ユキエ
ユキエ
一成
ユキエ
ユキエ
一成さんと私は同じ職場をきっかけに 交際するようになった
ユキエ
一成
一成
一成さんは社長の跡取り息子であり、奥さんがいた。
ユキエ
一成
ユキエ
一成
一成
ユキエ
幸せはもう間近にある
そう思っていた
約束の1週間後
ユキエ
ユキエ
ユキエの上司
ユキエの上司
ユキエ
一成だ…!きっと父親の社長に頼んで …
ユキエ
一成
応答なし
一成
応答なし
一成
応答なし
一成
応答なし
ユキエ
それから数日後
一成から私の口座に多額の慰謝料が振り込まれていた。
しかし、一成からの連絡は一切ない。
ユキエ
ユキエ
ユキエ
やがて私は彼を恨むようになった。
そんな私とは裏腹にお腹は大きくなるばかりだった。
慰謝料でお金は十分あったので、 しばらく働かなくても生活ができた。
ユキエ
ユキエ
ユキエ
ユキエ
一成だ
奥さんらしき人もいる
一瞬声をかけるか迷ったが、やはり1度話をしたいと思った
ユキエ
一成
一成の妻
一成
一成
ユキエ
一成の妻
一成
一成の妻
ユキエ
一成
一成
ユキエ
ユキエ
一成
一成
「《他人の人生》としか思ってないけど」
あれから泣きながら家に帰った
彼に対する怒りより自分が惨めで仕方なかった
ユキエ
ユキエ
またお腹のソレが動いた
ユキエ
ユキエ
そう思うと怒りが込み上げてきた
ユキエ
ドンッ…ドンッ…ドンッ
気がつけば私はお腹を何度も壁に打ち付けていた
ユキエ
それからしばらくするとソレは動かなくなった
頭を過ぎったのは《これは罪にとわれるのか》ということだった
ユキエ
ユキエ
そう思って寝ようとした…
ユキエ
急に腹を突き破られるような痛みに襲われた
ユキエ
ユキエ
ドサッ
床に落ちたそれは仰向けになって倒れていた
泣かないし動かない
ユキエ
少し安心し、ソレを持ち上げ顔をみた
その瞬間の目が開いた
ユキエ
ユキエ
ソレの目は白目の部分がなく真っ黒だった
慌てて放り投げようとしたとき
「ヒトゴロシ」
ユキエ
恐怖で急いで外に出た
ユキエ
おぼつかない足取りでマンションの階段を下りていた
ユキエ
ユキエ
自分に言い聞かせていた
ユキエ
ユキエ
頭が朦朧とした瞬間____
ドタ…ドタドタドタ
階段から転げ落ちた
ユキエ
ユキエ
ユキエ
遠のく意識の中で私が最後に見たもの…
それは紛れもなくバケモノと化した
アカチャンダッタ
コメント
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やばいニダ
:(;゙゚'ω゚'):