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○○

今日もそろそろ来る頃かなぁ…あ、来た!

○○

いらっしゃいませ!空いてるお席へどうぞ!

私は飲食店で働いてる。 ここ数ヶ月前からだいたいこの時間に、毎日のように来るお客さんがいる。 普段はスーツなんだけど、週2くらいで私服がある。 それもまた、かっこいい。 背も高いからモデルみたい。 今日はちょっと声掛けてみようとおもう。

○○

ご注文お決まりですかー?

🖤

あ、決まったらボタン押します。

○○

あ、はい。ありがとうございます!

しばらくすると、呼び出しボタンがなった。

○○

お待たせいたしました!

🖤

この定食ください。ご飯大盛りで、お願いします。

○○

食後にコーヒーいかがですか?

🖤

えっ?

○○

いつも来ていただいてるのでサービスです!なんか今日お疲れのようですし…

🖤

え?……サービスなら…

ほんとにいいんですか?、

○○

はい!お砂糖とミルクは…

🖤

大丈夫です。ブラックで。

○○

かしこまりました!

🖤

今もらえたりしますか?

○○

全然大丈夫です。すぐお持ちします!(^^)

そういって、私はコーヒーを持っていった。

🖤

ありがとうございます!

○○

いえ、こちらこそ。いつもありがとうございます(*^^*)ごゆっくりどうぞ!

少し会話できたことが嬉しかった。 食事も運びそろそろ食べ終わるかなという時を見て、声をかけた。

○○

食後のコーヒーはいかがですか?

🖤

じゃぁ、頂こうかな。追加して貰っていいですか?

○○

ありがとうございます!

準備して持っていく

🖤

ありがとうございます!(^^)

○○

ごゆっくりどうぞ!(^^)

しばらくするとレジへ。 お会計終わりにこっそり、サービス券を渡した。 ドリンク無料券。

🖤

いいんですか?

○○

はい(^^)使ってください!

🖤

ありがとうございます!また来ます!

そういって数日。彼は、こなかった。

○○

いらっしゃいませ〜!

2週間程して、彼は久しぶりに来店。 なんだか少しやつれた様だった。

○○

お久しぶりですね!

🖤

え?あ…どうも…。最近忙しくて…出張続きで…

○○

そうだったんですね…
メニュー、新しくなりましたよ!

🖤

ホントだ…決まったら呼びますね…

○○

コーヒー飲まれますか?

🖤

え?あ、券…

○○

後で大丈夫です!先にコーヒーお持ちしますね(^^)

○○

はい、お待たせいたしました!

🖤

ありがとうございます!注文いいですか?

○○

はい!

🖤

この定食でお願いします

○○

ご飯は…

🖤

普通でいいです。そんな入らないと思うので…

○○

かしこまりました(*^^*)少々お待ちください!

○○

お待たせいたしました!

🖤

ありがとうございます!いただきます!

🖤

やっぱりここのご飯美味しいです!

○○

(*´艸`)ありがとうございます!

それから、毎日彼は来店してくれて。 少しずつたわいも無い話をするようになった。 好きな食べ物もきいた。 仕事もなかなか大変らしく、 辛いと、たまに話してくれるようにもなった。

○○

あれ?今日はなんか生き生きしてますね!

🖤

商談が決まったんです!

○○

おめでとうございます👏良かったですね(*^^*)

🖤

ほんと、ホッとしました!色々愚痴聞いて貰ったりしたお陰です。ありがとうございます!

○○

じゃあ、今日はお祝いですね!

🖤

え?

○○

🖤さんの好きな物で、オリジナル定食作ってきます٩(๑>∀<๑)۶

🖤

え?いいんですか?

○○

はい!お任せ下さい!

私はそう伝えたあと、キッチンに特別オーダーをながした。そしていつものコーヒーをだした。

🖤

ひとり暮らしだから、なんか、こういうの嬉しい…

○○

良かったです(^^)

他のお客様も帰って🖤だけになったから、店を閉めた。 私は片付けをある程度済ませた。 料理を運び、キッチンからもスタッフがでてきて、皆でお祝いをした。

🖤

なんかすみません…ありがとうございます!

