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もう十数年くらい前の話です
当時俺は受験が終わった春休みで毎日友達と遊びまわってました
俺と他四人でよく遊んでいたのですが
ここではそれぞれをA,B,C,Dとでも言っておきます
《登場人物紹介》
A・・グループのリーダー的存在、面白くて盛り上げ役
B・・グループの中で一番真面目、冷静で頭が結構良い
C・・少し不真面目な所もあるが、カリスマ性がある
D・・Cの彼女。テンションが高くて、笑い上戸
三月某日
A
B
A
C
D
C
D
D
C
A
俺
俺
A
A
旅行当日
B
A
D
C
D
俺
そうして楽しく旅行は始まった
五人とAの母親でAの家の車に乗り、駅でAの母親と別れた
そのまま俺達は電車に三時間乗り、さらにバスに一時間乗っての田舎町のAの別荘に着いた
D
B
C
A
俺
C
D
A
D
俺
C
B
C
俺
B
D
俺
A
夜
D
B
B
A
俺
B
A
A
C
C
C
D
D
C
A
A
D
その後
俺
A
A
B
D
D
C
C
D
C
俺
俺達はそのまま山の中に入った
舗装されていない砂利道を歩いていくと少し広々と斜面を切り開いてある所に着いた
A
B
C
C
D
俺
そうして俺達は花火を楽しんだ
そのあとDがもっと上に登って星空が見たいと言い始めた
CやBも賛成し、俺とAは嫌々付いていった
D
C
B
俺
D
俺
B
A
C
A
A
D
A
A
A
A
A
俺
A
A
B
A
A
A
俺
C
俺
C
C
C
A
C
C
D
そして俺達は山頂に着いた
D
C
B
俺
C
C
A
C
C
D
D
C
D
C
B
B
A
俺
B
A
俺
俺
B
その場で俺とA、Bは明らかに異常な空気に気がついていた
しかしCとDはその場を離れなかった
D
C
D
俺とAとBは、CとDを必死で引っ張って連れ帰ろうとした
C
C
D
B
A
俺
C
C
D
D
D
D
B
B
A
そのあと、CとDをなんとか説得して山を降りた
だが、Dの様子はおかしいままだった
D
D
D
D
前後に揺れながら虚ろな目つきでそう繰り返していた
Cは山を降りてから、初めてDの異常な様子に気がつき自分が山に登るのを止めていたらと悔やんでいた
A
A
俺
A
B
C
C
C
B
C
D
D
D
D
D
その後、AはAの両親に電話をした
Aの両親は直ぐに駆けつけ、俺達を連れて近くの神社に行った
神社では神主が待っていて、Dのことをじっくりと見てから
「この子はもう助からない」
と言った
神主いわく、山に宿る何かが俺達に対して怒っているためにDが狂わされてしまったのだとか
そして、俺達もいつ狂わされるかわからないらしい
「白い光がその“何か”だから、なるべく茂みや影になっている所は見ないように
でも、例え見なくても狂わされてしまうこともあるから覚悟はしておけ」
「あと、狂いたくなかったらこの話をなるべく大人数に話すように
そうすれば、自分の所に来るまで多少は時間を稼げる」
「だがその分、他の誰かが犠牲になってしまうのを忘れるなよ」
という事だった
勘のいい人はここでもう気づいてるだろう
だが、今さら気がついても遅い
そうこの話は全て、自分の所に“何か”が来るまでの時間稼ぎのために話したのだ
すまない
でも狂いたくないんだ
その分、これを読んだ人が狂ってしまうが…
本当にすまない
これを読んだ君達も狂いたくないなら
大人数にこの話を広めることだ
この話が有名になればなるほど“何か”が来るまでに時間がかかる
ランキングなんかにのったら沢山の人がこの話を読むだろうな
どうするかはこの話を読んだ君達次第だ
あとはよろしく