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夜、私と焦凍は目を覚ました
のどが乾いたからキッチンへと向かった
台所のほうから母の声が聞こえた
冷
お母さん…私…
冷
へんなの…もうダメ…
冷
子供たちが…日に日に
冷
あの人に似てくる…
冷
焦凍と累薙の…左側の目が
冷
時折とても醜く思えてしまうの…
冷
私…もう育てられない
冷
育てちゃダメなの…
焦凍
お…お母さん…?
焦凍はそう言い母は気づいたのか
振り向いた瞬間
そばにあったやかんの熱湯で私達にかけてきた
私は焦凍をかばい背中と腕
焦凍は左目に火傷を負った
母はあれから強制的に精神病院へと入院された