書店の家。

佐久間side

俺が誕生日プレゼントを 受け取ると ラウは少し悲しそうな顔をした、。

気にかけるとまた少し 悲しそうな顔をした。

ラウは、何かをグッと堪えて 阿部ちゃん達の手伝いを始めた

阿部side

今日も一日が終わった。 だけど、ずっと気になることがある

ラウが悲しそうな顔をする。 心当たりはある。

ずっと我慢させてる 俺のせいなんだ この間だって、、

ラウも小学生だ。 我慢させすぎだ、、。

定休日、明後日か… よし、明後日は どこか遊びに行こう

母さん、父さん ラウは大きくなったよ

俺が責任もって育てるから 安心してね、

ラウが居ないとこの 書店は続けられてなかった、。

書店の生命線は、 ラウなのかもしれない。

こっからの、俺の物語、

いや、こっからの、俺らの物語、

絶対に成功させる。

母さん達の思いを背負って、、。