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岩谷大智

なぁなぁ!

定本春弥

ん?何?

榎本遥輝

どうしたの?

岩谷大智

今日の帰りにさ、美人な巫女がいるって噂になってる神社に行ってみないか!?

坂本達也

美人な巫女ぉ?

恵利原京香

私も気になる!

定本春弥

それって白雪神社ってとこ?なんかSNSでもすごい話題に上がってるけど。

岩谷大智

そうそう!噂によるとさ、すっごいスタイルのいい綺麗な白髪碧眼の美少女が巫女をやってるらしいんだよ!

坂本達也

それは気になるぜぇ!

岩谷大智

春弥も行くだろ!?

定本春弥

はぁ…わかった。行くよ、行けばいいんだろ?

恵利原京香

決まりだね!

岩谷大智

じゃあ放課後に校門で待ち合わせな!

こうして仲のいい5人は白雪神社へ参拝することになった。

そして放課後。

恵利原京香

おまたせ〜!

岩谷大智

遅せぇぞぉ!

恵利原京香

ごめんごめん掃除が長引いちゃって!

定本春弥

掃除は仕方ない気がする。

坂本達也

じゃあ早速行こっか!

こうして仲のいい5人は白雪神社へと向かった。

岩谷大智

白雪神社って…結構遠いんだな……

坂本達也

結構近いのかなって思ってたけどまさか駅から電車で数駅乗るとは思わなかったよ()

恵利原京香

ね〜…

定本春弥

……懐かしい……

榎本遥輝

どうしたの貞本くん。黙り込んじゃって。

定本春弥

いや…この神社…過去にも来たことあってな……

恵利原京香

そうなんだね〜

白雪琴葉

あ!

白雪琴葉

ようこそお参りくださいました!

白髪の少女が元気な声で挨拶をした。

岩谷大智

この子が噂の巫女の美少女かぁ…噂通り超可愛いぜ……

恵利原京香

私もスタイルには自信あったけどこれは負ける…肌も綺麗だし…

榎本遥輝

噂通りの美人さんだ…

坂本達也

やっべ惚れそう

定本春弥

……??

みんなは少女の体や顔を見ていたが、春弥はその少女の頭の上にある何かに気づき、頭がこんがらがる。

定本春弥

(え…あれ猫耳だよね?なんで猫耳着いてんの?え、何?そーゆーコンセプトの神社だっけここ?)

岩谷大智

どうした春弥?あの子の頭の上じっと見て。

定本春弥

え、お前らにはあの猫耳見えないの?

岩谷大智

何言ってんだ?猫耳なんてないじゃんかよ。

定本春弥

え?(俺だけ見えてんの?)

岩谷大智

ていうかとりあえず賽銭投げないとな!

定本春弥

お、おう…

5人は賽銭を投げ入れ、手を合わせた。

恵利原京香

私たちこれからご飯食べに行こうと思ってるんだけど春弥はどうする?

定本春弥

俺はいいや。もうちょっとここいたいし。

岩谷大智

そっか!じゃあまたな!

4人は春弥に別れを告げて近くのファミレスまでご飯を食べに行った。

白雪琴葉

…どうかされました?

定本春弥

いや…君…猫耳あるよね?

白雪琴葉

…い、いや…猫耳なんて生えてませんよ?

定本春弥

(動揺してんのか耳がちょっとプルプル震えてんな)

白雪琴葉

……ひょっとして…私の耳…見えてるんですか?

定本春弥

あ、あぁ…なんか見えてる。

白雪琴葉

周りの人には見えないようにしてたのになぁ…

定本春弥

ていうか思ったんだけどさ、君…琴葉…だよな?

白雪琴葉

…え?

定本春弥

なんかこの神社の雰囲気が懐かしいなと思ってたんだよ。俺だよ俺、定本春弥。小さい頃ここによく来てた。

白雪琴葉

ほ、本当に…春弥…さん?

定本春弥

そうだよ。小学校から中学まで別の街に行ってたから来れなかったけどな。

白雪琴葉

会いたかった…

定本春弥

え?

白雪琴葉

会いたかったですぅぅぅぅ( ⋰꒳​⋱ )

白雪神社の巫女、もとい白雪琴葉は春弥に抱きついた。

定本春弥

ちょ、急に抱きつくな!その…当たってるから……

白雪琴葉

何を言ってるんですか?私たち小さい頃はよくこうやってひっつきあってたじゃないですかぁ( ⸝⸝⸝¯ ᵕ¯⸝⸝⸝ )

定本春弥

……まぁとにかく、久しぶりだな。琴葉。

春弥は琴葉の頭を優しく撫でる。

白雪琴葉

ひゃあっ!///

白雪琴葉

あの…その…耳…弱くて……

定本春弥

あ、申し訳ない。

白雪琴葉

でも私…春弥さんになら…好きなだけ撫でられたいです…(,,. .,, )

定本春弥

ぐっ…(可愛いかよこいつ……)

白雪琴葉

私の耳、すごくもふもふでしょ?

