この作品はいかがでしたか?
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カチッ
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煙草の匂いが充満する。
ここは軍基地にある所為幹部達の ベランダの様なところだ
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内ポケットから煙草を取り出す
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シャオちゃんがライターを投げてくる
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カチッ
ライターを受け取り煙草に火をつける
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煙草を吸って
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はく
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図星だ。驚いたなんて思いながら 返事をした
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それは今日あった出来事だ
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(げ…今日トントン不機嫌やん)
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『なぁ鬱?ミスがこことここと他にも沢山。なんやこの書類は。舐めとんのか?』
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『本当無能は…。はっきり言って迷惑なんやけど?』
「あれぇ…?ちゃんと見直ししたはずなんやけどなぁ…」
『はぁ…お前毎回見直した見直した言うとるけどそれやったら普通こんな書類ミスせんねん』
『でも見直したのが事実ならいつも頑張ってないからや。みんな頑張っとるんやからお前も頑張れや』
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「はぁ!?僕のこと何も知らんくせに勝手なこと言ってんとちゃうで!?」
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『お前やって俺のこと知らんやろが!!お前みたいな無能のせいで俺はいつもいつも寝る間も惜しんで書類仕事やってんやぞ!!』
『どの口で言ってんのや!?』
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「…もうええわ」
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僕の目から涙が落ちてきた
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どんどん自虐的になってきた。 でも全部事実なんだ
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いい歳した大人がガキみたいなことを言ってるのはわかってる。
わかってるけど言ってしまう。 本当屑だなw
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すると吸い終わったのだろうか。 シャオロンは柵の上に乗っている灰皿に吸っていた煙草を入れた
続けて僕も入れる
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ふと思ったがこんなに時間がたっていたら煙草はもう僕の指近くまで短くなっているはずでは?
それなら気付かないうちに少し火傷しているのでは?
そう思い自分の手を見ても火傷跡はない。
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後ろを振り向くとトントンがいた
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シャオちゃんに背中を押される
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背中越しにその言葉を聞き取って 僕はトントンのところに行った
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鬱が足を止める
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トントンはそれを聞いた瞬間鬱を 物騒なものを見る様な目で振り返った
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ふとトントンは鬱を通り越した先に ある先程鬱のいたベランダが目に映る
そこには、柵の上に乗っている灰皿と
新品の煙草が一つ、入れられていた
トンビ
トンビ
トンビ
トンビ
トンビ
トンビ
トンビ
トンビ
トンビ
トンビ
トンビ
トンビ
トンビ
トンビ
トンビ
トンビ
トンビ
トンビ
トンビ
トンビ
トンビ
トンビ
トンビ
トンビ
トンビ
トンビ
トンビ
トンビ
コメント
13件
見るの遅れてしまったぁぁぁぁぁぁあ………… しゃおちゃぁぁぁぁぁぁん……
え?なんですか?この神作品?神超えて仏ですわ?))素晴らしい作品に出会えて嬉しいです〜!フォロー、ブクマ、失礼します〜
トン氏と謝り合うところで涙ガチで出たんよ、で、お前誰と喋っとったんや?で察しがついて、ちょうどテレビで怖い音楽流れ出して鳥肌たった!初っ端からこんなすごい作品を、、よよよ、、、応援してるよ!