○○

いえ(^^)今日は特別です!

🖤

頑張ってよかった…

彼は、喜んで、沢山食べて、元気に帰ってった。 翌日も、またその次の日も…ほぼ毎日きてくれて。 私より2つ下で。 どこに住んでるとかまで話す仲に。 お客さんがいないときは、一緒に座って話すことも。 そんな日々がつづいた。

○○

うわ〜人多すぎるな…

私は休みで、電車で出かけた。 人が多くて身動き取りづらい。 そんな中、荒い鼻息が。 すると、おしりに何か触れた

○○

えっ?

最初は気のせいかと思っていた。 揺れで荷物が当たってるだけだと。 でも鼻息は益々荒くなり、触り方も変わってきた… 怖くて声が出ない… 徐々に下半身を押し付けられて、前にも手が伸びてきた。

○○

……っ。ヤダっ……(´;ω;`)

次の駅で降りろうと思って我慢していた。 けど、とうとう服の中にまで手が入ってきた。

○○

やだっ…やめてっ…

??

何やってんのおっさん。

○○

……ビクッ(-’๏_๏’-)

1人のスーツ着た男性が、気づいたのか、犯人の手を掴んだ。間もなく駅について、犯人は捕まった。

??

大丈夫ですか?

○○

ありがとうございました…

そういって、顔を見ると…

○○

えっ!🖤さん!

🖤

あ!○○さん!

○○

なんか恥ずかしいとこみられちゃいましたね…//(。•́ωก̀。)…グス

🖤

ほんとに大丈夫?

○○

………大丈夫です。

🖤

嘘ついてるでしょ?

○○

え?なんで…

🖤

そんなに震えて。怖かったでしょ?

○○

……っ。怖かった…怖かったカタ:(ˊ◦ω◦ˋ):カタ

🖤

(ノ_・。)ヾ(・ω・*)ナデナデ

○○

……っ。・゚・(*ノД`*)・゚・。

🖤さんは優しく抱きしめてくれた。 落ち着くまで、背中さすって、大丈夫っていって。

○○

……ありがとうございます。なんかすみません…

🖤

いいんです。いつも僕が支えてもらってますから。

○○

でも…

🖤

気にしないで?大事な人があんな事されてて、黙ってられませんから。

○○

えっ?

🖤

あ。……だから、○○さんのこと…

好きです。

○○

それって…(。•́ωก̀。)…グス

🖤

色々話してくうちに、好きになった。
お祝いしてくれて、いつも気にかけてくれて…

○○

当たり前じゃん。だって最初から好きだったから…///

🖤

え?

○○

毎日会えるの楽しみだった…
話せるようなってうれしかった…

🖤

なんだ(笑)一緒だったんだね

○○

……みたい(笑)

🖤

じゃあ、このまま大人のデートしよ?

○○

えっ?

🖤

さっきの…上書きさせて?

○○

……っ!!へ?/////

急な展開に、私はパニック。 そのまま連れていかれた。 そこからは……ご想像にお任せします(笑)

🖤

ただいま!

○○

おかえり…

🖤

体調大丈夫?

○○

うん。だいぶ落ち着いかな。まだ並はあるけど。

あ、ご飯できてるよ!

🖤

ありがと!自分でやるから、ソファーで横になってていいよ?ゆっくりしてて?

○○

ん…ありがと(^^)

○○

でも、その前にちょっとだけ…

🖤

ん?

(´。•ω(•ω•。`)ぎゅー♡

🖤

仕方ないなぁ、もう…

○○

だって…寂しかったもん///

🖤

可愛い♡好きだよ//…

チュ……………ッ

○○

………んっ////

🖤

よし、ご飯たべる!

○○

……うん///

あれからしばらくして、私達は同棲。 その後結婚。 そして、新しい命を授かっている。 それでも、甘い新婚生活をすごしている… ___________❦ℯꫛᎴ❧___

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