短編小説総編集[全て読み切り]

当時18歳。

親友がﾀﾋんだ。

友達と呼べるのは、その子くらいしかいなかった。

親友がいるから、生きていていいんだと思えていた。

親友がいたから、いつも楽しかったのに。

親友が亡き今、生きている心地がしない。

あの頃に戻れるのなら、戻りたい

何事も無い、親友と遊び回っていたあの日々に。

親友のﾀﾋから、数日経った時に、

ふと、思ったんだ。

私もﾀﾋねば、親友に逢えるかも....

って。

でも、違った。

会えなかったんだ。

あの子に逢うためにﾀﾋんだのに、、

あの子は、今頃天国で"家族"と仲良くしているだろうなぁ

いいなぁ。

前は、こんな筈じゃ無かったんだけどなぁ....笑

1人って、寂しいな。

こんな気持ちだったとは、

知りもしなかったな。

戻れるものなら、戻りたい。

まだ、

人を殺していないあの頃に....。