ドンッ!
大きな音が響き渡った
それと同時に僕は前へ勢いよく背中を押され突き飛ばされる
青
後ろを振り返ると
見慣れた服装に見慣れた髪型の人が 倒れていた
青
青
僕の問いかけには答えず倒れたまま
辺りは赤い水でいっぱいになっていた
青
あぁ
僕は、なんで
死ねないの?
早く死なせてよ
青
青
起きるとそこはいつもの僕の部屋ではなく病院だった
黄
青
寝起きで朦朧としていたのが 一瞬で吹き飛んだ
青
黄
黄
そう言って君は僕からでている雫を手で優しく拭き取ってくれた
青
黄
黄
青
黄
アハハと苦笑いしている君
青
黄
青
黄
黄
黄
そんなことを言い無邪気に 君は僕に笑ってみせる
青
青
黄
青
青
黄
青
大丈夫と言った君は苦しいような悲しいような表情を隠すように笑っていた。
だけど僕は気づいてあげられなかった
君が、だんだんと死へ近ずいている と言うことを
ねぇ黄くん
黄くんは僕が死んだらどうするのかな
泣いてくれるかなそれとも笑う?
君が1人で悲しむなら笑ってくれた方がいいなぁ、なんて
でももしも君の方が先に 死んでしまったら
僕は
迷いなく君の後を追うよ
壊れてしまうまえに
コメント
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フォロー失礼します。
フォローとこのシリーズ(?)のブクマ失礼します🙇♀️