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美男子好きの僕は、ブルーロックランキングNo.1に愛されてます？！

第18話 - 第十四話　新しい仲間

503

2024年04月11日

#ブルーロック

#二子一輝

#糸師凛

#BL

#微二子愛され

#凛二

さくら

わぁ！今日はやばい！

さくら

うん！

さくら

スタート！

潔世一(いさぎよいち)

話の脈絡っつーもんがないな

さくら

おい！！！

アレクシス・ネス

……………………

アレクシス・ネス

(まず…………カイザーに聞いてみますか)

アレクシス・ネス

ねぇ、カイザー

ミヒャエル・カイザー

なんだ？ネス

アレクシス・ネス

あの…………一輝の件なんですけど

ミヒャエル・カイザー

………………ああ、あの件か

アレクシス・ネス

……………カイザーは、どう思ってますか？

ミヒャエル・カイザー

俺はあれが一輝の本心だと思ってる

アレクシス・ネス

………………ですよねぇ

アレクシス・ネス

(ですよねぇ…………知ってましたよ、カイザーがそう言うって)

アレクシス・ネス

…………カイザーは、本当にそう思ってるの？

ミヒャエル・カイザー

は？

アレクシス・ネス

一輝は……………

アレクシス・ネス

本当は、すっごく優しいんですよ？

アレクシス・ネス

それはカイザーは知ってると思います

アレクシス・ネス

だから…………

ミヒャエル・カイザー

おいネス、これは一体なんの真似だ

ミヒャエル・カイザー

俺にこんなことを聞いてくるのは、お前だけだぞ

アレクシス・ネス

…………………僕は、カイザーの本心が聞きたかったんです

アレクシス・ネス

カイザーは自分の本心を曲げない人です

アレクシス・ネス

けど、それが間違った方に行くのなら、僕はそれを治したい……………

アレクシス・ネス

これに、カイザーの''本心''を聞きたい

アレクシス・ネス

ねぇ…………カイザー、一輝のあの言葉、本心だと思う？

ミヒャエル・カイザー

………………………考えてみる、かな

アレクシス・ネス

そうですかﾆｺｯ

二子を守り隊(4)

アレクシス・ネス

カイザー、少し考えてみるそうです

烏旅人(からすたびと)

そうか、ありがとさん

乙夜影汰(おとやえいた)

俺は蜂楽に聞いてみたよー

烏旅人(からすたびと)

なんて返ってきたん？

乙夜影汰(おとやえいた)

「二子っちは、絶対に何かあるから！あれは本心じゃないと思う☆」

乙夜影汰(おとやえいた)

って、言ってたよ☆

烏旅人(からすたびと)

そうか

氷織羊(ひおりよう)

僕、夜に潔くんに聞いてみることになったわ

烏旅人(からすたびと)

そうなん？

氷織羊(ひおりよう)

うん、あ、そうや烏くん、そっちはなんか収穫あった？

烏旅人(からすたびと)

こっちはあの斬鉄はこういっとったで

烏旅人(からすたびと)

「二子は絶対にそんなこと言わない！二子には絶対に何かある！」

烏旅人(からすたびと)

って言っとったわ

アレクシス・ネス

皆さんはすごいですね……………

烏旅人(からすたびと)

とりあえず、仲間ができたら、ここに報告頼む

アレクシス・ネス

分かりました

アレクシス・ネス

頑張って…………カイザーを味方にするﾎﾞｿｯ

ミヒャエル・カイザー

ネス？何か言ったか？

アレクシス・ネス

あ、いいえ！何も言ってませんカイザー！

氷織羊(ひおりよう)

ﾍﾟﾀﾍﾟﾀ

氷織羊(ひおりよう)

(今日…………潔くんと話すことになったけど………………)

氷織羊(ひおりよう)

(僕…………しっかり話せるんかな？)

氷織羊(ひおりよう)

(あー、えらい不安やわ)

ウィーン

潔世一(いさぎよいち)

あ、氷織！

氷織羊(ひおりよう)

潔くんﾆｺｯ

潔世一(いさぎよいち)

なんだ？俺に話って

氷織羊(ひおりよう)

……………………二子くんのことなんやけど

潔世一(いさぎよいち)

………………あいつの事か

氷織羊(ひおりよう)

