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茉奈
彩
茉奈
彩
茉奈
私たちが思うよりも
茉奈
彩
そばに居たかったんだ
ザラついた手触りの言葉で
茉奈
彩
茉奈
妙に目に染みる茜色に
縫い付けられたままで
茉奈
茉奈
彩
きつく抱きしめてくしゃくしゃになった
茉奈
彩
茉奈
彩
もう傷つける場所もない
彩
茉奈
彩
彩
茉奈
酷く膿んだ傷を押さえながら
茉奈
彩
茉奈
それがどうしようもなく嫌なのです
せめて私の前では
茉奈
彩
ボク達が息をする世界は
もうとっくに壊れていたけど
彩
茉奈
それでもあなたと見たその色は
ただあまりにも
茉奈
茉奈
彩
茉奈
歩き方を忘れた私たちは
茉奈
彩
茉奈
茉奈
彩
茉奈
茉奈
彩
茉奈
彩
茉奈
茉奈
茉奈
茉奈
あなたがいればいいよ
茉奈
彩
その躰の真ん中で軋んで割れそうな
茉奈
彩
噛み殺した声が
茉奈
彩
茉奈
彩
聞こえて走り出しだした
彩
彩
茉奈
彩
彩
茉奈
彩
茉奈
その指先が体温が触れた
茉奈
隠せないくらいにあなたへと音を立てて
酷く爛れて濁っていた空さえ
茉奈
彩
切なくなるくらい透き通って見えた
私たちの心臓が音を立てて
彩
茉奈
世界の中
それでもふたりで
茉奈
彩
茉奈
彩
茉奈