定本春弥

ま…まぁ…(理性を保つので精一杯だ……)

白雪琴葉

これでも耳のもふもふ加減には自信あるんですよ〜(⸝⸝ ¯꒳¯ )

定本春弥

そ…そうか……(まるで甘えて欲しい猫みたいだな……)

定本春弥

と、とりあえず今日は帰るよ。

白雪琴葉

そう…ですか…(. . `)

定本春弥

俺今ここからすぐのとこに住んでるからさ、気が向いたら遊びに来なよ。

白雪琴葉

ほ、本当ですかぁ!?- ̗̀ ( ˶'ᵕ'˶) ̖́-

耳がぴょこぴょこ動いている。これは嬉しい気持ちを表している

定本春弥

まぁそゆことだから。じゃあな

白雪琴葉

さよならです〜!!

神社から徒歩2分ほどのところにあるマンションに春弥は住んでいる(一人暮らし)。家賃等のお金は親から生活費込みで月50万円ほど送られてくる。実は春弥の実家はとても太い家系だ。

定本春弥

ふぅ……

定本春弥

飯食う時間もねぇや…今日はもう寝よ……

定本春弥

今日は色々あったなぁ……とりあえず寝るか……

春弥は深い深い眠りに落ちた。

翌日、この日は土曜日で学校は休みだ。春弥はいつもより若干遅めに目が覚めた。

定本春弥

な…なんだ……すごいいい匂い……が……え?

目を覚まして匂いがする方向をむくと、そこには琴葉が寝ていた。

白雪琴葉

んゅ……

定本春弥

……おい?

白雪琴葉

あ、おはようございます!春弥さん♡

定本春弥

なんでここ居んの?

白雪琴葉

私もここに住むことにしました!!

定本春弥

唐突だなおい。てかお前神社はどうすんだよ。

白雪琴葉

神社の方は私のお姉ちゃんが巫女をやってくれるらしいです!

定本春弥

お前お姉ちゃんっていたっけ?

白雪琴葉

実はこの間勤めてる会社がセ〇ハラが多いからやめたい!ってお姉ちゃんが言ってまして、今度こっちに帰ってくるんですよ!

定本春弥

な、なるほどな

白雪琴葉

私、これでも家事とか、洗濯とか得意ですよ!あとリラックスさせることも!

定本春弥

そ、そう…なの?

白雪琴葉

じゃあその証拠をお見せしましょう!

白雪琴葉

じゃあ春弥さん!私の太ももに頭を乗せてください!

定本春弥

それ…要はお前が膝枕したいってこと?

白雪琴葉

つべこべ言わないで早くしてください!( ⸝⸝⸝⩌⤚⩌*)

定本春弥

わ、わかったよ

春弥は琴葉の言う通りに彼女の太ももに自分の頭を乗せる。すると彼女の程よい肉付きの太ももの優しい感触が春弥を包み込む。

白雪琴葉

1週間お疲れさまです…今日はゆっくり休んでくださいね〜♡

定本春弥

(あ…あれ……なんか眠気が……)

琴葉の程よい肉付きの太ももの感触、母性の溢れる優しい声、そして頭を撫でるという疲れ即死3連コンボを春弥は見事にくらい、眠りにつくのだった。

白雪琴葉

寝顔も可愛いです♡

定本春弥

……

そして春弥が眠りから覚めたのは今から4時間後だったらしい。

4時間後、春弥は目が覚め、リビングへと向かった。

白雪琴葉

あ、目が覚めました?

定本春弥

なんかすごい疲れが取れた気がする。

白雪琴葉

そ、そうですか?嬉しいです…( ˶¯ ꒳¯˵)エヘヘ

定本春弥

可愛いかよ…

白雪琴葉

ふぇ?///

定本春弥

(やべっ…本音が)

白雪琴葉

か…可愛い…ですか?

定本春弥

うん…可愛い……

白雪琴葉

……//////

耳がすごい早さでぴょこぴょこ動く。可愛いと言われて嬉しいのだろう。

定本春弥

と、とりあえず晩御飯何にしようか。

白雪琴葉

そ…そうですね!私が作りますよ!

定本春弥

いや、俺がやる。

白雪琴葉

私にやらせてください!私、春弥さんに助けられた恩を返したいんです!

定本春弥

そ、そうか…じゃあお願いしてもいいか?

白雪琴葉

任せてください!<(*¯꒳¯*)>

琴葉はすごいスピードでトンカツを作り、しかもお米から汁物も目に見えない早さで作り上げた。

定本春弥

は…早い……

白雪琴葉

これが私の料理スキルです!( *¯ ꒳¯*)ドヤァ

白雪琴葉

じゃあ早速食べましょう!

定本春弥

お、おう…いただきます。

白雪琴葉

いただきます!

2人は食事を始めた。春弥は琴葉の作ったトンカツの美味しさに驚愕し、自分では手も足も出ないなと心の中で思った。

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