ゾム
あいつが来てから約3週間
それからは特にいつも通りで変化はない
俺はまた眠くなり眠りにつこうとした
その時…
とても大きな爆発音が聞こえた
家には煙が入ってきてあたりはたちまち煙に包まれた
ショッピ
トントン
隣には古い中で友達のショッピくんがいた
そしてその隣にはトントンがいた
急に隣に現れたので動揺が隠せない
ショッピくんは驚いた眼をしていて
トントンは同じ光景を何度も見て慣れているかのように真剣な顔をしていた
外には急に雨が降り出し俺を見つめているもう一人の誰かがいた
???
ゾム
???
???
ゾム
トントン
トントン
そういうとトントンはどこからか剣を取り出し戦いを始めた
ショッピ
ゾム
ショッピ
目の前には森がある
光るダイヤの剣は名前も知らない奴を追いかけていた
???
トントン
ショッピ
ゾム
ショッピ
ゾム
???
トントン
相手は距離をとって弓矢を使って攻撃をしてくる
隙がないのでなかなか間合いに入れないようだ
木の上で的確に放つ矢は避けるのさえ難しい
ショッピ
ショッピ
ゾム
そういい、俺は森へと足を踏み込んだ
草木がパラパラと枯れて塵になっていく
走ってトントンの方に向かうと案の定あいつは木がなくなり下に落ちてきた
???
トントン
…トントンも一緒に
ゾム
ショッピ
ショッピ君は用意したスナイパーで奴を狙っている
???
高いところから叩き落されたので相手もなかなか立ち上がれないようだ
ショッピ君が引き金を引く前に奴は立ち上がり銃弾を避けた
ショッピ
???
トントンの口が何かを叫んでいる
何も聞こえない
そんなことを思っていると突然眠気が襲ってくる
それは他二人も同じようだ
トントンはこっちを見て何かを投げた
綺麗に薄青く輝く石だ
俺は残っている力を全部振り絞りその石を掴んだ
すると、あたりは大いなる光に包まれた
今夜はでないはずの満月が俺たちを照らしている
まるで俺は独りではないと叫んでいるように
トントンはそのまま疲れて寝てしまったようだ
ショッピ君はやっとのことで起き上がった
???
周りには何もなく、無知な世界が広がっている
上を見上げれば大きく輝く満月があたりを照らしている
ゾム
俺はトントンとの約束を思い出した
やっと理解できた。そして疲れも全て取れている
ゾム
俺は相手に向かって走る
相手は距離を離すために後ろへと走る
後ろを向けばショッピ君がスナイパーの準備をしていた
ゾム
俺は勢いよくジャンプした
それはまるで月面にいるかのようにフワフワと高く飛んだ
ゾム
???
ショッピ
俺がジャンプしショッピクンは引き金を引いた
あたりにドンッという音が響き渡る
上にある綺麗な満月は消え元の場所に戻っていた
???
俺が起き上がる前に彼は俺の持っていたナイフを引きはがし俺の胸に刺した
トントン
体から血が抜けていくのが分かる
刺された場所が焼けるように痛い
ショッピ
悔しいけど、もう終わりらしいな
トントン
ゾムが死んだ
「また」ゾムが死んだ
トントン
トントン
ショッピ
トントン
トントン
そういいながら俺は青い石を掴んだ
ゾム
風鈴
風鈴
風鈴
風鈴
風鈴
風鈴
風鈴
風鈴
風鈴
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