その好きな人がなんらかの拍子で、 彼にバレてしまった
それ以降、彼は私のことをいじるようになってきた
凌太
優梨華
けれどそのおかげで私達は LINEではなく実際での会話も 増えてきた
だからなのか彼に好きな人いじりを されるのが少し嬉しい自分がいた
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