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藍音@無期限活動休止中
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東 桃子
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俺の滾りを俺の熱をまた呼び覚ましてくれたのは
同じブルーロック内、最初のチームが同じだった潔世一だった
俺が走れてるのも俺の夢がまた熱を持ったのも潔世一が居たおかげ
本当に感謝してる人物
そんな潔世一という人物は
お互いナンバーワンを目指す俺の敵であり仲間
みたいな近くて遠いような間柄になっていた。
ブルーロック内では長い付き合いである自覚も
潔と仲が良いという自信もあるが、
潔世一の好敵手
という枠組みに俺の席はないし
これからも俺の席はできないという確信があった。
潔の心を揺さぶる好敵手は、凪、凛、馬狼とか、カイザーとかだと思う
俺と潔が戦いで1on1になることなんてほぼないし
潔が俺を喰らいたいと思うこともないだろう
潔と俺とじゃ戦い方が違うからな
まぁ、世界一のストライカーになるのは俺だし、潔にも勝つけど。
…とりあえず″すぐ″にサッカーで潔の一番になるのは難しいということだ。
さて、どうして俺がこんなことを考えているかわかる人はもう分かっただろう
俺は潔世一が好きだ
いや、好きだという自覚をさっきした。
多分好きになったのは俺の滾りを呼び覚ましてくれた時
じゃあなぜこんなにもズルズルと自覚せずここまで来てしまったのかと言うと
『サッカーをしていると潔のことを忘れるから』だ。
俺の中でいちばん大切なのはサッカー。 次に潔
そのせいで自覚がこんなにも遅れた。
考えてみれば簡単だったのだ
2次選考で置いていかれた時に腹立ったし
潔負かして凪取って泣かせてやりたかったし
潔が別のやつの話するとモヤッたし
一緒に遊ぶの超楽しいし
遊んだ後、別れたらまだ一緒に居たかったとか女々しいことだって思ったし
潔はお日様のいい匂いするし
可愛いし
シャンプーする度に潔思い出すし。
…ブルーロックだから潔だけじゃなくてみんな同じシャンプーなんだけどな。
と、まぁサッカーしてる時とサッカーのこと考えてる時以外は
寝ても醒めても潔のことを考えてた。
もうこれは大好きだろう。
俺以外にこんなにも潔のこと思ってる奴居るか???
……否、居るか…。
俺は欲張りだからサッカーも潔もどっちも欲しい。
だからこんなにも思考を巡らせてる訳だが
どうにもいい考えが浮かばず
思考が堂々巡りだ。
あのサッカーバカだからな…
どーせサッカー以外に興味無いし
どーせそのせいで童貞だし
どーせ恋愛経験も全く無い
考えすぎて頭痛くなってきたし
潔にも腹が立ってきた
なんで恋愛に興味ねーんだよ
俺の顔面可愛いだろうが好きになれよバカ
…どーせ俺も潔もサッカーが一番大事なんだ。
きっと潔は世界一のストライカーになるまで独身だろうし、恋愛もしないだろう。
そんなことを思っては俺は思考を投げ出して
身をベッドに沈めた。
まるでサッカーと結婚してしまいそうなそんな男に恋をした俺は
この恋の熱りを冷ますことに決めた。
″二頭追う者は一頭も得ず″
そんなことわざが頭を過ぎったからだ。
俺は潔よりサッカーが
世界一という称号が
欲しい。
だからこの溢れんばかりの愛は
本の中に吐き出した。
───
────
〇月○日
練習後の潔は雨に濡れたのかってぐらい汗まみれだった癖にそれがやけに様になってるように見えたのは俺が潔の事が好きだからなのか、普通に水も滴るいい男なのか…。 多分前者だけど、この魅力を知ったらみんな惚れちまうぞ。恋は盲目とか言うけど、そいつの隠れた魅力的な部分を目が拾い取れる様になるだけじゃねぇの?
コメント
3件
ヤバい千潔良すぎる!!
もう、この自覚の仕方、千切らしすぎて笑っちゃったけど切なくもなる……。「サッカーしてるときは潔のこと忘れるから」って理由で数年も好きって気づかなかったって、逆にどれだけ潔のこと考えてるかバレバレだよ(笑)。「二頭追う者は一頭も得ず」って決断する潔さも、千切のストイックなところが出てて好き。でも本に吐き出すって選択、すごく千切っぽくて納得。シーン切り替えの日記パートも雰囲気あって素敵でした!