……………ｯ、あいつって！

潔世一(いさぎよいち)

なぁ氷織、もう二子と関わるの、辞めたらどうだ？

氷織羊(ひおりよう)

………………はぁ？何言いてはるん？潔くん

潔世一(いさぎよいち)

だってあいつ、凛にあんなこと言ったんだぞ？！それなのに…………

潔世一(いさぎよいち)

まだ関わるのか？あんなやつと

氷織羊(ひおりよう)

………………二子くんの事、なんも知らんくせによぉゆうなぁ

潔世一(いさぎよいち)

は？

氷織羊(ひおりよう)

二子くんは！今苦しんでるんやで？！

氷織羊(ひおりよう)

嫌がらせされて、言いたくないことも言わされて！

氷織羊(ひおりよう)

潔くんは気づかなかったん？！二子くんがああ言った時の二子くんの表情！

氷織羊(ひおりよう)

近くで見てたなら分かるはずやん！

氷織羊(ひおりよう)

それなんに、なんで分からないん？！

氷織羊(ひおりよう)

それに潔くんは知ってるやろ？！二子くんが''優しい''って事を！

潔世一(いさぎよいち)

…………ｯ

氷織羊(ひおりよう)

二子くんは、絶対にそんなことは言わん

氷織羊(ひおりよう)

潔くんは信じなくても、僕は二子くんを信じとる

氷織羊(ひおりよう)

これだけは覚えておき

潔世一(いさぎよいち)

…………………分かった、けど、考えとく

氷織羊(ひおりよう)

……………そうか、分かったでﾆｺｯ

氷織羊(ひおりよう)

それじゃ、怒り散らして悪かったな

氷織羊(ひおりよう)

僕は少し風浴びてくるわ

潔世一(いさぎよいち)

……………おう

氷織羊(ひおりよう)

………………伝わった、かな………………

氷織羊(ひおりよう)

(僕の思い……………伝わるとええな…………)

潔世一(いさぎよいち)

………………………

氷織にああやって言われたのは初めてだ

氷織は、すっごくおとなしくて、優しくて、穏やかで可愛い系の子

そんな氷織が、あんなに声を荒げて言ったのは、きっと今回が初めてだ

潔世一(いさぎよいち)

ｷﾞｭｯ(胸を掴む)

''二子くんは！今苦しんでるんやで？！''

''嫌がらせされて！言いたくないこと言わされて！''

氷織がああ言ってから、あのことがやけに突っかかる

潔世一(いさぎよいち)

(二子はいじめられてるのか？)

潔世一(いさぎよいち)

(でもあいつ…………全くそんなそぶりを見せなかった)

潔世一(いさぎよいち)

あ''あぁもう！なんなんだよこれ！

潔世一(いさぎよいち)

(俺………どうすればいいんだよ…………)

潔世一(いさぎよいち)

(……………頭冷やすために散歩するか)

潔世一(いさぎよいち)

ﾍﾟﾀﾍﾟﾀ

潔世一(いさぎよいち)

二子………………なんなんだ？

潔世一(いさぎよいち)

(あいつはいじめられてるかもしれない………………)

潔世一(いさぎよいち)

(けど、俺たちには全くそう言うそぶりを見せなかった……………なんでだ？)

潔世一(いさぎよいち)

(俺らは全く信用されてなかったってことかよ……………クソッ！)

潔世一(いさぎよいち)

あー、まじで分かんねー

潔世一(いさぎよいち)

ﾄﾞﾝｯ

？？

ﾄﾞﾝｯなんだ？

潔世一(いさぎよいち)

ﾄﾞｻｯいってて……………すいま………って、カイザー？！

ミヒャエル・カイザー

なんだ、世一じゃないか

潔世一(いさぎよいち)

え…………なんでこんな時間に、起きてるんだ？

ミヒャエル・カイザー

………………………少し考え事をしてただけだ、お前には関係ない

潔世一(いさぎよいち)

……………………二子の事か？

ミヒャエル・カイザー

……………ネスから話を聞いたのか？

潔世一(いさぎよいち)

いや、これは氷織から聞いた

ミヒャエル・カイザー

………………少し話そうじゃないか

潔世一(いさぎよいち)

