この作品はいかがでしたか?
91
この作品はいかがでしたか?
91
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
一輝
龍二
一輝
龍二
一輝
龍二
一輝
龍二
一輝
龍二
一輝
一輝
龍二
一輝
龍二
一輝
龍二
一輝
一輝
一輝
一輝
一輝
一輝
一輝は玄関に招き猫を置いた。 招き猫は満面の笑みで右手を上げてる
一輝
その日は引越しの片付けなんかで疲れてしまい、そのままベッドに向かって倒れて 夢の中にと行ってしまった
一輝
一輝
一輝
バイト探しで一日が終わってしまった
翌日
一輝
それから少しして自宅に龍二がやってきた
龍二
一輝
龍二
一輝
龍二
一輝
龍二
一輝
龍二
一輝
龍二
一輝
龍二と一緒に確認しに行ったが 置いたはずの招き猫はそこには無かった
龍二
一輝
龍二
一輝
龍二
一輝
龍二
玄関に無かったので仕方なく部屋にと戻ると小さなテーブルのちょうど真ん中に龍二から貰った招き猫が置いていった
龍二
一輝
龍二
一輝
龍二
一輝
龍二
一輝
龍二
龍二
一輝
龍二
龍二
一輝
龍二
一輝
それから少し時は過ぎ、学校も始まり バイトをして順調に一人暮らしが出来た。 そんなある日のことだ
一輝
一輝
一輝
一輝
早歩きで自宅にと帰る。 すると、後ろから何者かの気配を感じた
一輝
一輝がスピードを上げると後ろの何者かもスピードを上げてくる
一輝
一輝
一輝
自宅を通り過ぎ、あえて近くのコンビニに入り、適当に買い物をして来た道を戻る
一輝
一輝
そのまま何事もなく家に着き 直ぐにドアの鍵を掛けた
一輝
部屋の扉を開けるとまたあの招き猫が置いた覚えのない場所に置かれている
一輝
一輝
招き猫を持ち玄関にと飾り直す 持った時に何故かいつもより重く感じたがそれは、自分が疲れてるからそう感じただけだと自分に言い聞かせた
一輝
それからはそんな不気味な現象は起きなくなり代わりに一輝の金運が上がっていった
バイトで1番働いてるところを店長が知りその後バイトにも関わらず給料が一気に跳ね上がった
金運だけでなく、生活面での運もあがったようだ。今では彼女だって出来てる
不気味ではあったが招き猫を貰ってからはいい事ばかり起きていた。
この日が来るまでは……
久しぶりに龍二との予定があったので家に誘って、遊ぶことにした
一輝
龍二
一輝
一輝
龍二
一輝
一輝
龍二
一輝
龍二
一輝
龍二
それからしょうもない話やゲームなんかして途中まで一緒に帰ってそれから別れて 俺はバイトにと向かう
一輝
龍二
一輝
バイトに行き、たっぷり働いてまた帰るのが遅くなってしまった
一輝
一輝
1人であの暗がりの道を歩いているといつかみたいに後ろから誰かの気配を感じた
一輝
一輝
しかし、今回はそうは行かなかった。 徐々に足音が近くなり、一輝は それに、恐怖を感じて早く歩くも相手は どうやら走ってきているようだった
一輝
一輝
一輝
ある程度距離を置き振り向く。 後ろからは黒いパーカーにフードを被っていて顔は確認できない
だが分かることはある。確実にこの人は俺を殺す気だ。左手にはカッターみたいなものを持ってる。
それさえ取り上げれば俺は最悪ちょっとした擦り傷で済む。左手を抑えるだけだ。 何も難しいことはない
自分にそう言い聞かせて目の前の 誰かと戦う
一輝
???
無言で近づき手にあるカッターで一輝を切りにかかる。近くにあったゴミ箱でその攻撃を防ぎ、そのままゴミ箱を投げる
一輝
???
中身は空っぽだが、大きさ的にこちらの方が有利である。そのため相手は近づけないで困惑している
一輝
???
フードを被った何者かはゴミ箱を避けて一輝に近づいて左手のカッターで脇を刺しにかかる
一輝
避けるまもなくその攻撃を受けてしまい、刺された箇所からは血がどくどくと流れ出ている
一輝
???
一輝
???
何も言わないそのカッターを持った何者かはそのカッターをその場に捨てて立ち去ろうとする
その時雨が降ってきた。今日は夜雷雨になるそうだ。そして、空に一筋の光が走る それと共にフードに隠れた顔が一瞬見えた
その顔は、招き猫のおめんのようなものをしていた。
一輝
そのまま一輝は気を失った。
龍二
龍二
龍二
龍二
龍二
龍二
自分の部屋でグチグチ言ってると、インターホンが鳴った
龍二
玄関まで行き、ドアスコープを除くとそこには一輝の菅田があった
龍二
龍二
気を緩めドアの鍵を開けて扉も開ける
龍二
そこには一輝がいた。確かに居たが知ってる一輝では無かった。服は何故か赤黒く染まっていて
目は虚ろだった。それよりも恐ろしいのは一輝の後ろにずっと立っているフードの誰かだ
ドアスコープではそんな奴は写ってなかったなのに部屋から出てきたらこの何者かがここに立っていた。
???
一輝
龍二
後ろの何者かが右手て一輝を抑えていたらしくその右手を離すと一輝は力なくその場に崩れ落ちた
龍二
???
フードを被った何者かは左手にあるカッターで龍二の腹に一刺し。
龍二
???
龍二
???
すると、ゆっくりフードを下ろした。 フードの下の顔は猫だった
龍二
???
龍二
刺された龍二は音なく倒れる。そして、その2人の遺骸に血塗れのカッターを2つ刺してその猫のお面をした何者かは消えた
薄れゆく意識の中。走馬灯のようなものが頭の中を駆け巡る。親父の言葉だ
この招き猫は色んなものを招く。元々招き猫は金運や客引きなんかだが、こいつは違う
金 客 女 名声 なんでも呼ぶんだよ。 そう。【なんでも】呼ぶんだよ
その招き猫はあの世まで招いてくれるんだよ。俺はこいつを持った時感じたんだ
前より重くなった時は、こいつに幸福が宿り一定数超えると暴走して死さえ招き出す
もし、俺が死んだらこいつに招かれたんだと思ってくれ
龍二
???
龍二の記憶はそこで途絶えた。
招き猫は幸福を呼ぶ。しかし、幸福を呼ぶだけとは限らない。不幸だって呼ぶかもしれない。誰が幸福だけを招くと決めた?
物には心が宿る。幸福を願うなら幸福を呼ぶかもしれない。でも、少しでも負の感情が芽生えたらどうだろう
負の感情が物に伝わり、そしてそれが心として芽生えたら……
物には正しき愛を持って使ってあげないといつか必ずどこかで自分にとって不幸な事が起きるでしょう……