黒羽side
今日はKIDとしての活動がある
俺は多分一般的に見たら犯罪者になんて見えないだろう
普通の男子高校生だ
けど黒羽快斗は、”怪盗KID”と言う誰しも聞いた事のある名前を持っている
怪盗KIDは白い衣装を見に纏って、showをする
だが、その手は完全に黒く染まっている。
中森青子
か~いとっ!
黒羽快斗
あ?んだよ青子
中森青子
今日さお父さんにお弁当渡しに行くんだけど、快斗も一緒に行こ!
黒羽快斗
何時に行くんだ?
中森青子
え ~っとねぇ、18時半ぐらいかな!
19時半だから、タイトだけど行けるな
黒羽快斗
ok~ 一緒に行ってやるよ
中森青子
やった~!じゃあ帰ろ!!
黒羽快斗
おう
こうやって黒羽快斗としての日が過ぎる
と、思っていた。
中森青子
もぅ ~怪盗キッド早く捕まれ ~!!
黒羽快斗
急に大声出すなよ!
中森青子
だって、
お父さんには早く休んで欲しいんだもんっ、!
お父さんには早く休んで欲しいんだもんっ、!
黒羽快斗
それはそうだけど、っ
俺は怪盗KIDという事がバレてはいけない、絶対に
だから勿論、幼馴染の青子にも隠している
青子の父親は警察官をしている、しかも怪盗KID専門のだ
中森青子
快斗だってそう思うでしょ?!
黒羽快斗
っ、嗚呼思うよ、そりゃぁ、!
黒羽快斗
けど、っ、!
中森青子
?
黒羽快斗
っ、何でもねぇニコッ
黒羽快斗
早く、捕まると良いな、っニコッ
中森青子
うんっ!
中森青子
あっ、!ねぇ快斗---
黒羽快斗
----?
俺は今日もまた周りに自分に嘘を付く。