おう、今回だけは良いぜ

ミヒャエル・カイザー

…………と、言う感じになったんだが、世一はどう思う？

潔世一(いさぎよいち)

俺は……………まだ、二子を信じてない

ミヒャエル・カイザー

……………だよな、あいつがいじめられてるって証拠もないし……………

ミヒャエル・カイザー

信じれる奴がいたのは驚いたが

潔世一(いさぎよいち)

うん、これm

____い

潔世一(いさぎよいち)

え？？

ミヒャエル・カイザー

な………なんだ？

や______て、痛い

あ__________な！

お前__________よ！

潔世一(いさぎよいち)

なんだ？この声………………

ミヒャエル・カイザー

あんな声のやつなんていたか？ここに

潔世一(いさぎよいち)

うーん…………覚えがない

潔世一(いさぎよいち)

でも、音の発生源のところ、分かったから行くぞ

ミヒャエル・カイザー

世一、正気か？クソ変なのに巻き込まれるかもしれないぞ？

潔世一(いさぎよいち)

何いってんだお前、痛いとかいってる奴がいんだぞ？ほっとけるかっての

ミヒャエル・カイザー

はぁ…………世一は本当にヒーローちゃんねぇwww良いぞ

潔世一(いさぎよいち)

よし、じゃあこっちだ

潔世一(いさぎよいち)

ここら辺……………だな

ミヒャエル・カイザー

ああ

？？

痛い………やめてｯ、くださいｯﾎﾟﾛﾎﾟﾛｯ

潔世一(いさぎよいち)

…………ん？この喋り方……………ネス？

ミヒャエル・カイザー

何言ってるんだ、ネスは今、羊と一緒に居るぞ

潔世一(いさぎよいち)

じゃあ、違うか…………

潔世一(いさぎよいち)

(じゃあ………誰だ？)

？？

なー、お前、大嫌いって言ったんだってなwwww

？？

それに、大嫌い以上に言ったしwww

？？

ちゃーんと、俺らの''命令''に応えられて、えらいなぁwwwwﾄﾞﾝｯｺﾞﾝｯ

？？

ｱｶﾞｯありが、とうございｯｯますﾊｧｯﾊｧｯ

？？

なーなー、''二子''くん

潔世一(いさぎよいち)

(二子？！)

ミヒャエル・カイザー

(一輝？！なんで……………)

？？

お前さぁ、死んでくれない？

二子一輝(にこいっき)

……………は？死ぬ？

モブ2

そう、''死ぬ''

モブ2

お前さぁ、うざいんだよ、それにお前が居るおかげで俺、ブルーロックランキング最下位なの、分かる？

二子一輝(にこいっき)

……………………ｯ

モブ2

俺が順位上がるためにも、みんなのストレス軽減のためにもさぁ……………

モブ

死んでくれない？嫌われ二子くんﾆｺｯ

二子一輝(にこいっき)

…………………

潔世一(いさぎよいち)

(二子…………本当にいじめられてたんだ…………じゃない！)

潔世一(いさぎよいち)

(なんでいじめられてるんだ？！なんで二子は抵抗しないんだ？！)

潔世一(いさぎよいち)

(あいつならきっと、色々言って抵抗したりするだろ？！なのになんでだ？！)

潔世一(いさぎよいち)

(…………‥俺が、あいつを助けないと)

潔世一(いさぎよいち)

………………なぁ、カイザー

ミヒャエル・カイザー

なんだ？世一

潔世一(いさぎよいち)

俺とお前で二子を助けるぞ

ミヒャエル・カイザー

………ああ、良いぞ

二子一輝(にこいっき)

死にませんよ、僕は

モブ

は？

二子一輝(にこいっき)

…………僕は、世界一のストライカーになりにここに来ました

二子一輝(にこいっき)

なので、絶対に死にません

二子一輝(にこいっき)

僕は、あなたにどんなに酷いいじめをやられても、絶対に死んだりはしない

二子一輝(にこいっき)

世界一のストライカーになるまではｷﾞﾗｯ

モブ

てめぇｯ！調子乗ってんじゃねぇぞ！

モブ

ﾌﾞﾝｯ(カッターを二子に振りかざす)

二子一輝(にこいっき)

っ！

ミヒャエル・カイザー

ﾄﾞﾝｯ!(モブを蹴り飛ばす)

