テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
#長編
結愛
341
きょう
266
1
コメント
1件
わあ、第1話から個性爆発なユイちゃん、最高ですね😂 「足が8本あって顔が割れて光線を出すハト」を次世代伝書鳩とドヤ顔する場面、吹き出しそうになりました。神聖な儀式での即興ソウル歌唱も、周りの天使たちがメンタルケア必要になるのも納得のインパクト(笑) 周りから浮いてるのに「孤高の天才」と完全にポジティブ勘違いしてるところがもう愛おしい…!人間界に落とされてどうなるのか、続きが気になりすぎます。設定もテンポも軽快で、一気に読めました。桜城さん、楽しい作品をありがとうございます🌷
地上の遥か上空に存在すると言われている、 神聖な世界「天界」
ここには、 多くの天使が暮らしており、 今日も彼らは清き生活を送っている
天使は本来、規律を重んじ、 常にエレガントで、神の御心を察して動く種族
しかし一人だけ、 常識知らずの変人がいた…
ゆいちー
神様
大きなアホ毛を持つその天使に、 神様は思わず顔を顰める
彼女の名前は「ユイ」
黙っていれば普通の天使だが、 さっきのようにズレた質問を大真面目にする、 風変わりな天使だった
そのため、 他の天使からは「風紀が乱れる」と距離を置かれていた
天使
天使
傍で見ている他の天使達が、 小さな声でコソコソと陰口を叩く
しかし、 ユイは他の天使に距離を置かれていることに、 寂しがるどころか…
ゆいちー
むしろポジティブに勘違いをして、 完全に調子に乗っていた
ユイは毎日ドヤ顔で、 天界を闊歩していた
大天使・ユイは、 神聖な天界で、たくさんのことをやらかしていた
天使
この日の天界では、 天使の先生による、 創生魔法の授業が行われていた
他の天使たちは、 綺麗な花や光る鳥などの、 美しいものを生み出していた
しかし、 ユイだけは他の天使とは違う、 奇妙なものを生み出していた
ゆいちー
ユイが生み出した「奇妙なもの」とは、 「足が8本あって、顔が割れて光線を出すハト」だった
ユイは「完璧だ!」とほざきながら、 キリッとドヤ顔を決める
天使
先生の天使は青ざめながらユイに聞くと、 ユイは堂々と胸を張って答える
ゆいちー
天使
白く輝く天界の教室は、 恐怖によってどん底に突き落とされたのだった
神を称えるシリアスな儀式
天使達は全員、真剣に儀式に取り組んでいた ただし、ユイを除く
ユイは人手不足による事故で、 聖歌のソロパートを任された
楽譜通りに歌えばいいものを、 ユイは調子に乗り、 謎のオリジナル即興アレンジで熱唱した
ゆいちー
天界の厳かな神殿にユイの奇妙な歌声が響き渡り、 他の天使たちは祈る手を震わせている
天使
天使
他の天使達は思わず、 心の中で「こいつ、ヤバい…」とドン引きしてしまう
全てが歌い終わった後、 ついに先生の天使に指摘されてしまう
天使
すると、 ユイはキリッとドヤ顔を決めて、 こう言った
ゆいちー
天使
その後、他の天使達は、 一晩中メンタルケアが必要なレベルで体調を崩したんだそう
お昼休みの時間
ユイはいつも、 神殿の柱の影で、 一人でカラフルな天界の果実を食べていました
ゆいちー
ユイが呑気に果実を探し出そうとすると、 他の天使達はユイに向けて、 哀れみの目を向けて来た
天使
天使
しかし、 ユイは気まずくなるどころか、 悩むこともなかった
ゆいちー
ゆいちー
本人は「孤高の天才演出」のつもりだった
変に悩まずポジティブに考えているので、 ある意味人生が楽しそうである
そんなある日のことだった
天使
ユイのお世話係の上級天使の怒号が、 天界中に響いた
何があったのかというと、 ユイは良かれと思って、 「天界の門」に物凄い前衛的な防衛用トラップを、 描いて具現化させた
ゆいちー
ゆいちー
天使
天使
上級天使は思わず、 頭を抱えて溜息を吐いた
これが、 上級天使たちの逆鱗に触れてしまい、 ユイは「あること」をさせられてしまう
天使
天使
ゆいちー
こうしてユイは、 事実上の「お荷物払い」として人間界へ送り出されることになってしまった
ユイは上級天使によって、 地上にある「不思議な街」へ落とされるのだった…