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ジミンside
SUGA
初めてこんなふうに怒っているシュガヒョンをみて、 僕は思わず体がこわばる。
JIMIN
JIMIN
僕がそういうと、 シュガヒョンは思いっきり僕を睨めつけた。
確かに…、 別れ方は最低だった。
だけど、 付き合っていた方がもっと…
そして、 シュガヒョンは急に立ち上がりだすから部屋に行くのかと思えば僕の胸ぐらを掴んで怒鳴り出す。
SUGA
JIMIN
JIMIN
JIMIN
JIMIN
JIMIN
JIMIN
JIMIN
JIMIN
何を思ってかわからないが、 ふと何かが頭の中で切れていて、 気づけばあれやこれやジンヒョンとシュガヒョンに早口で言っていた。
ヒョン達は大きく目を見開いて、 驚きを隠せないようだった。
驚き…、 というより、 怒りの方が近いかな…。
ジンヒョンもこれには、 「訴えよう」 そう言ってくれた。
だけど、 大事(おおごと)にして警察からジファンが捕まったとなれば… テヒョンアは…。
JIMIN
それだけ言うと、 ジンヒョンは察したかのように何も言ってこなくなった。
きっと、 大事(おおごと)にすれば、 テヒョンアはもっと壊れる。
自殺しようとするかもしれないし、 リストカットもたくさんするかもしれない。
それだけ…
それだけ好きなんだよな、 テヒョンアは…。
自殺しようとするほど、 リストカットして悩むほど…、 大好きなんだよな…っ
JIMIN
と、その時、 玄関が開く音がして「ただいまー!」と元気のいい声が聞こえてくる。
ナムジュニヒョンとホソギヒョンが事務所の仕事が終わって帰ってきたんだ…。
…テヒョンアのこと…、 あの二人にも言っといた方がいいよね…?
…言わないといけないよね。
チームメイトなんだから。
JIMIN
そして、 ナムジュニヒョン達はリビングに入った後にこの重い空気を感じ取ったのか、 眉毛をひそめて心配そうな顔をする。
そんな2人に僕は、 小さく息を吸い込んで…
JIMIN
そう言って、 ナムジュニヒョン達をソファーに座るよう誘い込んだ。
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J-HOPE
J-HOPE
さっき帰ってきたばかりのナムジュニヒョン達に、 さっき起こったこと、 テヒョンアの過去のことを全て話した。
すると、 ナムジュニヒョン達は「テヒョナっ…」と名前を何度も呼んで涙を流していた。
そんなヒョン達を見て、 少し泣きやみかけていた僕も罪悪感がめばえてまた大粒の涙を流して泣いた。
…っ
…どうすればテヒョンアはジファンのことを忘れられるの…?
もし今…、 関係を持っているとしたら…、 どうやってその関係を離せばいい…?
わからない… 何も…。
分からないよっ…
……………
SUGA
SUGA
SUGA
「助けてやらなかったのか…?」
僕は何度も…、 助けようとしたよ。
でもテヒョンアは…
" ジミナは何もしないで。僕達を暖かく見守ってて "
そう言って泣きそうな顔で何度も「一生のお願いだから…」 と人前で頭を僕に下げてくるから…っ
苦しそうな顔で、 そう何度もいうもんだから…、 僕はなんにも助けることができなかったんだよ…
って…、 これじゃあ助けなかったことになるか…
僕がテヒョンアに甘かったから…
JIMIN
SUGA
SUGA
SUGA
そう言ってまたもや僕の胸ぐらを掴んで、 ソファーに座っていた僕の体は一気に起立させられる。
JIMIN
JIN
JIN
SUGA
……ああ、 僕があの時テヒョンアの『一生のお願い』なんか聞かないで、 警察に言っていれば…。
こんなことにならなかったかもしれないのに…っ
…っごめんなさい…
ほんと…に…っごめんなさい…
JIMIN
JIMIN
RM
RM
そう言ってくれて、 少し安心したような気もしたが罪悪感は増えるばかりだった。
コメント
26件
最高…です!!!(´;ω;`)
星ちゃんっっっっっ 待ってましたぁぁぁ!!、!さすが星ちゃんですわい♡わいの推し♡((キモ あぁもうほんとに切なすぎる…マジで泣きそう 一回最初から全部読んで泣いてきます、、、、、、、、