二子一輝(にこいっき)

……………え？

二子一輝(にこいっき)

カイザー………くん

ミヒャエル・カイザー

なぁお前、さっきから何をやっているんだ？

モブ

な…………なんだよ！お前！

ミヒャエル・カイザー

ここに居て、この俺を知らないのか？

ミヒャエル・カイザー

俺はブルーロック、ドイツ棟のバスタードミュンヘンの青薔薇帝王

ミヒャエル・カイザー

''ミヒャエル・カイザー''様だぞ？

モブ

はぁ？！ﾁｯ

モブ

じゃあ、なんでここに居んだよ！ここは、誰も知らない秘密の場所だぞ！

ミヒャエル・カイザー

つい暇で散歩をしててな、そしたらこのザマ…………

潔世一(いさぎよいち)

二子！

二子一輝(にこいっき)

あ…………潔くん…………

潔世一(いさぎよいち)

二子！怪我は？！

二子一輝(にこいっき)

あ…………ﾎﾟﾛﾎﾟﾛｯ

潔世一(いさぎよいち)

二子？！

ミヒャエル・カイザー

世一、とりあえず、こいつは俺がどうにかする

ミヒャエル・カイザー

一輝は俺の部屋に連れて行ってくれ

潔世一(いさぎよいち)

分かった！行くぞ、二子！

二子一輝(にこいっき)

は、はい……………

ﾀｯﾀｯﾀｯﾀｯﾀｯﾀｯﾀｯﾀｯﾀｯ

ミヒャエル・カイザー

じゃあ……………こっからが本番だぞ？

ミヒャエル・カイザー

クソ外道どもが

潔世一(いさぎよいち)

ﾊｧｯﾊｧｯﾊｧｯﾊｧｯ

二子一輝(にこいっき)

あ、あの！潔くん！

潔世一(いさぎよいち)

ﾊｧｯﾊｧｯﾊｧｯ

ウィーン

潔世一(いさぎよいち)

ネス！！居るか？！

アレクシス・ネス

あ、世一、どうし………って、一輝？！

氷織羊(ひおりよう)

え、二子くん、その怪我どうしたん？！

潔世一(いさぎよいち)

今そんな事はいいから、早く傷の手当てを！

アレクシス・ネス

わ、分かりました！

二子一輝(にこいっき)

あ………す、すいま、せんｯ

アレクシス・ネス

怖がらなくていいですよ、大丈夫です

氷織羊(ひおりよう)

潔くん、何があったか教えてくれへん？

潔世一(いさぎよいち)

ああ、実は…………

氷織羊(ひおりよう)

そぉーゆうことかぁ……………

アレクシス・ネス

一輝、痛くないですか？

二子一輝(にこいっき)

はい、良くなりました、ありがとうございました

潔世一(いさぎよいち)

……………その、二子

二子一輝(にこいっき)

ﾋﾞｸｯな、なんですか？

潔世一(いさぎよいち)

えっと…………ごめん

二子一輝(にこいっき)

え？

潔世一(いさぎよいち)

俺…………二子に何があったか聞かなかった、二子が苦しんでることも知らなかった

潔世一(いさぎよいち)

俺、知らずに酷いこと言ってた

潔世一(いさぎよいち)

許されないと思うけど、ごめん

潔世一(いさぎよいち)

(土下座)

二子一輝(にこいっき)

い……潔くん、土下座なんてしないでください

二子一輝(にこいっき)

あれは僕が悪いんです、凛くんに…………糸師くんに、あんなことを言ったから……………

二子一輝(にこいっき)

だから、潔くんは悪くありません、頭を上げてください

潔世一(いさぎよいち)

二子ぉ…………お前は天使だぁぁぁぁぁ！

潔世一(いさぎよいち)

ｷﾞｭｰ

二子一輝(にこいっき)

うわっ、ちょっ、傷開いちゃうんですけど

潔世一(いさぎよいち)

うわああ？！ごめん！

二子一輝(にこいっき)

ふふっ、いいですよ

ウィーン

潔世一(いさぎよいち)

ん？

ミヒャエル・カイザー

おい世一、一輝は居るか？

二子一輝(にこいっき)

