続き
伯爵
それでは早速、昼のゲームを開始するよ。
伯爵
隠された宝は
伯爵
ツァボライトの宝が1つ。
伯爵
タンザナイトの宝が1つ。
伯爵
エメラルドの宝が1つ。
伯爵
パールの宝が2つ。
伯爵
アメシストの宝が1つ。
伯爵
シリトンの宝が1つ。
伯爵
ラベンダーヒスイの宝が2つだ。
そう言われ皆、渋々、と言った感じで動き出した。
逢留
伯爵さんの言ってた事って冗談だよね…、?
とりあえず、1人で歩いて観覧車前まで来てみた。
でも、流石に心配なので電話をかけることにする。
貸与スマートフォンを開いくと、 目を疑う文字があった。
現在、7時15分。
逢留
え、?
ここに来る前まで、夕方で、
来たら明るくなっただけでもおかしいのに
時間は朝、?
とりあえず貸与スマートフォンの通話、を開く。
逢留
うーんと…、
逢留
文翔でいっか、
そうして陸海文翔と書かれた文字を押す
数回、コールがなった後、 文翔が出た
逢留
文翔?
文翔
『ん?』
文翔
『どした?』
逢留
いや、ただ、1人は流石に怖いなーって
逢留
ただでさえ知らない場所だから
文翔
『ふーん、』
文翔
『…逢留。これって本当だと思うか?』
逢留
うーん…
逢留
本当じゃないとは思うけど
逢留
本当だった場合がねぇ…
文翔
『てかちなみにだけど役職は?』
逢留
役職?
逢留
勿論村人。
逢留
正直、狼とか言うわけもないし
逢留
赤ずきんでも言わないでしょ〜
逢留
流石に
逢留
ちなみに文翔は?
文翔
『勿論村人☆』
逢留
だよね
文翔と話しながら観覧車近くを歩いてみる
が、宝は見当たらない
文翔
『てか逢留、現在地は?』
逢留
ん?
逢留
観覧車前だよ
文翔
『へー、』
文翔
『アトラクションって乗れるんかな』
逢留
どうしたのいきなり
文翔
『いやワンチャン、アトラクション乗り放題説が』
逢留
呑気かよ、
逢留
試しに乗ってみる?
文翔
『よっしゃ試せ』
逢留
OK、一回切るね
そう言って電話を切ると 観覧車乗り場へ行く
逢留
あ、やっぱり乗れる…ん…だ…、??!
乗ったゴンドラの隅には
パールの宝が置いてあった。
逢留
宝ってこんな感じなんだなぁ…
コイン状の形をしており、白色。
逢留
きれー…
逢留
というか観覧車に乗ったけど何時だろう、
そう思い時間を見ると
7時52分と書かれてあった
数時間が経過し、 現在、11時9分。
智恵瑠達は未だ、宝を見つけられていなかった
探しつつ、アトラクションで遊んでいるから、仕方ないけど、
沐
智恵瑠!!次あれ乗ろー!
そう言って沐が指を刺したのは数十m先にあるコーヒーカップ。
智恵瑠
いーよー!
そう言うと沐は走って コーヒーカップへ向かう。
すると
沐
!!
沐
智恵瑠!お宝あったよ!!
沐
青色のお宝!
沐
莉灯お姉ちゃん色だよ!
そう言って智恵瑠の死角に行く沐。
智恵瑠
沐!
智恵瑠
勝手に行かないでよー!
そう言って追いかけると
そこには
黄色の液体とその上に沐の服が置いてあった。
智恵瑠
ッッッ…!???
沐ッ…!?
伯爵
『参加者の諸君にお知らせだ』
伯爵
『陸海沐君がスコルの襲撃によって退場した。』
伯爵
『残り█名だ』