海月
天使視点
悪魔視点
閻魔視点
天使「閻魔…さっきはごめん……」 閻魔「いいからエナドリをくれよぉ〜……」 悪魔「なにを言ってる、バカか?」 閻魔「地獄行きにするぞ」 悪魔「やだなぁ、閻魔様にそんなこと言われると僕困るんだけど」 天使「喧嘩はやめんか」 仲介に入る だがこれが日常茶飯事 今はこれがいい、幸せだ
悪魔「いい加減にしろよ…」 閻魔といつもの口論喧嘩、最終的には天使が仲介してくれる 閻魔「ん?なんだ、なにがあった」 閻魔「なにッッ!?」 閻魔が声を荒げた 天使「なんややかましい」 悪魔「なにがあった」 閻魔「~~~~……」 悪魔「あ?」 閻魔が絶望に陥っているかのような震えた声で声を発す、だが聞き取れない
閻魔「最悪だ…」 天使「ん、?」 お偉いさんからの連絡、衝撃的な内容だった 地獄の極悪人が脱走し天国に向かっている(L) 閻魔「管理人だ!管理人を呼べッッ!!」 天使「はぁ?」 閻魔「地獄の極悪人が脱走したッッ!!」 悪魔「なにッ!?」 まずい…頭が回らない、徹夜をした結果だ、自業自得 ただ今回に限っては本当にまずい状況下に置かれている
天使「はぁッ…はぁッ」 今までにないほど走った走って走ってやっとの思いで目的地に着いたと思えば 衝撃の光景を目にした 天使「はっ……?」 血まみれの自分が立っていた 人間の頃の自分が(L) 悪魔「天使ッ!!見るなッッッ!!!」 悪魔が私の目を隠す、なにも見えない 閻魔「クソッ…どうすればッ、!」 悪魔「管理人は!?」 閻魔「現世に下見だッ!」 悪魔「はぁッ!?あいつ…!!」 天使「やだ…思い出させるなッッッ!!」 悪魔「悔いを断ち切れッッ!!」 閻魔「目を覚ませッッ!!」 悪魔&閻魔「流夏ッッ!!」 2人が私の…いや、人として生きていた頃の私の名を呼んだ そうするとスッと私の分身体、?が消えた
閻魔「管理人を呼ぶ、壱柱様を呼べ」 悪魔「弍柱様の方がいいんじゃ…」 閻魔「うるせぇ、壱柱様を呼ぶんだ」 いや、どうしようか やはり呼ばない方がいいか、神の方々を呼ぶには事が小さすぎる ???「なにをしている、閻魔よ」 閻魔「びくっ」 天使「壱柱様ッッ!」 悪魔「ばっ!」 閻魔「すっ」 皆が跪く 閻魔「お疲れ様です!」 壱柱「何故罪人が脱走している?」 閻魔「申し訳ありません、管理人が目を離した隙に逃げ出した模様です」 閻魔「すべて私の責任でございます、処罰はなんなりと、どうか御赦しを」 壱柱「まぁ良い、何故、弍柱を呼ばない?」 閻魔「ッッッ!?」 しまった…ここは悪魔の指示通り弍柱様を呼ぶべきだった 悪魔「弍柱様は本日ご欠勤なされております」 ナイス悪魔! 天使「嘘です、弍柱様はご出勤なされておられます」 悪魔「ふざけんな好感度アップのチャンスだったのよぉ!」 天使「ぐふぉあッッ!?」 天使「私女だよ!?」 悪魔「僕に慈悲はない」 悪魔が天使に足で腹を蹴った、本当に汝かと疑うほどの威力 自分も食らったことがある、二度とされたくない 天使「御前ほんとに女か…?いてて……」 悪魔「女だよ、男物が好きな、男の娘」 天使「握力は?」 悪魔「77」 天使「わーラッキー7!❤︎」 天使「じゃねぇよゴリラか」 壱柱「……」 閻魔「壱柱様…?」 流石に御怒りか、? 壱柱「あっはははッッ!!ww」 壱柱「面白いのぉッ!今回はそれに免じて赦そうぞッッ!!ww」 閻魔「……え?」
わーお 壱柱様御心広いなぁ…… 閻魔「ありがとうございます」 天使「閻魔…」 悪魔「極悪人が脱走…壱柱様、御指示を」 壱柱「弍柱を呼べ、今すぐだ、時間はある」 閻魔「御意」 壱柱「悪魔と天使は、着いてこい」 天使「御心のままに」 悪魔「仰せのままに」
海月
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いいねえ