愛
愛
愛
愛
愛
愛
フェリ
言ってしまった
菊は僕を毎日守ってくれているのに、
喧嘩した時、死ねって言ってしまうような
そのくらいの気持ちで。
菊
フェリ
フェリ
フェリ
フェリ
フランシス
フランシス
フランシス先生は、その気持ちもわかるとか、 僕を説得してきた。
フェリ
フェリ
フェリ
フェリ
菊
フェリ
僕は 菊が無理をしている。だから守るのをやめてって話をしていたのに。
1ミリも話を理解していない。
菊
菊
菊
フェリ
フェリ
菊
菊
菊
そう言って菊は走ってどこかへ行ってしまった。
あれから菊は、 誰かと争うことも無く
ずっとずっと、汚れた机に座って外を眺めるだけで。
部屋にいる時は、口も聞かずにただただ 勉強をしていた
だから僕は、もう安心した気持ちもあったし、 どこか寂しくて話かけたくなるんだ。
それから2ヶ月たったある日の事だった。
がしゃんっ
空き教室から、花瓶が割れる音がした。
皆はその空き教室、外から部屋の中を覗いていた。
)また菊なにかしたの…w )落ち着いてたけど、やっぱなにかすると思ったわww
覗いていた人の会話に、「菊」という名前が上がった。
フェリ
僕は人を押しのけて、1番前まで行った。
そこに居たのは、 菊といじめっ子
いじめっ子の腕にはカッターの切り傷があった。
そして菊はカッターを持っていた。
でも、ずっと下を向いて 目がぐるぐるしている。
そして頬を強く触っていて、何かを隠しているようにも見える
いじめっ子
いじめっ子
菊
もし菊が切りつけたのならば、何故花瓶が落ちたのか。
そしてなんで誰でも出入りできるような場所で、 こんなことをしたのか。
そんなことを考えているうちに、先生は来る
アーサー
アーサー
息を荒げて話す先生。 しかも鬼怖アーサー先生だし…
てか生徒指導の先生だったんだ。
いじめっ子
アーサー
問題児…
菊
アーサー
そして菊は無言のまま、部屋を出た。
アーサー
菊
アーサー
アーサー
なんて言えばみんなは納得してくれるだろう。
菊
なんて言えば、信じて貰えるだろう。
なんて言えば…っ、どうやったら…ッ
バチンっ
アーサー
アーサー先生は私の頬を叩いた
アーサー
アーサー
話もろくに聞いてくれない。
そんな人に、事情が伝わるわけが無いんだって、
そんなのずっとず〜っと前から知ってた
保育園から高校までずっとひとりぼっちで、
人一倍なんでも分かってるはずなのに…なの、に
助けてもらう意味はあるのだろうか。
死にたいって思ってたのに、 助けてなんて自己中心的すぎる。
何が楽しくて、何が好きで、何が大切なのか
何も知らない奴が生きる意味は無い。 だから私は言った。終わらせるために。
菊
菊
アーサー
アーサー
菊
アーサー
アーサー
菊
最初から最後まで、顔をあげずに部屋を出ていこうとした。
アーサー
アーサー
そういい先生は、唇をかみしめて 私の目を離さず見続けた
菊
アーサー
アーサー
菊
アーサー
アーサー
確かに、 むかついた時でも手は出さなかった。
にしても…フランシス先生には毎回助けられてばかり…
菊
アーサー
菊
菊
アーサー
アーサー
アーサー
アーサー
アーサー
アーサー
アーサー先生は照れたように横を見た
アーサー
アーサー
アーサー
アーサー
アーサー
アーサー
菊
菊
最後の最後まで本当のことを言えなくって、…
アーサー
菊
アーサー
アーサー
アーサー
菊
涙が出る
なんでだろうか。 今は分からない。りゆうなんてないよ
菊
アーサー
先生が初めて優しいと感じることが出来た。
菊
菊
菊
菊
菊
菊
菊
アーサー
菊
菊
菊
ガチャっ
続き ♡100
コメント
5件
ふぅ↑最高↑
約200タップも書いたのに、短いの何でなんだろうか(˙◁˙)