朝 6:21
ピピピピッ! ピピピピッ! ピピピピッ!
目覚まし時計の音が部屋に鳴り響く。
冬紀
……んー…?
冬紀
…ふわぁー……
冬紀
あれ…もう朝か…
冬紀
おーい!風姫ー!起きてー!
冬紀
朝だよー!
風姫
……んー…うるさいなぁ…
風姫
…え…もう朝…?
冬紀
うん!
風姫
はやー…
冬紀
それは分かるけど…元気に行こうよ!
風姫
…これでも元気なのだけれど…
冬紀
えーそうなの?
冬紀
もっとテンション高く出来ると思うんだけどなぁー?
風姫
はいはい。テンションとかどうでもいいでしょ。
風姫
早く下降りるよ。
風姫
ってゆうか、メイドが起こしに来るじゃん。
冬紀
どーでも良いのかなぁー?
冬紀
あっ!そうだね!下降りよ!
風姫
うん。
食堂
朝 6:24
冬紀
皆おはよぉ!
風姫
……おはよ…
メイド
起きて来たのですね、お嬢様!
メイド
朝ごはんの準備は出来ています。
メイド
さぁ、席にお座り下さい。
冬紀
うん!
冬紀
風姫
冬紀
わぁ!とても美味しそう!
風姫
うん…美味しそう…
テーブルには野菜やご飯等バランスが取れており、飲み物は紅色(血液)の飲み物が置いてある。
メイド
うふふ、それは良かったです。
メイド
残さず食べて下さいね!
冬紀
うんっ!
風姫
うん…
冬風「いただっきまーす!/いただきます。」
冬紀
冬紀
風姫
風姫
冬風「ご馳走様でした!/ご馳走様でした…」
メイド
お粗末さまでした!
メイド
今日は何処か外出されますか?
冬紀
うん!今日も色んな吸血鬼に会うの!
メイド
そうなのですか。
メイド
風姫様は何処か行かれますか?
風姫
私は気が向いたらどこか行こうかな…
冬紀
気まぐれだねぇ…
風姫
私の体は殆ど気で出来ているから。
冬紀
何それw
メイド
ふふっ、それでは失礼致します。
冬紀
うん!ばいばい!
風姫
…じゃあね……
朝 9:00
冬紀
それじゃあ行ってくるー!
風姫
行ってらっしゃい…
メイド
行ってらっしゃいませ。お嬢様。
外へ出ると空は紅く、日差しが一切無い空。(背景青いけど、赤と思って…)
だけど、それは吸血鬼にとって最高の場所。
冬紀
(吸血鬼は日差しを浴びたら灰になるし…)
冬紀
(私は日差しを浴びただけで死ぬ位弱くはないけれど…)
冬紀
(仕方ないのかな…)
日光を浴びても死なない私にとって、ちょっと複雑なのだ。
この空を汚れない綺麗な碧に変えたいのだけれど…
それじゃあ死ぬ人も多いわ。
だから我慢しなくちゃならない。
まぁ何事も我慢しなくちゃならなら時だってあるわよね!
冬紀
(うんうん!元気で行こっ!)
冬紀
さーて…何処にい__
冬紀
あれは…
冬紀
あー君?
冬紀
おーい!あーくーん!!
アストラ・フィールス
あ?
冬紀
やっぱりあーくん!
アストラ・フィールス
おぉ!冬紀じゃねーか!
アストラ・フィールス
どうしてここに?
冬紀
あーくんこそ!
冬紀
いつもゆーくん(まだ登場していないキャラ)と一緒に居るんじゃなかったの?
アストラ・フィールス
いつもじゃねーよ。何時間もいたら俺とっくに殺されてるっつーの!
アストラ・フィールス
死なねぇけど。
冬紀
あ!そうだった!ゆーくんって男嫌いだった!
アストラ・フィールス
男の癖によ…
アストラ・フィールス
で、なんでここにいんだよ。
冬紀
んーなんかないかなーって!
冬紀
暇なの!
アストラ・フィールス
俺ん家来るか?
アストラ・フィールス
多分雪も勝手に入ってると思うけど。
冬紀
えっ!?いいの!?
アストラ・フィールス
おう!良いぜ!俺もちょうど暇だったし!
冬紀
やったー!
アストラ・フィールス
じゃあ行こうぜ!
冬紀
うん!