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みんな、私のことを可愛い美人っ！とか言うけど… ホントの私は、一部の人たちしか知らない
私は、
探偵事務所ストテラのスパイ部員だ。
社長
『今日も綺麗だね、野花』
野花
ありがとうこざいます、社長
社長
『君には、山宮渚くんを明後日から調査してくれるかな？』
野花
山宮渚？
社長
『山宮財閥は、知ってるかな？』
野花
はい。
社長
『その息子が高二なんだけどヤンチャでね…』
社長
『毎日、どんな生活を送ってるか紙に書いて渡すだけでいいから』
野花
分かりました。
野花
ですが、なぜ私に？
野花
(私は、けっこー優秀なのに…)
社長
『高校生は君だけだからね』
そう、シトテラのスパイはほとんど大人で高校生は私だけ…
野花
分かりました。必ず期待に応えます。
社長
『期待してるよ、君は優秀だからね』
野花
はい。
ピーン
野花
明日から転入か
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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