あ、居ますけど？

ミヒャエル・カイザー

あいつは絵心に渡してきた

ミヒャエル・カイザー

今、あいつは絵心と事情聴取してるところだ

二子一輝(にこいっき)

そうなんですか？

ミヒャエル・カイザー

ああ、多分、絵心に絞られてると思う

二子一輝(にこいっき)

ひぇぇ…………絵心さん、怖ぁ

二子一輝(にこいっき)

あ…………あの、皆さん

潔世一(いさぎよいち)

なんだ？

ミヒャエル・カイザー

なんだ？

アレクシス・ネス

なんですか？！

氷織羊(ひおりよう)

どうしたん？

二子一輝(にこいっき)

その…………糸師くんは、どうですか？体調とか…………

潔世一(いさぎよいち)

………………凛か

二子一輝(にこいっき)

はい、僕はあの後からずっと、糸師くんとは、関わってなくて……………

二子一輝(にこいっき)

それで…………気になってしまって………………

潔世一(いさぎよいち)

…………凛は最近、めっちゃオーバーワークなんだよ

アレクシス・ネス

え？凛が？

ミヒャエル・カイザー

あの凛が？本当か世一

潔世一(いさぎよいち)

ああ、なんか最近、自分を追い込んでる感じで

氷織羊(ひおりよう)

ああ、そう言えば、烏からもそう言う話、聞いたで

潔世一(いさぎよいち)

烏からか？

氷織羊(ひおりよう)

うん

氷織羊(ひおりよう)

最近、凛くん、よう魘されてる感じでな

氷織羊(ひおりよう)

なんか………寝言で''二子''って、言っとるらしいんよ…………

二子一輝(にこいっき)

………………僕のせいだ

潔世一(いさぎよいち)

二子？

二子一輝(にこいっき)

僕が…………‥あんな事言ったから…………ﾎﾟﾛﾎﾟﾛｯ

二子一輝(にこいっき)

僕が、あんな酷い事言ったから、''凛くん''を傷つけちゃった………………

二子一輝(にこいっき)

僕が悪いんです……………僕のせいで凛くんは……………

潔世一(いさぎよいち)

二子！落ち着け！

二子一輝(にこいっき)

落ち着けるわけないじゃないですか！

潔世一(いさぎよいち)

ﾋﾞｸｯ

二子一輝(にこいっき)

僕が凛くんを壊した……………凛くんを傷つけた……………

二子一輝(にこいっき)

僕が………僕が凛くんを！

氷織羊(ひおりよう)

二子くん！

二子一輝(にこいっき)

ﾊｯ

氷織羊(ひおりよう)

落ちつきぃ…………ﾎﾟﾛﾎﾟﾛｯ

二子一輝(にこいっき)

あ………氷織くん……………ﾎﾟﾛﾎﾟﾛｯ

氷織羊(ひおりよう)

僕は、二子くんはなんも悪くないって、思っとるよ？

氷織羊(ひおりよう)

二子くんは、被害者や、加害者やない

氷織羊(ひおりよう)

二子くんは、いじめられてるんやろ？

氷織羊(ひおりよう)

それで二子くんは凛くんを守りたいから、傷つけたくないから

氷織羊(ひおりよう)

嫌われる様な事言ったんやろ？

氷織羊(ひおりよう)

やから…………ﾎﾟﾛﾎﾟﾛｯ二子くんはわろうない

氷織羊(ひおりよう)

そこだけは、分かってくれや………………

二子一輝(にこいっき)

氷織くん………………ﾎﾟﾛﾎﾟﾛｯ

二子一輝(にこいっき)

僕…………凛くんに、酷いことした……………ﾎﾟﾀｯ

二子一輝(にこいっき)

凛くんを傷つける様な事言って…………ﾎﾟﾀﾀｯ

二子一輝(にこいっき)

嫌いって……言っちゃった………………ﾎﾟﾀﾀｯ

二子一輝(にこいっき)

僕……………どうすれば良いんですか…………

潔世一(いさぎよいち)

二子、お前はどうしたい？

二子一輝(にこいっき)

………え？

潔世一(いさぎよいち)

二子は、凛とまた話したい？

潔世一(いさぎよいち)

それとも、もう話したくない？

二子一輝(にこいっき)

………………………

二子一輝(にこいっき)

