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亡き恋人と私の物語

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亡き恋人と私の物語

1 - 亡き恋人と私の物語

♥

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2018年12月20日

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これは本当にあった泣ける(?)お話です

泣けるのが苦手な人はここからは見ないようにお願いします

それでは始めます

わたしが年長さんの時です

わたし

ねぇかずくん

かず

なに?

わたし

明日お散歩いくんだよね〜?

かず

そうだよ!

わたし

楽しみだね!

わたし

そう言えばお弁当も食べるんだよね?

かず

うん!お弁当一緒に食べよう!

わたし

いいよ!

私たちはこんな関係でした

いつも一緒にいて

とても仲良しでした

そんなかずくんがわたしは大好きでした

そしてわたしは小学2年生になりました

わたし

かずくん元気にしてるかな?

わたしは家へ帰りました

わたし

ただいまー!

お母さん

お帰り〜

その日の夜

プルルルル、プルルルル...

お母さんの携帯が急になり出しました

お母さん

あら?かずくんのお母さんだわ?

お母さん

どうしたのかしら?

お母さん

はい、もしもし...

かずくんのお母さん

あっ!○○ちゃんのお母さん?

お母さん

そうですけど、どうなさいました?

かずくんのお母さん

実はかずが...

ーかずが交通事故でー

ー亡くなりましたー

お母さん

えっ...

お母さん

嘘でしょ⁉︎嘘ですよね?

かずくんのお母さん

いや、本当です...

お母さん

信じらんない...

わたし

なに?どうしたの?

お母さん

かずくんがね、交通事故で...

ー亡くなったー

わたし

え?冗談でしょう?嘘でしょう⁉︎

お母さん

いいや、本当よ...

わたし

えっ...一緒にお花見行くって約束したのに...約束したのに...!

さかのぼること1年前...

わたし

ネーかずくん

かず

なに?

その時たまたま公園で出会ったのでいつもの流れの会話をしていました

わたし

2年生になったら、一緒にお花見しようよ🌸

かず

いいよ!

運悪くお花見が次の日と迫っているというのに交通事故で亡くなってしまいました

わたし

なんで...なんで...!かずくんの嘘つき!もういい!かずくんの顔なんて二度と見たくない!

そう言い捨て、わたしは自分の部屋へ向かっていきました

わたし

かずくんの嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき嘘つき‼️

プルルルル、プルルルル...

一階からまた携帯の鳴る音がしました

わたしはもう携帯の鳴る音すら聞きたくなかったのでとっさに耳をふさぎました

その時きこえた声は

ーお葬式は明日の2時からですのでー

でした。

その時初めてかずくんが亡くなったという事を実感しました

お葬式中

わたしはなぜか涙が出ませんでした

お坊さん

南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏...

この声は聞き覚えがありました

なぜかって?

それはわたしが通っていた保育園はお寺の保育園だったからです

もちろん園長さんもお坊さん

最後にかずくんの遺体に花をお供えする時

わたしは花をお供えしながら強く願いました

ーかずくんの分まで頑張ります。その代わり、かずくんは天国で頑張ってくださいー

わたし

私は今、小学5年生です。

わたし

3年前のことを思い出すと、

わたし

2年生だった時の私は、裏切られた気持ちでいっぱいでしたね😅(正直)

わたし

嘘つき発言サクレツ!………(笑)

わたし

ちょっと、最後に言いたかった言葉↓(かずくんが死んでしまう前に)

わたし

大好きだよ。かずくん……

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