幸哉side
僕sideは初めてかな?
僕達は
まぁ、正確に言えば僕だけなんだけど
母さんが帰ってくるまで公園で暇つぶしてたんだよ
でもさ、不思議な子がいてね?
狂ったように遡りをしているんだよ
……まぁ、僕はこの子のこと知ってるよ
だって僕は……
______だからね
とまぁ、こんな感じでボーっとしてたら
ドスンッ
幸哉
……いくら知ってても急に音がしたら驚くよね
修哉
幸哉
修哉
幸哉
修哉
あの子は起き上がるから
修哉の足が折れる前に止めよう
幸哉
修哉side
さっきまで狂ったように遡りをしていた子が急に落ちた
大の字で倒れたまま動かない
近くに大人の人はいない いるのは僕と幸哉だけ
修哉
女の子は無事か
修哉
幸哉
幸哉と共に女の子の所に近づいた
あと一歩か二歩という所で急に幸哉が前に現れた
修哉
いきなり過ぎて幸哉に抱きついて押し倒したような形になった
それと同時に女の子が勢いよく起き上がった
修哉
幸哉
びっくりして幸哉を強く抱き締めた時に幸哉も少し驚いたみたいだ
ビクッってなった
かわいi((ウヴン
幸哉
そう思っていると僕は押し倒した状態だったのに気がついた
修哉
幸哉
そんな会話をしていると女の子が話しかけてきた
?
修哉
?
幸哉
?
幸哉
修哉
?
幸哉
修哉
幸哉
修哉
?
と、少し話して
修哉
?
幸哉
?
幸哉
修哉
それして僕は割ってしまったコップの換えを買いに行った
途中で幸哉には先に家に帰ってもらった
幸哉
修哉
幸哉side
幸哉
修哉と別れた後僕は小さく言った
修哉side
いいのが買えて良かった
そろそろ家に着く頃だろう
修哉
なんでだろ?
その時僕は何も疑わずに入った
幸哉
修哉
なんで母さんが縛られてる?
なんで幸哉が刺されてる?
なんで男が母さんが大事にしてたアクセサリーを持って幸哉を刺してる?
そう思ってると男が音もなく近寄ってきて
僕を部屋の中へ投げた
修哉
口から空気が盛れる
幸哉
目の前がチカチカする
?
幸哉
修哉
母
母さんが僕と幸哉に叫んでる
なんて言ってるか分からない
幸哉
?
幸哉
幸哉が倒れた
いや、
死んだ
そこから僕何か叫んだ
自分でも何を言っているか分からなかった
母さんは男に体当たりして胸にナイフが刺さった
理解できなかった
その後僕は刺された
母さんと幸哉の間に倒れた
母
母さんがなにか言っていた
が、それの真意を知ることは、終ぞ叶わなかった
そこは知らない街だった。
知っているものなど、見渡す限りに何一つとして見当たらない
見上げる空にも慣れた色はなく、どこまでも広がる漆黒の中
巨大な衛生だけが不気味に浮かんでいる
そう「夜」だ。
僕は……いや、僕らのような「子供」は「夜」を知らない
光溢れる日常とは隔絶された、大人達の世界。
踏み込んでいけない、大人達だけの世界。
いつも母さんを飲み込み、連れ去ってしまう、漆黒の世界。
……僕は「夜」が大嫌いだった
?
唐突に耳元で、そんな言葉を囁かれたような気がした
?
?
修哉
?
ネットリと耳にまとわりつく様なその声に、僕は徐々に怒りを覚え始めた
修哉
僕がそう言うと、囁く声はシュルシュルと奇妙な音を立てた
それは笑っている様にも、蛇が舌なめずりしているようにも聞こえた
?
?
修哉
僕がそう問いかけた途端音が消えた
まるで誰かに耳をふざかれたように
いや、塞がれた
驚いて見回すと、てらてらと揺れていたネオンも、ビル壁も、浮かんでいた月すら、その姿をくらましていた
修哉
と僕は叫んだが、もはや自分の声すら聞こえない
?
塞がれていた耳元いつの間にか離されていた
?
?
言葉の意味が分からない
苦しい、苦痛だ
そう思った時右手に暖かい何がが触れた
修哉
それを気にせず続ける
?
?
……大人ってなんだ。
なんだって母さんはこんな世界を……
?
心を忘れる?
?
?
保っていた意識が、いよいよ朦朧として来た
?
?
?
?
それと同時に僕の手から温もりが消えた
?
____
???
コメント
2件
ゔゔん...( ˘ω˘ )スゥッッッナルトのやつ書いたら500♡送るよーーー!!!!!!!