僕……………凛くんと話したい！

二子一輝(にこいっき)

凛くんとまた、たわいのない話をしたり、怒ったり、したい！

二子一輝(にこいっき)

また………………沢山、笑いたい！

潔世一(いさぎよいち)

そうだ、そのためには……………まず、きちんと話さないとな

二子一輝(にこいっき)

はい！

氷織羊(ひおりよう)

…………じゃあ、とりあえず、仲間分け(？)でもする？

潔世一(いさぎよいち)

仲間分けって何？？

氷織羊(ひおりよう)

んまぁ、人数確認って感じ？かな

氷織羊(ひおりよう)

まず、潔くん

潔世一(いさぎよいち)

うん

氷織羊(ひおりよう)

カイネス

ミヒャエル・カイザー

なんで俺たちは普通に名前で呼ばれないんだ

氷織羊(ひおりよう)

めんどくさいねん、外国人は

氷織羊(ひおりよう)

んで、烏に乙夜くん

氷織羊(ひおりよう)

これでええか？

潔世一(いさぎよいち)

うん！良いぜ！

二子一輝(にこいっき)

あ…………………ｶﾞﾀｶﾞﾀ

アレクシス・ネス

い、一輝？！どうしたんです？！

二子一輝(にこいっき)

今更ですけど僕…………他の人に話しちゃった…………ｶﾞﾀｶﾞﾀ

二子一輝(にこいっき)

みん………なが、いじめられる…………

二子一輝(にこいっき)

(僕がいじめられるのはまだ良いけど、皆んながいじめられるのは、絶対に嫌だ……………)

二子一輝(にこいっき)

ごめん……………なさい

潔世一(いさぎよいち)

俺らは大丈夫だからな！俺ら、強いし！

氷織羊(ひおりよう)

そうやで、僕らに何かしてきたら、僕がサッカーでボッコボコのギッタギタにしてやるでﾆｺｯ

アレクシス・ネス

羊、何ちゃっかり怖い事言ってんですか…………

二子一輝(にこいっき)

でも……………

潔世一(いさぎよいち)

とーにーかーく！俺らは平気なの！

潔世一(いさぎよいち)

それより二子は、自分を心配しないと！

二子一輝(にこいっき)

え''

潔世一(いさぎよいち)

二子は、凛と仲直りする事！

潔世一(いさぎよいち)

それと、いじめっ子を対処する事！

二子一輝(にこいっき)

……………分かり、ました

潔世一(いさぎよいち)

よし！これで良いな！

アレクシス・ネス

じゃあ、今からお菓子パーティーします？

二子一輝(にこいっき)

え？今から？

アレクシス・ネス

はい、最近一輝、お菓子食べてないですよね？

二子一輝(にこいっき)

え…………まぁ

アレクシス・ネス

じゃあ、気合い入れるためにも、お菓子食べましょう！

潔世一(いさぎよいち)

おお！良いな！なんのお菓子ある？！

アレクシス・ネス

えっとですね______

二子一輝(にこいっき)

……………

二子一輝(にこいっき)

(僕…………良い友達を持てましたね…………)

二子一輝(にこいっき)

(いや…………友達、と言うより、''仲間''、か…………)

二子一輝(にこいっき)

(ふふっ、皆んな…………凄い楽しそう…………)

二子一輝(にこいっき)

ふふっ、楽しそうですね………ﾎﾞｿｯ

潔世一(いさぎよいち)

あ！二子、今笑った！

二子一輝(にこいっき)

え？

潔世一(いさぎよいち)

二子さぁー、最近、全然笑ってなかっただろ？

潔世一(いさぎよいち)

だから、やっと笑った！ﾆｺｯ

二子一輝(にこいっき)

あ………………

二子一輝(にこいっき)

(確かに…………最近、笑ってなかった………………)

アレクシス・ネス

僕、一輝の笑顔、好きですよ

二子一輝(にこいっき)

え？！

アレクシス・ネス

なんか、ふんわりしてて、可愛いなぁって、思うんです

潔世一(いさぎよいち)

俺も俺も！

ミヒャエル・カイザー

俺も好きだが？

二子一輝(にこいっき)

………………

二子一輝(にこいっき)

ありがとうございます！皆さん！

さくら

以上！終わり！！

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