私は紫苑秋音。 ごく普通の学生です。
読書が大好きです
秋音
だって 1ページずつめくる毎に 世界が見えていく。
※ ハ ズ キ ル ○ ぺ か よ
ペラッ とめくる音と同時に 携帯の着信音が鳴った。
秋音
…………誰だろう?
a
こんにちは
a
紫苑先輩で合ってますか?
akine
あ、合ってますけど… 誰ですか
ストーカー…?!
a
えっと………同じ学校の相川っていいます
a
よろしくお願いします
akine
あ、後輩くんか〜!!
よろしくね😆
よろしくね😆
a
よろしくお願いします!
翌日
みわ
秋音〜
秋音
あ、みわ。
おはよう
おはよう
みわ
また難しい本読んでる〜〜
秋音
いいじゃん……
秋音
国語辞典楽しいよ?
みわ
ふーん……
あ、なんかドアのとこで相川後輩くんが呼んでるよ
あ、なんかドアのとこで相川後輩くんが呼んでるよ
秋音
え?相川くん??
秋音
相川くん?
相川
先輩っ!
秋音
(え、めちゃくちゃイケメン……)
相川
えっと、この本先輩に貸そうと思っ、て、
そこには 『好き』と大きく書かれた本が目の前にあった。
相川
…僕、先輩の事が好きです
相川
この本は、僕の気持ちです……
秋音
秋音
もうそれ見てるんだよね
相川
………え
秋音
私の返事は
秋音
YESだよ!!
相川
…先輩っ!
秋音
ちょ、苦しい……
これから君と私の 物語を作っていこうね。